桜井章一のレビュー一覧
-
「人を見抜くプロ」が「人」という存在について独自の視点で語っています。
「不自然な動作」や「芯」など、論理的というよりはむしろ感覚的な表現によって人間を説明しています。文中で何か結論めいたものがハッキリと提示されるわけではないのですが、著者のような人が「どのような目で世界を見ているのか」を知ることは...続きを読むPosted by ブクログ -
ウラ麻雀プロの世界で20年間「代打ち」として超絶的な強さを誇り「雀鬼」と呼ばれた著者による、人生論。著者が半生の中で体得した人生観は、理論的な根拠があるわけではないが、時として真理を鋭く突いて参考になる。「プロフェッショナルよりも何でも屋の方が良い」「子供は甘やかさず厳しく育てろ」など時代に逆行する...続きを読むPosted by ブクログ
-
さすが麻雀の鬼、と思わせる箇所が幾つかあった。
ただ文章家ではないので、文章力はいまいちである。構成があまり練られていない印象を抱いた。全体像が掴みにくい。
ひとかどの人物だけあって、エッセンスは悪くない。何個かでも心に届く言葉があれば、というスタンスと捉えればそう悪くはない。それでいいという人は...続きを読むPosted by ブクログ -
裏麻雀界で無敗の雀鬼、桜井章一氏による著書。
修羅場を潜り抜けてきた勝負師の哲学には唸らざるを得ない。
勝負事に限らず、目の前の現実にどう立ち向かえばいいのかといった人生そのものを考えさせられた。Posted by ブクログ -
著者が、経験から得た感覚を思いついたままにつづった本と感じた。
他の自己啓発本のように、整理されてまとめられてはいない。
が、言ってる内容は例や言葉を変えると、いくつもの自己啓発本で言われている内容に通じると感じた。
素直に、この著者の話を聞いてみたいと思わせるものがあった。
本としての評価...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
動きの中に「欲」「弱さ」「醜さ」がすべて露になる。
一流スポーツ選手から企業経営者までを魅了する本物の勝負師の「天運」を掴む真髄とは。
[ 目次 ]
第1章 「癖」は心を丸裸にする(癖はその人の真実を表す 誰も癖からは逃れられない ほか)
第2章 体の動きを見ればすべてわかる(人は「...続きを読むPosted by ブクログ -
裏の麻雀界を生きてきた方らしい、一般人とはちょっと違う感覚で人を見ているなと思わせる。最後まで一気に読めた。他の本も読んでみたい。Posted by ブクログ