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ベストセラー「未来の年表」の手法=「人口」の観点から未来を予測するという手法を、人口超大国の中国にあてはめてみました。ここまで「人口」データを駆使して中国の未来を読み取った本は初めてです。「人口」は嘘をつきません。人口の増減はたとえ中国であってもかなり正確に予測できます。あれだけの人口を抱え、長年にわたって「一人っ子政策」をとってきた影響で、中国の高齢化社会はかなり厳しいものになると予測されます。
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Posted by ブクログ
中国のこれからを年表で記した本書。 ありふれた中国崩壊論ではなく、データに基づいた論述であり、納得できる部分が多々ある。 特に、中国、日本、韓国、インドと比較しているのは面白い。各国が他国の何年遅れで、発展や少子高齢化を経験している等の比較は頷ける。 できれば、勢いが衰えるとしても、英...続きを読む国、日本のようにソフトランディングして欲しいものだが・・・。
●ありそうでなかった中国版、未来の年表! ●人口だけはかなり正確に未来を予想できるそうな…まあ、予想はしていたけど、案の定、全てにおいてボリュームがデカ過ぎる… ●ろくに制度もない中でどうやって老人たちの面倒を見るのか…しかしまあ、老人は若者と違って革命は起こさないから、政府は生かさず殺さずで乗り切...続きを読むるんろうな…老人共同体とか山奥に作らせるとか… ●人民解放軍だって、はたしてあの規模を維持し続けることができるのか… ●日本以外にもアジア全域が少子化してるんだよね…もしかしたら、そこらへんがある意味、日本復権のカギかもしれないな…
人口の詳細を分析し、未来の中国を考える本。 未来の年表スタイルで、2018年に出生率の急激な低下、2019年北京の人口激減、2020年3000万人の男が結婚難民、2021年貧困撲滅、2022年大卒が年間900万人越えし大失業時代到来、2023年世界一の経済大国、2024年年間1200万人離婚時代、2...続きを読む025年AI強国化、2035年総人口が減少しインドの脅威にさらされる、2049年建国百周年を祝う5億人の老人。 ということで、中国の未来は明るいようで大きな時限爆弾を抱えてもいる。人口を予測することでいろんなことがわかって面白い。
未来を予測することは難しいが、確実なことが一つある。1年経てば、必ず1つ歳を取ることだ。 しかも生きている人間は誰でも。 つまり、10年で10歳。 今20歳の人口が100人いれば、10年後の30歳人口は100人以下に決まっている。 こうして未来を計算すれば将来に何が起こりそうか分かるものだ。 中国は...続きを読む人口増を抑制するために「一人っ子政策」を開始、その影響で超高齢化&人口減少世界に突入する。 日本も当然現在進行形で社会問題化しているが、その日本に遅れること30年後に中国でも同様の事象が始まる。 しかも日本の10倍のインパクトで。 これは習近平国家主席も当然に理解している。 近い未来に訪れる危機をどうするのか? 国家をどう維持していくのか? 政策を真剣に考え対応しようとしている。 とは言え、やはり難しい問題だ。 日本でも今後出生率が上がることは難しいし、婚姻率が上がることも無いだろう。 これはテクノロジーの進化による、社会の変化に他ならない。 個人レベルで考えると、結婚するメリット、子供を持つメリットが感じにくい。 人間の生きる目的とは「幸福になること」だという。 そう考えると、結婚も出産も「幸せ」を感じにくくなってしまったのだろう。 決して「結婚・出産」が不幸ということではなく、「もっと幸福なこと」が今の社会では実現できるという事なのだろう。 仕事の成果だったり、趣味であったり、社会貢献であったり。 相対的に「結婚・出産」の「幸福度=価値」が下がってしまったのだと思う。 実際に、彼女とのデートより、一日中部屋から出ないでスマホゲームばかりしていることに幸せを感じてしまうのだから。 社会や仕事で考えると、これから数十年の期間をかけ、日本と中国の国力が低下していく。 そして、インドが人口増&労働力人口の増加(つまり若者が益々増える)で、世界一二位を争う国力に成長していく。 これらに合わさってAI・IoT・VRARMR・ロボットというテクノロジーが益々進化していく。 自分が生きている間にも、国際社会が益々変化していくのだ。 さてそんな未来、自分自身がどうするのか? 真剣に考えながら生きていきたい。 (2018/6/30)
★4.3(4.00) 2018年6月発行。「未来の年表」の中国版かと思いきや、こちらの方がかなり優れた内容。中国の一人っ子政策の影響、習近平は何を企てようとしているか、中国の学生事情、中国とインドの関係等、普段知ることができない中国に関する情報が満載。北京郊外に第二首都の建設を始めているとか、中国の...続きを読む大学進学率は43%で、現役大学生は3700万人で世界の大学生の2割になるとか、2023年から27年の間には、米国を抜いて世界一の経済大国になるようですね。モルジブやアフリカ進出には頭が痛いですね。
人口は嘘をつかない。 中国でスマホ決済が爆発的に普及した理由、情報管理を国民が甘んじて受け入れる理由、など人口以外の部分も学びがあった。 中国とインドが将来にわたって対立、対決して行くという視点も未知のもので興味深かった。 2019.2 読み返し。
中国のこれから起きそうなことを書いている本 経済発展はそうだけど少子化はもっと早いはず。世界一になったあとどうなるか。 一人っ子政策&経済発展による人口減少の加速、北京周辺の開拓、一人っ子政策による男女比の偏りとそれに伴って余る男性、大学生の増加とその就職の厳しさ 202x年に世界一の経済大国にな...続きを読むる。 30年代にインドに人口が抜かれる 大量の高齢者に対して社会保障の遅れ
中国の様々な人口データを引き合いに出しながら、中国の今後について、著者の「肌感覚」に基づいて様々に語られていく。文体も内容も、まさに週刊現代。色々なデータや事実を挙げるものの、そこからかなり不用意な未来予測というか臆測が繰り出されることがままある印象。
中国本が続くが、これも興味深い本である。同文同種の国である中国を日本の価値観から鋭く切り込んでいる。 本書を読むと「中国は問題が山積み」というネガティブ視点を持つが、実際の中国は別のポジティブ要素も多々あると思う。しかし本書は、日本人の知識と価値観と言う視点から描かれているだけについ納得してしまう説...続きを読む得力をもつ。 やはり、「これも中国」と冷めた視点で読むことが中国理解につながると思った。
年表と言うより、中国の問題点キーワードを開設。著者の主観がかなり入っているが、判りやすい。以下 覚書 四二一家庭(スーアルイージアテイン) 積分落戸(ジーフェンルオフー):戸籍取得者を点数で識別 空巣青年(コンチャオチンネン):一人暮らしの若者 脱貧攻堅(トウオピンゴンジェン):脱貧困の攻撃戦 学歴...続きを読む通脹(シュエリートンジャン):大卒820万人(日本は56万人) 消費革命(シャオフェイグーミン):シャンイーシー(11/11)2.8兆円の売上 芝麻信用(ジーマーシンヨン):信用履歴行為動向支払能力身分特徴人脈関係) 中国式離婚(チョングオシーリーフン):女性主導 双創(シュアンチュアン):創業、創新 AI大国を目指す 竜象打仗(ロンシアンダ―ジャン):インドがライバル 未富先老(ウェイフ―シェンラオ): 最悪の展開 未富先老で国民の不満を削ぐために芝麻信用とAIで1984実現
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未来の中国年表 超高齢大国でこれから起こること
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近藤大介
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