北澤京子のレビュー一覧
-
人間、一番批評家精神に溢れているのは学生の時分で、社会人になるにつれ、多忙な日常と正常性バイアスに頭をやられてしまうので、こういう本は定期的に読まねばならん、と痛切に感じました。仕事でデータをこねくりまわしてるうちに、知らず知らずP値ハックをしてしまうこともあるので、自戒をこめて星5つ。Posted by ブクログ
-
ニュースに出てくる統計の数字をイギリスでの豊富な例で解説。コロナで大量の数字に出くわしているのでわかりやすい。Posted by ブクログ
-
メディアから発信される作為的な数字に対するワクチン。効能は騙されないこと、踊らされないこと。終章の「統計スタイルガイド」は最高。実用向け指針でありつつ本書のまとめにもなってる。楽しい読書でした。Posted by ブクログ
-
実は(数学を使わない)統計学入門。読みやすくわかりやすくて軽快でとてもよい。実際には統計は参考程度にしか使わない大学1〜2年生の読み物によいのではないか。Posted by ブクログ
-
『統計でウソをつく法』は昔のアメリカでのこと。こちらは最近のイギリスが舞台。
全22章と細分化されているので読みやすかった。
ただ、数式は使われていないものの読んだだけでは理解できなかったこともある。
コロナ禍で今まで以上に数字を使った報道が増え、この本で得られるような
知識の重要度も増している。
...続きを読むPosted by ブクログ -
毎日、ニュースを見聞きすると必ず登場するものがある。それは数字だ。何らかの調査の結果を引用して話題にする。
メディアが取り上げる数字は、人目を引くためにどうしてもキャッチーなものになりがちだ。
メディアというキツネやタヌキにたぶらかされないようにニュースの数字を読もうというのが今回...続きを読むPosted by ブクログ -
報道で扱うデータってのはかなり恣意的なものだ。もちろん数字はその通りだけど、切り取り方一つでそれを受け取る側の印象は180度変わる。
統計データは、切り取り方や、起点をどこに置くかで、推移を読み取ろうとするときはころっと印象が変わる。こうなると受け取る方がよほどのリテラシーを持つしかないけど、そんな...続きを読むPosted by ブクログ