鎌仲ひとみのレビュー一覧

  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    てっきり3.11後に出た本だと思ったら、2005年の本だった。今こそ読むべき。

    肥田さんは長期的な低線量の内部被曝について警鐘を鳴らし、「少しの放射線は体にいい」とか「遺伝的影響はない」とかいう最もらしい定説に異論を呈す。

    「原爆ぶらぶら病」は初めて知ったが余りに恐ろしい。被災地に人にも同じ症状...続きを読む
  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    むかしむかしの話で、「被爆国日本」という立場で日本人にとっては教訓として生きていきたかったのに・・・「今」現実としてわが身に降りかかる事態になってしまった。

    事実を受け入れて生きていかないとね。
  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    放射線の「内部被ばく」についての概説。著者の一人は医師であり、広島で原爆に被爆、直後の凄惨な現実を直接経験するが、その後、しはらくして直接被曝していない人が不自然になくなっていくことに不信を持ったことから、放射線の「内部被ばく」の脅威を追及することになる。この内部被ばくは、原爆に限らず、最近頻繁に使...続きを読む
  • 今こそ、エネルギーシフト 原発と自然エネルギーと私達の暮らし
    目次
    はじめに
    第一章福島第一原発事故をもたらしたもの
    第二章「安全」という神話
    第三章今こそエネルギーシフト
    (このブックレットは『世界』2011年5月号掲載の対談「自然エネルギーの社会へ再起しよう」に大幅加執したものです。)

    岩波ブックレット。54Pの薄い本です。対談形式でとても読みやすく、ペ...続きを読む
  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    内部被曝について、現在、危険であるとする「科学的根拠がない」、つまり危険であるという実証データがないから危険視する必要はないという論理がまかり通っているということに愕然とする。逆に安全であるという実証データもないのに、である。
    原子力が安全か危険か、原発は善か悪か。その結論を自分の中で導くためにも、...続きを読む
  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    著者は広島原爆の被爆者で医師の肥田舜太郎氏と映像ジャーナリスト、映画監督の鎌仲ひとみ氏。

    鎌仲氏が劣化ウラン弾の話、肥田氏がヒロシマでの体験、内部被曝のメカニズムを解説。最後は鎌仲氏が肥田氏にインタビューする、という構成。

    内部被曝とは、放射性物質を体内にとりこみ、長時間にわたって身体の内側から...続きを読む
  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    広島、長崎の原爆とイラクの劣化ウラン弾の被爆者の被害状況から、劣化ウラン弾反対の立場から著された本

    「人は放射線になぜ弱いか」に対する反論も記載されていて、やはり放射線に閾値がないことを前提とする

    劣化ウラン弾の話がメインで、内部被曝の問題も空気中の放射性物質を吸うことによる場合の記載が中心とな...続きを読む
  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    [ 内容 ]
    内部被曝とは、放射性物質を体内にとりこみ、長時間にわたって身体の内側から放射線を浴びることである。
    恒常的に被ばくすることで遺伝子が傷つけられ、癌などを誘発するといわれている。
    だが、このリスクを見極める研究は少なく、人体への影響をめぐっては議論百出だ。
    本書では、ヒロシマでの被ばく後...続きを読む
  • 今こそ、エネルギーシフト 原発と自然エネルギーと私達の暮らし
    原発は維持をするのも、廃炉にするのもコストがかかる。そのかわり、自然エネルギーは技術革新とともにコストが下がる。折り合いはこの辺かな。
  • 今こそ、エネルギーシフト 原発と自然エネルギーと私達の暮らし
    Command & Control から Info や Market を使った節電をすべきという考えに共感。
    原子力「ムラ」が復興を妨げている。
    せっかく日本が変われるチャンスだったのにデタラメな政治とデタラメな行政が国を滅ぼそうとしている。
  • 今こそ、エネルギーシフト 原発と自然エネルギーと私達の暮らし
    今さらレビュー。

    鎌仲ひとみ監督の映画『ミツバチの羽音と地球の回転』を観たのが
    きっかけで、読みました。
    ページが薄いぶん、内容も沢山ではないので
    エネルギー・原発について考える導入として。
  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    6年前に上梓された本だが、今読むと一々納得してしまう。◆劣化ウラン弾がなぜ兵器として使われるのか、またその悪影響も身につまされる。◆少なくとも劣化ウラン弾は使用してはいけない武器だ。◆◆肥田先生の被爆患者の治療体験も改めて知ることばかりだ。◆一体、私は今まで何をやっていたのか。◆「一億人を犠牲にして...続きを読む
  • 内部被曝の脅威 ――原爆から劣化ウラン弾まで
    地震や原発、放射能のことばかり考えていたが、過去に戦争があった。それが今になってはじめてリアルに感じてる。