藪下遊のレビュー一覧

  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    現在どこでも不登校の子供が増えています。なぜそうなっていくのかがこの本を読むことで、そうかもしれないと納得できる部分がありました。
    これを読むことで教師も楽になると思います。
    乳幼児持つ親全員に読んでもらいたい一冊です。
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる

    【要点】

    ・子どもを褒める事は大切だが、褒めるアプローチは万全ではない。
    褒めることによってかえって子どもが苦しんでいる状況がある。それが、「世界からの押し返し」の不足。
    世界の返しが不足すると、思い通りにならない場面への強烈な拒否感から不適応になりやすい。また、大人も世界からの押し返しになって...続きを読む
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    かなり具体的な内容で、全面的に納得です。

    自分と自分以外の世界を正しく認識し、調和していく必要性があるということですね。それができる人には当たり前のことでも、それが難しい親+その子どもの場合は、いろいろとこじらせていってしまうのでしょう。そこに気づいてもらうのも大変なことなのだと想像できます。能力...続きを読む
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    社会に出ることを考えると、大人も叱り方を考えないといけないと思いました。時代や社会の雰囲気が強く影響しているなと思いました。
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    スクールカウンセラーの立場から、最近の、不適応を起こす子どもの背景を探った本。
    語り口も平易で、とても読みやすい。

    学校での不適応を起こす子どもの中には、仮想的な万能感が手放せないケースがあるという。
    世界は自分を中心に回っているわけではない、とわきまえられない子どもが一定数いる、ということだ。
    ...続きを読む
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    勇気をもらった。ただ賛否別れそう。個人的には、子どもの跳ね返し力をつけさせるのはとても大切だと思うし、そのためのアプローチもとても勉強になった。カウンセラーの先生にも読んでもらって、どう思うかお聞きしたい。
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    不登校の質が変わってきている。
    肌感覚で感じていることを言語化してくださった一冊。
    障害物を取り除きすぎることがかえって成長の妨げになる。
    受容だけではダメで「押し返す」力の重要性を再確認できた。
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    幼児教育関連の仕事をしていて、最近叱られない子供が増えているのを感じています。

    この本は不登校といった問題を抱えたお子さんとの関係について書かれています。
    仕事では、幼稚園や学校以外でもっと学ばせたいというご家庭のお子さんたちがいらっしゃるので、不登校といった問題はないのですが、読めば読むほど、そ...続きを読む
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    確かに、教育現場では「叱る」ことがはばかられ、生徒がこちらの言うことを聞こうが聞くまいが、社会一般で正しいとされることを言って指導は終了。叱れば生徒は落ち込む、保護者は子供から話を聞いて学校にクレームを言うなど、まともな教育活動を行うのが困難になってきた。しかしこの本を読み、そのような子供たち、保護...続きを読む
  • 「叱らない」が子どもを苦しめる
    書かれている内容の方向性は納得もいくし賛同できるものでしたが、では実際どうすれば良いか、の点では望ましい対応と避けた方が良い対応があまり具体的に書かれていないというか、例があっても紙一重、ひとことの差で影響が出る、みたいな慣れるまで判断の難しそうなものが多く、実践は難しそうだなというのと、定着するの...続きを読む