府川由美恵のレビュー一覧

  • 面白い物語の法則〈上〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    脚本術の中でも『SAVE THE CAT』や『ハリウッドリライティングバイブル』『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』に並んで名著と数えられる1冊。

    『物語の法則』というタイトルで以前出版されており、そちらも手に入りやすい本ではある。自分は知らずに買って、「あれ? これ読んだことあるぞ...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈下〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    下巻はウラジーミル・プロップのおとぎ話の構成や理論などについて語っている。
    ウラジーミル・プロップの著作は日本では代表作である『昔話の形態学』を含め、ほぼ絶版になっていて手に入りにくい(『昔話の形態学』は何度か再販されているが、その度にすぐ絶版になる)
    なので、手に入りやすい読みやすいかたちで学べる...続きを読む
  • 探偵コナン・ドイル
    コナン・ドイルが探偵役で
    ベル博士と一緒にジャック・ザ・リッパーを
    追う話
    まさか黒幕があの人だとは思わなかった!
    黒幕が分かった状態でもう一度読みたいと思った。
    シャーロック・ホームズとは違う感じで
    面白かった!
  • 探偵コナン・ドイル
    史実をないまぜながらの展開に読む手が止まらなかった。時はビクトリア朝時代。クラシカルな雰囲気を醸し出しているので連続猟奇殺人のグロさもそこまで気にならなかった。ミステリーそのものはそんなに凝ってはいないが、ドイル、ベル教授、マーガレットの生き生きした描写に満足。次作も待ちどおしい。
  • 探偵コナン・ドイル
    1888年に発生し、ロンドンを震撼させた切り裂きジャックによる連続殺人事件。その史実をベースとして、作家コナンドイルが事件に挑むというフィクションです。読んでいくうちに、フィクションとは分かっていても、本当にこんなことがあったのか?と錯覚してしまうくらいに物語の舞台に引き込まれていきました。
    ハヤカ...続きを読む
  • 脳が読みたくなるストーリーの書き方

