中原尚哉のレビュー一覧

  • サイバー・ショーグン・レボリューション 下
    大西ってメカ・サムライ・エンパイアだと誰だっけ
    後半ページ数少ないのにどうまとめるかと思ったけれど、特にまとめる風でなく
  • ネクサス(上)
    2040年、能力を拡張されたトランスヒューマンが世の中に現れ、根本的に異なるポストヒューマンももう次のステップとして見えている時代を舞台にしたSFスリラー。
    民主主義国家のアメリカにおいても、ポストヒューマン技術が取り締まられる時代となり、「他人と精神的に繋がる」ナノマシンを生み出した大学院生の主人...続きを読む
  • サイバー・ショーグン・レボリューション 上
    読み終わってみると、ロボットの戦闘場面はあまりなかった。けれどすんなり読み進めることができた。前の事前知識があるからか?逆に世界観の説明か少なかったかもしれない。
    人物の漢字の名前が難しいのがあって覚えられない。
  • ネクサス(上)
    苦手と思ってたSF、勧められて読み始めて、途中から夢中に。ネクサスを利用してるシーンの描写がリアルで異次元を疑似体験。
    登場人物それぞれの立場と信念、葛藤が違うから、感情移入しやすさから自分の感覚を知ることができる。
    それにしても20年後の設定というのが絶妙。物語の設定の仕方がとてもうまいと思う。
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  • サイバー・ショーグン・レボリューション 下
    歴史改変SFシリーズ3部作完結篇。
    テンポの良さと読者を惹きつける描写は健在。ラストはこういう感じなのかーと言うのか正直な感想。
  • メカ・サムライ・エンパイア 上
    歴史改変×巨大ロボットSF「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン」の続編となる本作は、前作とは異なりメカ(巨大ロボット)の活躍がメインとなっている。

    メカのパイロットを目指す主人公の少年の成長が描かれており、ディストピア感の強かった前作に比べると、「機動戦士ガンダム」のようなイメージに近い。

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  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上
    フィリップ・K・ディックの「高い城の男」を下敷きに、スマホのようなコンピュータ(作中では電卓と呼ばれる)や、巨大人型兵器などの現代ジャパニーズカルチャーを取り込んだ作品。

    表紙のイラストから巨大ロボットが活躍するイメージがあるが、巨大ロボットはあまり登場しない(ただし作中では重要なキーを握っている...続きを読む
  • 神の水
    とてもリアルかつ、エンターテイメント性の高い作品だった。すぐにでも映画化できそう。水の枯渇に苦しみ、水利権を巡って州同士の争いが絶えないアメリカ。そこで暗躍するウォーターナイフ。バチガルピ氏は様々なレポートなどの事実を元にこの物語を書き上げている。蛇口から滴る一滴の水も大切にしたくなる作品。
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選
    あらゆるゲームのプレイ中の感覚を活かしている、そんな短編がたくさん。粒よりでどれもおもしろかった。読後感はそれぞれにさまざま。明るい話よりは、救いがないというか暗い雰囲気の話のほうが多いかな。しかしひとつ選べと言われても選べないというくらいに楽しめた。
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選
    ビデオゲーム×SFをテーマにしたアンソロジー。
    全部で12作品載っていて、自分的に特に印象深かったのは、「猫の王権」(チャーリー・ジェーン・アンダース)。
    主人公が認知症の改善に効果があるという評判のVR国家運営シミュレーションゲームを同性のパートナー(認知症)にプレゼントするんだけど、そのパートナ...続きを読む
  • ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下
    "本の帯にもあるように、話の流れはフィリップ・K・ディックさんの「高い城の男」を思い出さずにはいられない。どちらも、第二次世界大戦で枢軸国(日独伊)が勝った世界に住む人の物語だ。どちらも、あまり自由はなく統制された社会を描いている。その世界の中で、高い城の男では、もしも連合国が勝ったであればという内...続きを読む
  • 死者の代弁者〔新訳版〕(下)
    ヒューゴー・ネビュラ ダブルクラウンのれっきとしたSFだが、推理小説っぽい雰囲気もある。ルシタニア星の謎、ピギーの謎を鮮やかに解いていく代弁者の活躍は、ある意味推理小説における探偵の謎解きを思わせる。

  • 死者の代弁者〔新訳版〕(上)
    さらっと読むつもりだったが、そうはいかなかった。読ませる本だ。エンダーと死者の代弁者を軸に謎ときをしていく。読み進めずにはいられない話だ。
  • ネクサス(下)
    小説に書かれたようなナノロボットによる実現は2040年でも難しいのではないかと思うが、そうでないならば感覚や思考の共有はもっと早期に実現可能なように思う。そうした時に我々が考えるべき問題について提起した、数多くの実在する科学と僅かなフィクションで築き上げられた上質のSF。上巻から読み始めて下巻まで一...続きを読む
  • 道を視る少年(下)
    スケールが壮大過ぎて次を読まないことには・・・
    表紙   7点鈴木 康士   中原 尚哉訳
    展開   7点2010年著作
    文章   8点
    内容 690点
    合計 711点
  • 道を視る少年(上)
    スケールが壮大過ぎて次を読まないことには・・・
    表紙   7点鈴木 康士   中原 尚哉訳
    展開   7点2010年著作
    文章   8点
    内容 690点
    合計 711点
  • メカ・サムライ・エンパイア 下
    歴史改変SFの第2弾。前作よりももっとロボロボしてるので、爽快。
    設定が同じだけなのであえて前作を読まなくても楽しめる。
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選
    海外の方はテキストゲームとかアナログゲームを大事にしてるんだなというのを感じる。日本よりもゲーム文化は幅があって豊かだよな。
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選
    自分、ゲーム小説好きだなと気づいた一冊。ゲーム的小説ではなく(ビデオ)ゲームそのものを題材にした短編集。ケン・リュウ、アンディ・ウィアー、桜坂洋と豪華ラインアップだが、それ以外の作品も刺さる。テキストアドベンチャーを題材にした剛の者も。現実と異なりゲームの中には必ず解があり、でもやはりある意味現実で...続きを読む
  • メカ・サムライ・エンパイア 下
    前作は日独勝利下のアメリカ市民視点だったのが、その後に日本合衆国で育った若者達の生活が気色悪い…orz
    戦時下にテクノロジーが異常に発達するのはよくある設定だが、読み慣れた荒巻や佐藤の架空戦記のエンタメ感と違うなぁー