近藤大介のレビュー一覧
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中国.台湾情勢に精通した著者による、中国米国関係の今後を占う著作です。著者の広い人脈からの情報により、幅広い視点で解説されています。また今後日本が取るべき対応も主張され、大変意義深く感じました。大国に巻き込まれていくことは止む得ないものでありますが、その中で日本人として必要な行動をする必要性を感じ...続きを読むPosted by ブクログ -
日本はこのままでよいのか?大国に挟まれた我が国がとるべき最適解とは何か?
目を背けずに現実を認識せよ。
本当に「無知」という事こそ恐ろしい事はない。
特に国のトップが勉強不足、認識不足だったとしたら、国民は当然不幸になってしまう。
だからと言って、国民自身が勉強しなくてよい訳ではない。
国民も正しく...続きを読むPosted by ブクログ -
米中新冷戦の勃発、そしてコロナ禍からアフター・コロナの時代へ。周囲の環境が激変する中、日本はどう生き抜くのか?わが国が抱える課題を指摘し、なすべきことを説く書籍。
2021年1月、米国でバイデン新政権が誕生した。一方、中国は、米大統領選直前の2020 年10月に「5中全会」という中国共産党の重要会...続きを読むPosted by ブクログ -
人口の詳細を分析し、未来の中国を考える本。
未来の年表スタイルで、2018年に出生率の急激な低下、2019年北京の人口激減、2020年3000万人の男が結婚難民、2021年貧困撲滅、2022年大卒が年間900万人越えし大失業時代到来、2023年世界一の経済大国、2024年年間1200万人離婚時代、2...続きを読むPosted by ブクログ -
未来を予測することは難しいが、確実なことが一つある。1年経てば、必ず1つ歳を取ることだ。
しかも生きている人間は誰でも。
つまり、10年で10歳。
今20歳の人口が100人いれば、10年後の30歳人口は100人以下に決まっている。
こうして未来を計算すれば将来に何が起こりそうか分かるものだ。
中国は...続きを読むPosted by ブクログ -
出来るだけ中立の立場から、アメリカ、中国のそれぞれの思惑を紐解いた良書。
とは言っても作者の本音も、最後の方で表現が偏って来るので、透けて見えてくる。
ひとまず2020/1の台湾総統選で、一つの方向性がはっきりするのだろうが、この先も同じことが繰り返されるのであろう。
中でも、中国模式とAIの親...続きを読むPosted by ブクログ -
★4.3(4.00) 2018年6月発行。「未来の年表」の中国版かと思いきや、こちらの方がかなり優れた内容。中国の一人っ子政策の影響、習近平は何を企てようとしているか、中国の学生事情、中国とインドの関係等、普段知ることができない中国に関する情報が満載。北京郊外に第二首都の建設を始めているとか、中国の...続きを読むPosted by ブクログ
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人口は嘘をつかない。
中国でスマホ決済が爆発的に普及した理由、情報管理を国民が甘んじて受け入れる理由、など人口以外の部分も学びがあった。
中国とインドが将来にわたって対立、対決して行くという視点も未知のもので興味深かった。
2019.2 読み返し。Posted by ブクログ -
相変わらずの中国のしたたかさ、怖さを描いた本。
展開は、中国そのものというか、習近平個人の野望をキーワードにしてる。
いったいどこから引っ張ってきた情報や、見たんかと思うくらい、個人を描く。読みやすかったし、面白かった。
しかし、約束も何もかも目標達成のために利用するもので、利用できる間だけ価値が...続きを読むPosted by ブクログ -
AIIB設立の背景、中国共産党における権力闘争、株価暴落の真相、統計の嘘。今や世界GDP第2位であり、日本への影響も大きな中国。その中国における政策の興味深い所を凝縮した一冊。
しかし、習近平の現在のやりようは、よく言われる事ながら、文化大革命を彷彿させる。利権争いを勝ち抜き、一体どうなりたいのか...続きを読むPosted by ブクログ -
北朝鮮問題(というか、金正恩問題)と、それに向き合う習近平中国がよく判る。
見てきたように書いてるが、どっから情報取ってるのかはよく判らない。
どの本を読んでも、一番この先怖いの中国に間違いない。本気でやらかすつもりなんだろう。「アメリカ」が弱ったら、えらいことになるよな。Posted by ブクログ -
これまで「血盟関係」と言われてきた中国と北朝鮮。しかし、金正恩は習近平の制止を振り切り、核実験を行ったり、ミサイルを発射したりするだけでなく、中鮮の橋渡し役をしてきた北朝鮮ナンバー2の張成沢の処刑を行った。言うことを聞かない金正恩に激怒した習近平は、原油・食糧・化学肥料の三大援助のストップを行うなど...続きを読むPosted by ブクログ
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勉強になったー。著者の意見全部が全部「うんうん」とかはならないにせよ、中国に関心のある人(好き嫌いどっちでも)には読んでほしい本。
やっぱ日本とは何もかも違う訳で。大きすぎるから網羅するのも大変なわけで。
好き嫌い関係なく中国とどう付き合っていくかこれは隣からお引っ越しはできない日本がこれからず...続きを読むPosted by ブクログ -
2022年発行
タイトルだけで見たら中国について一つ違う視点で学べるかと思ったが、新しい単語の解説集でした。
中国の新語、流行語、隠語33単語紹介。
1単語あたり6pで解説している。
(新単語例)
社恐、共同富裕、動態清零、九九六、凡学、など
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RPCは嫌いなんだが、残念ながら、庶民の卑屈な文化は結構面白い。漢字の使い方とか、さすがだなあ、と思う。
近藤先生は、そんなRPCの最近の流行り言葉をキーに、世相を切ってくれた。面白い本だった。
とにかく、日本も大概だが、この文化の下に生まれなくて、本当に良かった。Posted by ブクログ -
日本は中国とどう向き合うか、と言う古くて新しいテーマを考える必要がある。それはその通り。しかし、米中どちらに着くかわざと不明確、不鮮明にすると言う戦略はないと思う。日米軍事同盟を結んでいるので日本は米につかざるを得ない。安全保障は経済に優先する。Posted by ブクログ
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中国のこれから起きそうなことを書いている本
経済発展はそうだけど少子化はもっと早いはず。世界一になったあとどうなるか。
一人っ子政策&経済発展による人口減少の加速、北京周辺の開拓、一人っ子政策による男女比の偏りとそれに伴って余る男性、大学生の増加とその就職の厳しさ
202x年に世界一の経済大国にな...続きを読むPosted by ブクログ -
中国の様々な人口データを引き合いに出しながら、中国の今後について、著者の「肌感覚」に基づいて様々に語られていく。文体も内容も、まさに週刊現代。色々なデータや事実を挙げるものの、そこからかなり不用意な未来予測というか臆測が繰り出されることがままある印象。Posted by ブクログ