    わかりやすく、面白い。

    小説の中では全て登場人物たちの感情が先にあり、その結果、行動や出来事があるということが、とてもわかりやすく解説されていて参考になった。読者は『なぜ?』『なにが起きた』のかを知りたいわけで、このことから、時系列を事細かに追って書く必要は無い、ということに気づいた。
    それと、途中で映画『羅生門』を引き...続きを読む
  • サンクトペテルブルクから来た指揮者
    本作は、禍々しい事件に巻き込まれて行くトムや、捜査に勤しむスクロフ検事やマルキン警視の活躍を愉しむ、不穏な事態の謎を明かすエンターテイメントというのが基軸だ…が、「過去」を追いやろうとしているトムが自身の現在の人生に向き合って行くようになる物語でもあり、現在となっては“歴史”な雰囲気にもなっている時...続きを読む
  • 上海ファクター
    この本を読み始めてから007を観直したくなり 他のスパイ映画に手を出してみたいと思った
    翻訳小説を読むのが初めてで読み始めは抵抗があったものの簡潔な文章に次第に魅力を感じた
    長い間主人公("おれ")のスパイであることへの葛藤やスパイを辞めれば訪れるであろう"普通の"生活への憧れや一種の侮蔑が語られ ...続きを読む
  • ダークエルフ物語12 夜明けへの道
    ああ、面白かった!久しぶりに本でわくわくした。本書で最初に登場して以来、最後の最後まで明かされなかった死王魔族エルトゥの囚われ人は、あの“彼”ではないかと密かに思っていたのが的中し、感激した。いつかは…と思っていたので。これが完結編で、もうドリッズトや黒豹のグエンワイヴァーに会えなくなるのかと思うと...続きを読む
  • ダークエルフ物語12 夜明けへの道
    ああ、面白かった!久しぶりに本でわくわくした。本書で最初に登場して以来、最後の最後まで明かされなかった死王魔族エルトゥの囚われ人は、あの“彼”ではないかと密かに思っていたのが的中し、感激した。いつかは…と思っていたので。これが完結編で、もうドリッズトや黒豹のグエンワイヴァーに会えなくなるのかと思うと...続きを読む
  • ダークエルフ物語12 夜明けへの道
    ドリッズトの一行が最高にかっこ良い 様々試練をカイクグリ新しい旅路へと赴く一行 新シリーズの続刊の発売が待ち遠しい 面白過ぎます
  • ダークエルフ物語12 夜明けへの道
    ドリッズトの一行が最高にかっこ良い 様々試練をカイクグリ新しい旅路へと赴く一行 新シリーズの続刊の発売が待ち遠しい 面白過ぎます
  • ダークエルフ物語9 ドロウの遺産
    アンダーダークの話になると宗教が絡んでくるので、どうしても理不尽さを感じずにはいられないのだが、今回の話は手に汗握る闘いの連続で、理不尽さを上回って余りある面白さだった。しかし胸痛む出来事に涙を禁じ得ない部分もあって、ドラマチック。登場人物達が死力を尽くすには、悲劇がなければならなかったのか…。
  • ダークエルフ物語9 ドロウの遺産
    アンダーダークの話になると宗教が絡んでくるので、どうしても理不尽さを感じずにはいられないのだが、今回の話は手に汗握る闘いの連続で、理不尽さを上回って余りある面白さだった。しかし胸痛む出来事に涙を禁じ得ない部分もあって、ドラマチック。登場人物達が死力を尽くすには、悲劇がなければならなかったのか…。
  • ダークエルフ物語8 アイスウィンド・サーガ<5 冥界の門>
    久しぶりにダークエルフ、ドリッズトに会えて嬉しい。冒険を重ねるたびに仲間との絆が深まるのも嬉しいことだが、ドリッズトの内面が向上していくのを感じ、ますますファンになった。ドワーフのブルーノー、やっぱりそう簡単には死なない!それにしても、物語の伏線の張り方には感心させられた。
  • ダークエルフ物語8 アイスウィンド・サーガ〈5 冥界の門〉
    久しぶりにダークエルフ、ドリッズトに会えて嬉しい。冒険を重ねるたびに仲間との絆が深まるのも嬉しいことだが、ドリッズトの内面が向上していくのを感じ、ますますファンになった。ドワーフのブルーノー、やっぱりそう簡単には死なない!それにしても、物語の伏線の張り方には感心させられた。
  • ダークエルフ物語8 アイスウィンド・サーガ〈5 冥界の門〉
    『アイスウィンド・サーガ ―暗黒竜の冥宮』 からの続編

    前作で、ブルーノーの故郷ミスリルホールを探し出したドリッズト一行。
    しかしミスリルホールは邪悪なドワーフ種族デュエルガーとブラックドラゴンの住処となっていた。
    からくもミスリルホールから脱出を果たした一行であったが、戦いのなかでブルーノーはブ...続きを読む
  • ダークエルフ物語8 アイスウィンド・サーガ<5 冥界の門>
    『アイスウィンド・サーガ ―暗黒竜の冥宮』 からの続編

    前作で、ブルーノーの故郷ミスリルホールを探し出したドリッズト一行。
    しかしミスリルホールは邪悪なドワーフ種族デュエルガーとブラックドラゴンの住処となっていた。
    からくもミスリルホールから脱出を果たした一行であったが、戦いのなかでブルーノーはブ...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈下〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    ロシアのプロップがおとぎ話の構造を分析したツールの紹介や、物語の細部を豊かにする環境的事実のツールを紹介。最後のチェックリストのところに予算の話が出て来て、確かにと思う。どんなに素晴らしい物語でも作る費用と想定される収益が見合わないと作れないしな。物語作家もそう言うそう言う観点を最終的に持たないと辛...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈上〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    神話の法則を書いた映画会社等でシナリオ分析をしている著者とパートナーとの物語を書くための様々なツールを紹介してくれる本。映画会社にはたくさんのシナリオが持ち込まれるし、それを評価しないといけないのでシノプシスとログラインを作る。そうした要約を考え抜く事は映画のシナリオ作成以外にもあらゆる資料の作成に...続きを読む