中村うさぎのレビュー一覧

  • うさぎとマツコの往復書簡
    全て口語体なので、読みにくい部分がありますが、
    "生きる意味なんて本当はない"
    自分探し??あんた、本気でやってる?って考えさせられる本です
  • 喧嘩上等 うさぎとマツコの往復書簡3
    読んでていろいろ考えさせられた。

    いろんな見方や考え方があるなぁーって。

    又、自分について気づいたこともあった。

    「なりたい自分」ごっこや「同一化願望」は

    まさにわたしにも当てはまって

    かなり気持ち的にもスッキリした。

    同一化願望で言えば

    たとえば昔だったら、Paris Hilton....続きを読む
  • 死からの生還
    重い話になるが

    『死はむしろ煩わしい生からの解放であり、私にとっては救いである。死ぬのは一向に構わんが、死ぬ際に苦しむのは嫌だなぁというのが目下の本音なのだ。』

    『死ぬことよりも、死ぬ時に痛かったり苦しかったりするのが怖いだけじゃない?眠っているうちに安らかに息が止まるなら、べつに明日死んでもよ...続きを読む
  • 脳はこんなに悩ましい
    対談の中でいろんな脳科学の研究知見が出てきて面白かった。うまく使って生きよう。話のタネとしても、生き方の参考にも。

    なんとなく人に言いづらい感情も、そもそも人間の脳はそれを抱くようプログラムされている、と知って気が楽になる。
    環境により後天的に身につくこともあると知ってなんとかしようという気になる...続きを読む
  • 女という病
    ドキュメントと言うには全体的に取材や調査が不足してると思う。事件のガイドラインを元に中村うさぎが好き勝手コメントするって感じの要はエッセイで、全然ドキュメンタリーではない。しかもやってることは各女性を累計してなんちゃら女、とか名付けるだけという退屈極まりないもので、なぜこの女性がこれに及んだのか、と...続きを読む
  • 愛という病
    動物は性欲が生殖本能と直結しているため、相手は一意的に決まる。ところが人間は抽象思考により性的興奮を得る。それゆえ、同性に恋をしたり、レザーやゴムに興奮したり、嗜虐や被虐に萌えたりする。時代が進むにつれ性欲は生殖本能からどんどん遠ざかっている。変態はいわば進化の最先端。少子化は脳の進化のきわめて自然...続きを読む
  • 死を笑う うさぎとまさると生と死と
    小保方さんのことに触れ、”彼女が自殺することをまわりは待っている”的なことを佐藤氏が発言していた。(その前に笹井氏の自殺に触れ)でも”いやぁ彼女は絶対しないでしょう、NHKを訴えたくらいですから”とうさぎ氏。
    最近のニュースで早稲田大の博士号も剥奪されるということに怒ってるみたいだし。
    彼女の受難は...続きを読む
  • うさぎとマツコの往復書簡
     腹が決まったわ。神様は、アタシの中にいる。アンタの中にいる。みんなの中にいる。神様に魂を売るってことは、己の魂と決着をつけるってことなんだね……。
    (P.153)
  • イノセント
     一人のソープ嬢の死の真実に迫る父。
     関係者の独白と、本人の日記、ネットの書き込みなどで物語が進んでゆく。
     真実に近づくどころか、どこまでが真実かどこからが虚言なのか、境目が曖昧になっていく。
    『それぞれがそれぞれの真実を述べ、またその一方で、それぞれがそれぞれの欺瞞を語っているのだ』
     すべて...続きを読む
  • うさぎとマツコの往復書簡
    活字のマツコさんにお会いする初めての本。テレビとはまた違う語り口でちょっと暗い(のか?)新しいお顔を発見することができました。また全編を通して「ねちゃっ」とした気持ち悪さを感じ、それは何かと考えると「魂の双子」とか本で言っちゃう寒さと女同士の鼻のすすり合い、それが私にとってこの本の「アク」であるなぁ...続きを読む
  • ショッピングの女王
    最近美保純と云々とかいうニュースでよく
    名前を見かけたので、買ってみた

    本物の買い物依存症(病気)。
    頭はすんごくいいし、実はかなり冷静。
    それなのにこのザマ
    この先のことが心配ですが、この人のことが
    好きになりました

    ただ本としては再読する感じではないので
    星を落としています
  • 死を笑う うさぎとまさると生と死と
    「死」がテーマの対談だが、実際に語られる内容は様々。個人的にはもう少し「死」に焦点を当ててほしかった気もするが。
    二人とも「死」を恐怖だとは思っていないらしい。それはまさに自分もそう。「死」が怖いのではなく、「死」に至るまでのプロセスが怖い。そこにあるだろう痛みが。とすると、やはり本質的に恐ろしいの...続きを読む
  • 聖書を語る
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    救世主の降誕という人知を超える出来事が起きたことだけを確認すればよくて、誤訳問題には踏み込まない。(佐藤)

    つじつまが合わなくなると知らんぷりか、か。(中村)

    都合が悪いことについては黙る、というのが優れた神学者に求められる資質です。...続きを読む
  • ババア・ウォーズ2 閉経の逆襲
     女はいつから、女じゃなくなるんだろう。

     結婚したら?ママになったら?閉経したら?



     今日共に暮らす母が、苦しそうに横になっていた。

     最近少し無理をしたかららしい。


     働かず、家のことを何にもしない父に代わり、
     広い庭の草むしりをし、重たい灯油を買いに行き、毎日の家事をこなし、祖...続きを読む
  • ババア・ウォーズ 新たなる美貌
    うさぎさん、元気かなぁなんて、2週間に一回くらいふと思い出します。5時に夢中とか見られない地域なので。


    今勤めているところになじめません。
    教職について馴染めたことなんて未だかつてないんですけど、中学校は特に馴染めません。


    今日班変えがありました。(担任してます)
    好きな班に取り敢えず立候補...続きを読む
  • 女という病
    【本の内容】
    ツーショットダイヤルで命を落としたエリート医師の妻、我が子の局部を切断した母親、親友をバラバラにした内気な看護師…。

    殺した女、殺された女。

    際限ない欲望、ついに訪れた破滅。

    彼女たちは焼けるような焦りに憑かれて「本当の私」を追い求め、狂い、堕ちた。

    女性が主役を演じた13事件...続きを読む
  • うさぎとマツコの往復書簡
    もっと猥雑でぶっちゃけた感じなのかと思いきや、
    オカマであること、 “バケモノ女” であることの
    非常に複雑な想いの吐露で、非常に深いところの話だった。

    女の性も、男の性も、オカマの性も、
    いろいろと生き辛い。 それが端々からにじみ出る。
  • ショッピングの女王
    中村うさぎさんのエッセイにはまり中。相変わらずの性格好きです。オカルトもんとかアダルト系のグッズ系が多かったので星3つ。ブランド品とか美術品系が面白かったな。
  • 死からの生還
    笑った。おおいに笑った。特に岸恵子と瀬戸内寂聴につっ込みを入れるくだりね。
    木嶋佳苗を分析している、その分析力にも脱帽。
    ほんとに頭のいい人だなと思う。
  • うさぎとマツコの往復書簡
    地獄の中に天国がある。

    「~その地獄の最中にも天にも登る恍惚感があったのも確かなの。~でも、私はバカだから、地獄の真ん中にある天国を、まさかこれが天国だなんて思いもよらず、ずっと「この地獄を抜ければきっとそこに眩いばかりの天国が待ってるに違いない」と思い続けていたのよ。で、50歳にしてようやく地獄...続きを読む