大河内博のレビュー一覧

  • ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
    新幹線の車中で読んだが、涙するかと思った。ブルネイの大使館に勤務することに鳴った筆者が、現地の人との進まない人間関係や仕事を、偶然、好きだったバトミントンで地元に入り込むことにより、解決していくノンフィクション。現地の人の文化、慣習などをバトミントンを通して学び、一方、家族や上司とのコミュニケーショ...続きを読む
  • 《当事者》としていかに危機に向き合うか:震災復興の政治経済学を求めて2
    原発問題を契約理論で描く一章、意思決定問題として描く二章、そして政治学として描く三章、いずれも興味深い!特に三章のぶった斬り感は秀逸!
  • 《当事者》としていかに危機に向き合うか:震災復興の政治経済学を求めて2
    なじみのある政治経済学部の教授陣の執筆で、大学での学習のモチベーション向上につながった。
    このシリーズ、非常に読みやすくて勉強になる。
    特に最後の河野勝氏の「政策提言の方法論」は痛快な批評で納得させられた。
  • ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
    外務省を目指していた時17歳時に読みました。本人もお会いしました笑

    著者のキャラクターとコミカルな展開が相まって読みやすく、外務省のお仕事の泥臭さとかもまざまざと書かれていて楽しかったです。
  • ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
    バドミントンを通じての外交。
    家族との時間や睡眠時間を減らしてもバドミントンに熱中し、そして人脈を切り開いていく姿は、想像わ、超えている。バドミントンもしているけど、人脈作りのための努力も欠かさない。
    話のネタをポケットにメモしたり、マレー語を覚え受け入れられる努力をしたり。
    バドミントンばかりして...続きを読む
  • ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
     在ブルネイ日本大使館に二等書記官として赴任した経産省のノンキャリアの著者が、ストレス解消でバドミントンを再開しただが、ブルネイでは盛んであることを知り、やがて庶民から上は政府高官や王室ファミリーまで知り合いになるのだ。
     おとぎ話のようであるが、実際には家庭を顧みずに夜も休日もバドミントンに明け暮...続きを読む
  • 風化と闘う記者たち:忘れない 平成三陸大津波
    震災から2年たって、首都圏は何事もなかったようになっているけど、今もまだ戦いがおわってない。現地の新聞社の記者のレポート。
  • 復興政策をめぐる《正》と《善》:震災復興の政治経済学を求めて1
    授業をとったことのある教授陣の執筆だったので、読んでみた。
    授業で習ったことを震災関連の文脈に応用されてて、学習へのモチベーションアップにつながった!
    特に河野さんの「復興を支援することは、なぜ正しいのか」は秀逸だった!
  • 災害時にこそ問われる学級経営力:岩手・三陸編
    岩手三陸で実践されている学級経営リポートでここまで緻密にそして手厚く学級指導がなされているのかということを感動を持って理解することができました。

    被災地だからこそ原点に返ってしっかりした指針を基盤に丁寧に生徒たちに理解をもって対応しています。

    まだまだ被災の爪痕が深くの残るこの地だからこそ教師た...続きを読む
  • ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
    出向でブルネイの大使館に勤務することになり、上司のパワハラのストレスを解消するために再開したバドミントンで現地のコミュニティに分け入り、とうとう王室の人脈にまで食い込んだ国家公務員の話。

    執念と根性はすごいがご家族の立場になると複雑な気持ちになってしまう‥
  • 東日本大震災とコンビニ:便利さ(コンビニエンス)を問い直す
    東日本大震災発生によるコンビニ各社の被害状況と迅速な復旧過程をまとめた本。各社の対応内容はよく調査されているけれど、詳細な情報が文章で綴られているだけなので少しわかりづらい。ただ、東日本大震災においてコンビニがライフラインとして重要な役割を果たしたことは再認識できた。
  • 3.11津波で何が起きたか:被害調査と減災戦略
    本としては、中途半端だと思う。

    ただ、被災地の各市町村の被災状況、何メートルの津波がどこに来たか、地形の特色などを手っ取り早く確認するときには重宝する。
  • 地方自治体は重い負担に耐えられるか:「民」の力を結集する方法
    民活事例と、米国における公民連携による自治体運営の紹介、及び、公務員は、規定に熟知しているが故に、震災復興では、離脱規定を念頭に可能性を見出せる立場を活用して推進せよとの提言。