やなせたかしのレビュー一覧
-
誰が読んでもわかるように。
でも、子どもだからってグレードを下げず、向き合う。そうすると、大人よりもむしろ子どもの方によく伝わる。
そういうものづくりの姿勢が素敵だなと思った。
やなせたかしの背景や哲学を知ってから「アンパンマンのマーチ」を聴くと涙が出そうになる。
Posted by ブクログ -
《私が参考になったこと》
◇人生は現在と未来しかない、それをなるべく楽しく面白く生きる
◇戦争経験を通して、悪いやつをやっつけるだけではなく、ひもじい人を助けるのもヒーローの役割では?→アンパンマンの誕生
◇正義を行うには傷つく事を覚悟する
◇幸せの中にいる時は「幸せ」は分からない
◇生きているから...続きを読むPosted by ブクログ -
40分間で読んで、最後に号泣。
あっという間に読める本ですが、やなせたかしさんの人生が凝縮されて詰まっている本でした。
ぼくの人生にも生かしていく。
やっぱり、アンパンマンが大好き。Posted by ブクログ -
アンパンマンが子ども達を魅了するのが不思議でした。アンパンマンを生み出したやなせ先生はどんな人なのだろうかと思って読んでみました。悲しいことやつらいことや寂しいこと…幼少の時からいろんな体験をされたから優しい世界が創れたのかなぁと思いました。
戦争がなければ、弟さんが生きていれば…どうしようもない...続きを読むPosted by ブクログ -
アンパンマンの見る目が変わった。
何のために生まれて何のために生きるのか。
読む時期によって、受け取り方は変わってくるけど
やなせさんの言葉は厚みがすごい。Posted by ブクログ -
この本を読む前に「夜と霧」を読んだばかりだったので、やなせさんの言う飢えた人に一切れのパンを差し出すことは逆転しない正義だと言う言葉がとても沁みました…
挫けそうになった時に読みたくなる本です。
うちの2歳の姪もアンパンマンが大好きらしいです。私が子供の頃からずっと人気が続いているのはすごいですよね...続きを読むPosted by ブクログ -
大好きなやなせたかし先生と弟さんとのエピソード。生い立ちと戦争と今と。
私の祖父の今際の言葉によく似た一文、驚いた。
「過ぎてしまえば人生も夢と同じだ。どこまでが夢で、どこまでが現実なのかわかりにくい。」
どうしようもなく先生の言葉に惹かれるのは、幼い頃遠くに行ってしまった祖父と似たものを感じる...続きを読むPosted by ブクログ -
切ない。ただ一人の肉親だったものな。
本人は出版する意図はなかったと言う。自分と弟のために書いた哀悼の本。
短いセンテンスの中に人への素直な感情も愛情の機微も余すことなく伝わってくる。これが詩人やなせたかしの実力か。
こういうバックグラウンドを知ると「生きているから かなしいんだ/うれしいんだ」と...続きを読むPosted by ブクログ -
1995年出版の復刻版。
やなせ氏が元気な頃のエッセイ。
ヘナチョコな性格や生き方が描かれていた。
やなせ氏の子どもに対する向き合い方は、素晴らしい。
大人より子どもの評価の方が辛辣で正しい。
子ども向けというのは大人の驕りでしかない。Posted by ブクログ -
美しいもの、わかりやすいものが好きで、そういうものをつくり、届けたい。
そんなやなせたかしさんの思いが体現された、美しく力強くあたたかなメッセージがわかりやすく紹介されているインタビューの書籍化。NHKがしたいい仕事の一つ。
新年一冊目がこの本でよかったと思う。
なんのために生まれて、なんのために生...続きを読むPosted by ブクログ -
人生に「たら」はない
過ぎてしまえば人生も夢と同じ
過去は自分の主観でしか振り返れない。
弟への想い、周りへの想い
後からじんわり沁みてくる。
柳瀬さんの悲しみに
柳瀬さんの愛の深さに
朝やになったような気持ち。
アンパンマンの世界を描く人が
見た世界を知りたくて
軽い気持ちで...続きを読むPosted by ブクログ -
小学校高学年向け伝記
アンパンマンの作者やなせたかしさんのインタビューを書籍化
アンパンマン誕生の背景、正義を行うことは難しい、不幸せになった時に幸せがわかる、やり続けることが大切など、やなせたかしさんの周りを元気にする魅力の秘密が、子どもにもわかりやすく書かれている。
特に心に残ったのは、正...続きを読むPosted by ブクログ