泉谷渉のレビュー一覧
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素材の力の偉大さがわかる本。
主に鉄鋼業についてだが、具体的な事例を出して展開していくので、読みやすいです。
なかでも超電導ケーブルが気になった。Posted by ブクログ -
泉谷氏が将来の自動車がどうなるのかについて、ご自身の取材をもとに書き上げた本です。彼の本はこれで4冊目となりますが、今までに読んだのは同じく興味を持っている、シェールガス・オイルに関する本でした。綿密な取材をベースに書かれた本だと記憶しています。
今回のテーマは将来の自動車はどのように変化していく...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の製造業は、IoTが進行する中でセンサーとロボットで圧倒的な世界トップのシェアを維持するらしい。そうなればいいと思う。Posted by ブクログ
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DRAM(PCのメモリなど)の唯一の日本企業である「エルピーダメモリ」が、会社更生法の適用を申請しましたね。
大変、残念な事態です。
業界筋で有名な体育会系の坂本社長も、さぞご無念の事でしょう。。。
韓国勢に惨敗なのが、さらに悲しいところです。
そんな半導体業界にスポットを当てた書籍です。
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東芝やソニー、オリンパス、そしてたくさんのベンチャーなど、
いろんな企業がどのような戦略で医療を企業の柱として
育てていくのか、を取材などを中心としてまとめてある本だった。
著者がもともと半導体を取材する人だったようで、
半導体を中心とする従来産業と医療の接点が多く書かれてあって、
とても参考になる...続きを読むPosted by ブクログ -
国際的知的財産権侵害訴訟の勝敗は、日本と欧米の訴訟プロセスの違い、そのプロセスに対応するためのシステムが構築されているか否かが、大きく影響している。
既にそのシステムが構築されている欧米において、そのシステムが構築されていない日本企業が戦うのは、不利である。
一方で、多くの知的財産権を有している日本...続きを読むPosted by ブクログ -
シェールガスが世の中をどう変えるか。意外な点でのつながりがとても面白く、如何にシェールガスが大きな変化をもたらしうるかが理解できる。シェールガスが単なるエネルギーのひとつであるとの認識が変わった。ひとつの出来事から周辺への影響を読み先駆けて行動することの重要性を学べた書でもあった。Posted by ブクログ
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・電炉は日本が世界に誇る方式。鋼1トンが銑鋼一貫方式に比べ、1/5のエネルギーで済む。国内の鉄鋼在庫30億トン20年でリサイクルしていけば、年1億5千万トンで、鉄鉱石を買わずに済む。
・自動車用鋼板が電炉でできれば、上記のことが起こりうる。それには脱 銅の進歩が必要
・新日鉄は合併の際、余分になった...続きを読むPosted by ブクログ -
将来予測がかなり偏っていて、日本勢に対して楽観的であるが、現在の主要プレイヤーや動向を知るのには非常に役に立つように感じた。Posted by ブクログ
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各国、地域のIoTに向けての戦略や状況を解説していて引き込まれる。
技術への探求、M&A、各国の得意分野への戦略など、お国時事情も絡んでいるため、一筋縄ではいかないのも確か。
気になったのは、著者の日本のIoT戦略、見通しへの賞賛が過ぎていて、ちょっと興醒め。
いろんな分野で日本も戦えそうということ...続きを読むPosted by ブクログ -
IIOT分野を中心に日本のIotの針路を考察。
センサー、ロボット、製造機器の現在のシェアの高さを今後の成長に繋げられるか?Posted by ブクログ -
IoTが産業にイノベーションを起こす。日本はセンサーとロボットで高いシェアを占めているので好業績が期待できるという主張。
東芝はフラッシュメモリーで復活するということで、買収は日本政府が情報流出を恐れて行わせないということだった。
中国は真似しかできないので、トップにはならないということだが、日本、...続きを読むPosted by ブクログ -
世界の主要産業のマーケットを概観すればトップがエネルギー産業で1000兆円、医療産業はこれに次ぐ規模で520兆円。このうち医療サービスが430兆、医薬品70兆、医療機器が20兆円となっている。医療産業の成長率は年8.7%と非常に高い。医療機器について言えば、アメリカ8兆円で、日本はこれに次ぐ2.5兆...続きを読むPosted by ブクログ
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ものすごくアップビートで驚きました。シェールガスが何なのかを知りたくて読んだけれど、シェールガスが日本企業にもたらす夢のようなビジネスチャンスに主眼が置かれていた内容。ここに書かれていることが実現するのなら、明るいニュースだけれど、どうしてもすべてを信じることができない。でも飛行運賃が劇的に安くなる...続きを読むPosted by ブクログ
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従来のエネルギーが抱える①埋蔵量、②コスト、③CO2といった問題すべてを解決してしまうシェールガス。100年に1度のエネルギー革命に今、アメリカは沸きに沸いている。製造ラインが中国から再び本国に移り新規雇用は200万。デスタウンと化したデトロイトさえ復活するとも。シェールガス革命を後押しする技術排出...続きを読むPosted by ブクログ
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シェールガスのもたらす恩恵から衰退まで、過去に石炭から石油へのエネルギー転換で起こったことが今回は石油からガスで再び起こると論じている。
内容は、シェールガス革命の背景から紹介されており、将来の事業拡大を見据えた米国メジャーが早い段階から技術投資してようやく実を結んだのがシェールガスである。シェール...続きを読むPosted by ブクログ -
シェールガスという言葉を初めて聞いてそろそろ1年が過ぎようとしています。多くの本で主に米国で生産されるであろうシェールガスを生産するのに、日本企業の技術は欠かせないと書かれています。所々に企業の名前が出てきますが、この本は、それらを分野別にまとめて整理してくれているので頭が整理されて、私としては重宝...続きを読むPosted by ブクログ
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長谷川氏の書かれている章は判りやすく、今後の展望に関する記述も歯切れが良い。
どうにも良くないのが泉谷氏の担当する章で、どうにも文章に品が無い。また、「しかして」の多様や「とても有利であるとは言えないだろう(←とてもの修飾対象が曖昧)」など、ジャーナリストの文章とは思えない。
長谷川氏の章だけ読むの...続きを読むPosted by ブクログ -
シェール層に高圧水を当ててガスを取り出す。
価格は石油より安く、CO2排出量は40%ダウン。
アメリカの埋蔵量だけでも160年分。
2010年においてアメリカ天然ガス使用量の23%。
10年以内にエネルギー需要の30%を超える。
中国の埋蔵量は世界一だが、内陸にあり、水の供給が困難。
日本にとっ...続きを読むPosted by ブクログ