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「ブルネイと日本の架け橋になる!」。堅い決意で赴任したのはいいものの、この国独特の「社会の壁」にぶち当たって仕事は何一つうまく行かず、おまけに上司からのパワハラに遭って、暗い日々の連続。そんな中、ストレス発散で中学時代に熱中したバドミントンを始めたのだが……。下っ端外交官が「世界一の金持ち王国」でなしとげた奇跡と感動の実話。
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Posted by ブクログ
新幹線の車中で読んだが、涙するかと思った。ブルネイの大使館に勤務することに鳴った筆者が、現地の人との進まない人間関係や仕事を、偶然、好きだったバトミントンで地元に入り込むことにより、解決していくノンフィクション。現地の人の文化、慣習などをバトミントンを通して学び、一方、家族や上司とのコミュニケーショ...続きを読むンで悩む。日本の外交のあり方まで話が及ぶが、もっともだと思う。
外務省を目指していた時17歳時に読みました。本人もお会いしました笑 著者のキャラクターとコミカルな展開が相まって読みやすく、外務省のお仕事の泥臭さとかもまざまざと書かれていて楽しかったです。
バドミントンを通じての外交。 家族との時間や睡眠時間を減らしてもバドミントンに熱中し、そして人脈を切り開いていく姿は、想像わ、超えている。バドミントンもしているけど、人脈作りのための努力も欠かさない。 話のネタをポケットにメモしたり、マレー語を覚え受け入れられる努力をしたり。 バドミントンばかりして...続きを読むいるけど、そればかりでもなく、しっかりとブルネイの事も日本の事も考えており、ま、多少家族には苦労させているかなぁと感じるものの、爽快な、そしてワクワクする話だった。
在ブルネイ日本大使館に二等書記官として赴任した経産省のノンキャリアの著者が、ストレス解消でバドミントンを再開しただが、ブルネイでは盛んであることを知り、やがて庶民から上は政府高官や王室ファミリーまで知り合いになるのだ。 おとぎ話のようであるが、実際には家庭を顧みずに夜も休日もバドミントンに明け暮...続きを読むれ、心身とも消耗したのだ。帰国のたびに何かしら体に異常が出た。まじめで真剣なのである。そのような著者には、誰もが好感を感じるのだろう。読んでてもそう思うくらいだから、現地の人にも伝わったに違いない。 実名で紹介されるそんなエピソードも赴任終了で終わりと思いきや、最後に現代日本に苦言が呈されるのだ。これが鋭い批判でズシリと重い。実行の人だから説得力がある。キリっと引き締めて本書を終わるので、印象的な読後感を味わった。
出向でブルネイの大使館に勤務することになり、上司のパワハラのストレスを解消するために再開したバドミントンで現地のコミュニティに分け入り、とうとう王室の人脈にまで食い込んだ国家公務員の話。 執念と根性はすごいがご家族の立場になると複雑な気持ちになってしまう‥
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ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。
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大河内博
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