津曲公二のレビュー一覧
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PJとは、①予算をオーバーするもの②期限までに終わらないもの③計画(当初予定の機能数など)を縮小するものと考えられている。
その理由に、マイルストーンを用いた管理(つまり、期限を決めた管理)を行っているからとしている。
マイルストーンは「人は与えられた時間を目いっぱい使う」とするパーキンソンの法則で...続きを読むPosted by ブクログ -
昔みたいにいくら残業してもいいわけではなくなり、決められた時間で成果を出さなきゃいけない状況になってきた。自分の仕事の仕方を考え直すのと、時間を作る方法を考えたくて読んでみた。
同じような本がたくさんある中この本を選んだのは、図があって分かりやすいところと、バッファを持たせたスケジュール作成のところ...続きを読むPosted by ブクログ -
CCPMに興味が出てきたので、原典とされる本書を読んでみた。クリティカルチェーンの考え方が形成される過程が小説形式で描かれている。小説部分が結構面白いので楽しんで読めた。
ただ、後半部分に図が少なくて、プロジェクト間のリソースの調整手法がいまいち理解できていない。また、巻末の解説によると、さらにCC...続きを読むPosted by ブクログ -
タイムマネジメントに限らず、仕事の進め方についての本。
人間心理上の性質上、仕事が予定通りに行かない。パーキンソンの法則、予防線を張るなど… その性質を理解した上で、何をすべきか、ハウツーまで説明されており、納得感が高い。
また進捗管理もしくはホウレンソウのタイミングなどは非常に納得できた。
さ...続きを読むPosted by ブクログ -
出版年度は古いものの良書である.
新社会人は是非とも読んでみるべきである.
プロジェクト計画は個々の工程単位ではなく,全体を見てみるべきであるというお話です.Posted by ブクログ -
過去に図らずもCCPM的手法で開発できていたことがあるのですが、思い返すと確かに効果があったように思います。
その時には気づけませんでしたが、本作を読んで改めてCCPMの有効性に気づかされました。10年も前の本ですし、小説仕立てとはいえやや難解ではありましたが、とてもためになりました。Posted by ブクログ -
ちょっと小説としては盛り上がりに欠けるところがありましたが、痛快で仕組みも分かりやすく理解できました。
クリティカルチェーンをもう少し深掘りして行こうという気にさせてくれます。
こういうのは、間口が広くてヤッパリ良いと思います。Posted by ブクログ -
150ページ程度あるけど、
半分はイラストだったりするので、実質70~80ページ程度。
すっと読める。
学生症候群やらパーキンソンの法則は、
頭に入れて動かないとなぁ。Posted by ブクログ -
PERT法のクリティカルパスにリソースの競合を考慮したのがクリティカルチェーンと聞いて興味を持った。以前読んだザ・ゴールのTOC(制約理論)をプロジェクトマネジメント特にスケジュール管理に応用する話。
リソースの競合は普通考慮するだろうからなるほど感は無かった。それよりも各ステップに期限を設けると...続きを読むPosted by ブクログ -
”予算内で完成したプロジェクトをまったく見たことがないわけではありません。
ただ、そういうプロジェクトもありますが、例外的に少ないんです”(P.42)
これは SIer と呼ばれる業界において、
いや IT 業界全般において共通の課題だと思う。
ただ、銀の弾丸はない。
挑戦し、乗り越え、卓越した...続きを読むPosted by ブクログ -
ストーリー仕立ててサクサク読める。
ちゃんとCCPM理論の気になるところ、他の解説で触れてないところまで書かれているので、やはりこの本がバイブルか。
ただ、すべて架空で都合よく書かれてないか?という疑念は残る。物語の舞台も現場ではなく教室なので、実践で起こりそうなトラブルは適当に省略されてしまってい...続きを読むPosted by ブクログ -
★★★☆☆
■感想:TOCに基づいたプロジェクトマネジメントを日頃の仕事にどのように活用するかということが分かりやすく書かれている。さくっと読めて、仕事にすぐ活用できる内容の本。
■学び:どこまでやるかを必ず合意。仕事全体の流れを描く。1つづつ片付ける。
■行動:1つづつ仕事を片付ける。 -
もう少しクリティカルチェーンの手法を解説してくれるかと期待していましたが裏切られました。
ただ、多くの仕事において完了や納期が遅れる理由が書かれておりそれは当たってると思います。元々の計画のたて方を見直すのに参考なりました。Posted by ブクログ -
だいぶ前に読み終わったのだが、Reviewを書くのを忘れていた。主人公の大学の先生が、企業から来ている生徒にプロジェクト管理に関して教えるとともに自分でも考え、学んでいく話。バッファーは個別に管理せず、リーダーがまとめて管理しましょう、というところだけ覚えている。Posted by ブクログ