坂井三郎のレビュー一覧

  • 大空のサムライ
    ある程度飛行機の知識がないと、戦闘シーンなどはイメージが描けないだろう。ただ、専門知識がなくとも不撓不屈の精神だけはしっかりと伝わる。


    何があっても生きることを諦めるな。そんな強いメッセージを感じた。

    米軍パイロットに配布されていた本を、日本人が読まないわけにはいかない。

    全ての人にオススメ...続きを読む
  • 大空のサムライ
    とある人に『永遠の0』を読んだと話したところ、私を“零戦オタク”だと思ったらしく、この本を読むべきだと…
    そう、その人は“戦闘機・戦艦オタク”だったのです。

    注:ちなみに私は“ミリオタ”ではありません。

    この本は実際の零戦パイロットが記載した回顧録で、著者は永遠の0にも登場してきます。
    いわゆる...続きを読む
  • 大空のサムライ
    分厚い本だが、文書は読みやすくて、内容もとても興味深い。ぐいぐい引き込まれた。
    戦争とはあまりに壮絶。悲惨な現実に、絶句。
  • 大空のサムライ
    命懸けで闘った筆者の体験や精神状態、戦地の状況が克明に記録されており、本気で命懸けで闘うということはどういうことか教えられたような気がする。同時に、筆者の記憶力に驚かされるばかりである。すごい本だ。
  • 大空のサムライ
    2000年に没した元・日本海軍のパイロット坂井三郎が戦後記した手記。
    南太平洋の最前線、ラバウル、さらにその前衛ラエ基地で生き抜く若者たちの姿。
    私たち、“戦争を知らない”世代は必読の一冊!
  • 大空のサムライ
    太平洋戦争時のゼロ戦のエースパイロットの自伝です。
    歩兵や戦争時の平民の人たちとはまた違う戦争観、命の価値観が興味深いです。
    あとそれ以上に空戦時のエピソードに胸が熱くなります。

    こればっかりは一読の価値ありです。
  • 大空のサムライ
    エースパイロットの自伝。
    不注意で撃墜寸前に追い詰められたりと非常にリアルです。
    こういうのを見ると戦争って嫌だなあと思えます。
    反戦教育においては生半可な反戦小説よりも効果的かもしれません。
    様々な逸話が目白押しで面白いので、グイグイ引き込まれます。
  • 大空のサムライ
    実にためになった。
    感動した。
    凡人の努力による身体性の拡張について、これほど精緻に書かれた本は知らない。
  • 大空のサムライ
    講談社からも文庫版が上下巻で出ています。私が軍隊物を読むようになったのは、氏の著作を読んでからです。もちろんお薦め。
  • 大空のサムライ
    操縦者として一流である姿や、自身の中で軍人としてやらねばならぬことと人間としての良心の狭間での葛藤など、男としての魅力に溢れる方だと思いました。最後に敵よりも己に勝つことが一番難しいとあったのがまさにどの時代にも言えるのことだと感じました。
  • 零戦の秘術
    「加藤寛一郎」の『零戦の秘術』を読みました。

    古本屋でタイトルが気になり、手にとって読んでいたら、天才的撃墜王「坂井三郎」の魅力にどんどん惹きつけられ買ってしまったんですよね。

    -----story-------------
    零戦の強さの秘密が遂に解明された。
    零戦は、なぜ強かったのか。
    その秘...続きを読む
  • 大空のサムライ
    飛行機や空戦に関する知識がなかったので、戦闘に関する描写はぴんとこないところがあったが、それでも、己の全力でもって戦い続け、生きた坂井氏の自伝には、読んでいてはっとしたり、励まされたり、明日から頑張るぞと言う気にさせられたのである。
  • 大空のサムライ
    経験者のナマの体験で、戦史としても興味深かったが、著者の考え方・生き方も興味深くすごいと感じた。
    ただの戦記ものではない。
  • 大空のサムライ
    死ぬって、生きてるから死ぬじゃないですか。
    当たり前だけど。
    でもそれは生きてるって前提がないと死なないんだな、
    「生存」ってやっぱり本能で、いくらカッコつけてももがいても
    根っこのところは本能から逃れられないんだなって感じました。

    私は、自分が死にたくないから戦争したくありません。
    ただ、...続きを読む
  • 続・大空のサムライ 回想のエースたち
     大空のサムライの続編という事らしい。多分、前作が大ヒットしたので、出版社に「是非続編を!」と言われて書いたのだろうと想像する。
     前作は、戦闘シーンを中心に話が進んでいたが、今回はその番外編と言うか、こぼれ話的な感じである。戦闘シーンが印象的だった前作に比べると、戦闘前後の話や、戦いに向かう心構え...続きを読む
  • 大空のサムライ
    やっと読めた。20年前からいつか読もうと思って長らく保留してた。大平洋戦争のはじめから終戦まで生き残ったエースパイロットの自伝。一人称で語られる戦争の実態が生々しい。暗くはない。生き方が前向きで良い。
  • 大空のサムライ
    永遠のゼロのネタ本であることは間違いない。
    日本人にして世界で有名なパイロットの名著。
    当面は、この作品以上のパイロットのノンフィクションは出てくることはあるまい。
    このゼロ戦パイロットが、凡人でない闘争心の塊であることが随所に見られる。
    流石、あの劣勢の中、生き残っただけあり、現代でいうところのア...続きを読む
  • 大空のサムライ
    我々には想像すらし得ない戦中の貴重な記録の一片です。

    回顧録がこんなに鮮明な訳がない。
    盛ったり創作してるんでしょ?

    正直、読中そんなことを抱きながら読んでいました。

    最後に『あとがきにかえて』に触れて、この人は確固たる信念を持って普通の人の何倍も深く広く物事に接して生きてきたのだと気付かされ...続きを読む
  • 続・大空のサムライ 回想のエースたち
    大空のサムライの続編となり、時系列でなく要所毎に、さらに詳しく、わかりやすい文章で綴られます。本田氏との最後は、他の書籍でも紹介されてますが坂井氏本人の辛さが、特に伝わります。
  • 続・大空のサムライ 回想のエースたち
    戦闘を勝ち抜く為の極意から、搭乗員達との会話やエピソードが満載。
    台南空でのいろいろな搭乗員や司令への印象が書かれていて、特に本田三飛曹との風呂での会話や二人の関係は微笑ましくなるだけに最期の別れは悲しい。