岡篠名桜のレビュー一覧
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アンティークショップ「アシュリ」を中心とした日常で起こる小さな謎に関するお話。個人的にとても好きな雰囲気でした。見た目によらず、お人好しな店長と田舎育ちの季子は何だかんだで良いコンビ。尚人さんとキミさんがメル友であることにほっこり。猫で始まり、猫で終わる収まりの良い一冊ですが、これ一冊で終わってしま...続きを読むPosted by ブクログ
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何をきっかけで借りようと思ったのか忘れたけど・・・(笑)。すんごいきれいなハードカバーでした。2016年7月初版やから、最近やんね。
もちろん初めて読む作家さん。
ちょっとくたびれた日やったのであくびまじりに読んだんやけど、不思議な世界観で面白かった。
心地よい関西弁もいい。季子ちゃんがお住まいの...続きを読むPosted by ブクログ -
図書ボランティアさんからお借りした、
初めて読む時代小説。一気に5冊も貸してくれて…
1巻ではちょっとどうかな~とおもったけれど、2巻目で段々主人公の花歩ちゃんが可愛く思えてきた。あと3冊、楽しく読めそう。たまには全然違うジャンルもいいもんです。Posted by ブクログ -
花歩のまわりで起こる“事件”は、優しい。
花歩自身が、それらの“事件”に深く入り込んで解決するわけでもないのに、いつでも花歩がまとう柔らかい雰囲気を感じるのはなぜだろう。
江戸時代の市井の人々の体温を感じるような、自然で優しい文章が心地いい。
今まで読んだ時代小説の中で一番、江戸時代を近くに感じた。...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ完読。
恋愛ものって苦手なので、挫けるかと思いきや、挫けずに読んだのは、おそらく、スムーズには進めないであろう設定の中での心理状態をうまく書いていたからだろうな。
読みながら、どこか、傾聴モードに入る部分があったから、読めたのだと。
あと、神社にまつわるものだったから。っていうのもあるかな...続きを読むPosted by ブクログ -
1作目で、恋愛要素が強めなことに「うーん」となりながら読み始めた2作目。
今回は、その恋愛要素に感情移入。
亡くなった方を乗り越えることはできないからね。。
とりあえず。。
地下2階から屋上までの参道を登りたい気分にはなりました。
自分と対峙する時間。
それが、あの参道だから。Posted by ブクログ -
浪花ふらふらシリーズ5作目。
一之介からの提案に花歩は悩みつつも、町案内を続けているが。シリーズ最終巻。
父の行方の謎は4・5巻で駆け足で書かれ描写不足な感じ。
千代ちゃん、そんな小さい時から恋心があったんだなぁ
花歩を守るために武士になって、ずっと守っていたなんてラストに甘いエピソード。恋模様は...続きを読むPosted by ブクログ -
浪花ふらふら謎草紙 シリーズ4作目。
今回も花歩は町案内のお客さんが巻き込まれた事件に助けに入ったり、佐名ちゃんの縁談相手が関係していたり…。
花歩と千代ちゃんの関係はあいかわらずもどかしいですが、今作で大きく動いた!(周りが)
そして明かされなかったままの平左の謎は…Posted by ブクログ -
浪花ふらふら謎草紙 シリーズ3作目。
今作も町歩きの傍ら、千代ちゃんとの関係も進展してるのやらしてないのやら…ヤキモキの初々しさ。千代太郎わかりにくすぎ、花歩も鈍感すぎな(笑)
父の手がかりも見つかるも暗雲が…Posted by ブクログ -
浪花ふらふら謎草紙 シリーズ2作目。
大坂の街案内をする花歩。人情味のある時代小説。
見ざるの天神さん、七墓めぐり、浪華御役録録の3話。
今回は父親探しは小休止、旅籠のお客さんの引き起こすエピソードや恋のライバルらしき人物登場。
七墓めぐりに出てきた「おいと」が可愛かった 江戸時代の子供って小さい...続きを読むPosted by ブクログ -
白い幽霊騒動は表紙がネタバレ的。他、元彼の付き纏い等の全四編。各話の流れが滑らかでぶつ切りにならない。シングルファーザーの神主の幹人と苑子のほのかな関係と進展が柔らかい。一巻にもあった気もする幹人のチャラ男的に思える要素も今巻では前半に少しあっただけでいつの間にか何だか真摯。息子の陽人が可愛いなあ。Posted by ブクログ
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【収録作品】見ざるの天神さん/七墓めぐり/浪華御役録
罪の意識から罰を当てて欲しくてわざともめ事を起こす男、気の弱さを克服するためわざわざ夜中の墓めぐりを言い出す僧、花歩に嫌がらせをする町歩きの同業者。人の善意と悪意が浮き彫りになる三作。Posted by ブクログ