大芦治のレビュー一覧
-
心理学の実験30と言わずに、もっと教えてほしい。人の心を客観的に判断するのは難しいが、それを知れるきっかけとできる!ミルグラムの実験は恐ろしいけど、人は権威に従うなー、というのがよくわかる。Posted by ブクログ
-
無気力になるのはどういう時か。自分でコントロールできる場合とできない場合、どちらが無気力に陥りやすいのか。
その答えにも、性格や立場によって結果は違う。
動物実験で複数のパターンを実験し、無気力な状態はどうやって起こるのかを検証する。
また、鬱になりやすい人の考え方、鬱になりにくい人の考え方にも決定...続きを読むPosted by ブクログ -
心理学を初めて学ぶ大学1年生にとってはいい教材である。新書でもあり1000円以下なのでテキストに持って来いである。実験の基本線は押さえているが、その後の反証が書かれていない。例えばマシュマロ実験について、実際は親の養育態度が関連していることも書かれていないし、ワトソンの実験でも白いものを怖がる一般化...続きを読むPosted by ブクログ
-
過去に行われた実験について、なぜ行われたか?結果からわかることは?ということが書かれてます。
子供の学習や心の形成に関する実験が紹介されており、教育にも関連してて興味深かったです。
実験はやはり面白いですね。Posted by ブクログ -
タイトルだけ見ると、やる気を出すためのハウツー本に思えなくもないが、いざ読んでみるとサブタイトルどおりちゃんと心理学の本。しかも臨床の方ではなく、実験心理学の方。新書でコンパクトにまとまっているので、心理学を勉強している人には知識の確認にも役立つと思う。私もそうさせていただきました。Posted by ブクログ
-
本の大部分が「心理学の実験の内容•結果•解釈の詳細な説明→そこから得られる教訓、示唆」で構成されています。
紹介される実験の数がかなり多いので、そこでついていけなくなる読者が結構いるのではないかと推測します(私もそうです)。
多くの読者は、実験の詳細な理解ではなく、そこから得られる示唆、教訓を得るこ...続きを読むPosted by ブクログ -
学習性無力感の研究成果を概観する本。
タイトルにはないが、現代のうつ病の増大についても言及。「自己評価の増大」「共通認識の衰退※1」 がその原因とする説を紹介している。
無気力者の脳に起きている生理的な現象を解説する章は、精神論になりがちなうつ病について、それが病気なのだということを思い出させる...続きを読むPosted by ブクログ -
高橋昌一郎・新書ブログから。心理学といえば、大学時代に何となく面白そうだから選択したところ、思っていたのと違っててガッカリ、っていう思い出が…。さすがに今、そんなゲーム的イメージは持ってないんだけど、じゃあどんな学問かと問われると、言葉を濁すしかない。そんな自分なので、歴史的実験のあれこれを、系統立...続きを読むPosted by ブクログ
-
教科書というか、学術書というか、考えながら読んでいたので個人的に非常に読破に時間がかかった
自分は別に心理学の勉強もなにもしてない一般素人ではあるが、大変興味深く読まさせていただいた
今では出来ない実験も沢山あるし、正直その実験のあとその人の人生どうなったのかな、とか思うところはある
学力伸びた、と...続きを読むPosted by ブクログ -
・人間というのは意外に暗示に弱い
・アメリカなどの先進国でうつ病が増加している理由は、「自己評価の増大」と「共通の認識の衰退」にある。
・かつては食べてゆければよいとされていた職業においても、やりがい、名声、退職後の保証までなければ満足できなくなっている
・服装の選び方ひとつでも自分の評価に繋がって...続きを読むPosted by ブクログ -
[雑感]
■タイトルどおり無気力の原因について書かれており,
その対策(第7章 )についてはおざなり感を感じた。
■既知のことばかりではあったが,全体としては悪くない。
[備忘録]
■無気力にならないために重要なのは,状況を自分で
コントロールできていると思えていることだと言えよう。
(p5...続きを読むPosted by ブクログ -
学習性無気力…実験心理学…
心理を科学的に考えるってこういうことなのかと思った。実験で裏付けされたこと、根拠があるとされたことってちょっとしかないんだな
よく分からんかったPosted by ブクログ