西式豊のレビュー一覧

  • そして、よみがえる世界。
    前半は難しくてなかなか読み進められなかったけど、後半はとてもおもしろくて一気に読めました。
    近未来の設定でSF風でありつつ、劇的なドラマやアクション、謎解きもあって、素晴らしいエンタメ小説でした。
    クリスティー賞レベル高い!
  • そして、よみがえる世界。
    本屋さんで見かけて気になったので読んでみました。思った以上に面白かった。
    近未来のSF的な作品で、序盤の架空のVR技術やアバター、医療技術の説明は、丁寧なのですがちょっと長くてダラダラ感がありましたが、本題に入って行くと先が気になり惹き込まれました。
    途中凄く残虐な描写があり読むのが辛い部分も有りま...続きを読む
  • そして、よみがえる世界。
    表紙からして「ワンピース」の「うた」ちゃん。最初の数十ページで挫折しないでよかったよ。仮想空間、先端医療に障害者介助盛り込んだ近未来SFタッチの推理小説?途中のホラーにヒーローごっことジェットコースター乗ってるみたい…。
  • そして、よみがえる世界。
    人類がVバース世界の中でアバターとなって活動できる社会。純粋にアバターの自分を楽しんでいる人もいれば、牧野のように首から下は動かさなくともVバース上では自由に動くことのできる人もいる。
    SFな社会だが、近い未来こうなってもおかしくないと思う。

    少女は一体なぜ記憶を失ったのか、さらに痛覚情報が無いは...続きを読む
  • そして、よみがえる世界。
    第12回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。
    特殊設定ミステリー。障害者でも脳にインプラントを埋めることにより、バーチャルで動ける、みたいな。主人公は外科医だったが、事故により首から下が動かなくなり、そのインプラントを埋めている。視界、記憶をなくしたエリカのために手術をすることに。はさまれる男の独白の...続きを読む
  • そして、よみがえる世界。
    面白いけど脳が疲れるミステリー 西武豊「そして、よみがえる世界」★★★☆☆

    序盤がまぁ難しい。特殊設定ミステリーなのでそこの説明は重要なのですが、まぁむずいっす。わかるけど頭がついていかない。可読性もやや悪いので、読むのに時間がかかった。なので点数は低め。ギリギリ映像化できると思うので、映画化よろ...続きを読む
  • そして、よみがえる世界。
    脳に埋め込んだインプラントで介助ロボットを操作し、現実とリンクもできる仮想空間のアバターで自由に行動できるようになった近未来。脊椎損傷の脳神経外科医が視覚再建装置埋め込み手術を執刀。患者の視覚に現れる幽霊、恩師・依頼者の転落死の謎。

    身体が動かなくても仮想空間で自由に行動でき、現実空間でも仮想的に...続きを読む
  • そして、よみがえる世界。
    近未来の仮想現実世界での特殊設定ミステリー。その高度な仮想現実の世界を十分に際立たせるためか、中盤までが非常に遅くて途中でやめよか思うほど。一応伏線になる部分や不穏な動きを示す部分もあるが、いったい何が起きてどうなるかの道筋がなかなか見えなかった。ただ、中盤以降のスピード感は非常に良く、見え隠れして...続きを読む
  • そして、よみがえる世界。
    第12回(2022年)アガサ・クリスティー賞大賞を受賞した近未来SF作品。

    舞台は、脳内インプラント<テレパス>による介助用ロボットの遠隔操作と発達した仮想空間により、身体障害者の生活が大きく変わった近未来。とある事件で障害を負い、テレパスユーザーとなった脳外科医の牧野は、<テレパス>を開発したS...続きを読む
  • そして、よみがえる世界。
    近未来SFミステリー?
    ミステリとしては捻りがなく物足りないかも?です

    バーチャル世界観が良かった

    途中から痛い展開になり感情移入していて、少し気分が悪くなってしまったのが残念…
  • そして、よみがえる世界。
    よく理解できないところをスルーして読んだが、それではいけないと反省して戻ったりしたので前半は特に読むのに時間がかかった。理解もできなかった。
  • そして、よみがえる世界。
    昨年、「同志少女よ、敵を撃て」が受賞した
    アガサ・クリスティー賞の大賞作品として、
    ハードルを高くして突入!

    序盤、ちょっと波に乗れず、
    なかなか進まない…

    選評で、
    北上先生と法月先生も
    同様の感想だったので、
    何かちょっとうれしい←俺的あるある

    後半で盛り返すが、
    はあ、なるほど、そうです...続きを読む