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Posted by ブクログ 2023年10月20日
まさに激動。
青春時代に戦争を生き延びて、一般企業の広報をやっていたことには驚いた。
サンリオの前の会社や手塚治虫などが出てきて昭和をタイムスリップしているような感覚になった。
アンパンマンのアニメが放送されたのが69歳。そこから90代まで仕事をし続けてアンパンマンを広めていくなんて、人生100年時...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月16日
本書は一言で言えばやなせたかし史だ。
語る人によって人生は悲劇にも喜劇にもなるが、このストーリーテラーの軽妙洒脱さには恐れ入る。
父を亡くし、母と生き別れ、従軍し、三越からサンリオから舞台から、様々な世界を変遷し、そして詩とメルヘンという今までのアニメにないルートからアンパンマンが生まれる。
終始...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月29日
最後、追加の後書きまで含めていい本だったなあと。
"なんのために生まれて
なにをして生きるのか
分からないまま終わる
そんなのはいやだ!"
この歌詞の深さにふと気づき、自分の人生を振り返り愕然としたのは20代も半ばだった。
これからも問い続けながら生きていくんだろうな。
奥...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月16日
尾田栄一郎さんが、自分の正義を尋ねられた時、ぼくは、やなせたかしさんファンでアンパンマン大好きだと、答えを濁していたけど、本書でそれが、献身と愛であることが分かってスッキリした。
挫折どころか、出発すらしていなかったという言葉が胸に響いた。
やなせさんですら、不遇な時代があったのだから自分も頑張ろう...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月15日
なんとなーーく手に取って、パラパラめくってみると 読みやすくスッと入ってくる文体。やなせさんにもアンパンマンにも 特別に思い入れがあるわけじゃないのだけど、大変興味深く読むことができました。
わたしが子どもの頃(平成初頭)にはもう アンパンマンは こどもの正義のヒーローとして確率されていたような記...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月21日
アンパンマンは幼児が成長していく過程の中の通過儀礼のような物だと思う。自分の子どもたちをみていると常々そう思うのだが、他はどうなのだろう。アンパンマンは著者が70歳を超えてからアニメ化され有名になった。著者自身がアンパンマンがなぜ幼児にうけるかわからないと述べている。著者自身、漫画家になろうと思って...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月21日
やなせさんの暖かい人柄に感動しました。
自分が思い描いた人生とは幾分それてしまったかもしれませんが、その時その時の人との出会いで、思わぬ方向へ展開していくところは、やはりやなせさんの人間性があったからこそだと思います。
きっと多くの人を惹きつける魅力があったのでしょう。
私もアンパンマンが大好きにな...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月27日
同著者の『わたしが正義について語るなら』よりも,深い内容の伝記になっています。わたしは,こちらの方が,読み応えがありました。大人向けですからね。
しばらく品切れになっていたのですが,こうして岩波現代文庫の1冊として,再度,世に出て来てくれました。あきらめていたのですが,よかったです。
構成とし...続きを読む
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