テッド・マンのレビュー一覧

  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    読みでがあった。
    巨大なコングロマリットの問題が全て入っていて、巨大企業の問題点のデパートといった感じだ。
    日本の大企業の取締役会の緩さも考えさせられた。
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    久々にすごく面白かった。時を全て読んでしまいました。
    理由は事実をもとにしつつ、ある種の物語であるところ、人と人との関係性や思いなどが散りばめられていた。
    事実と見てもよし、架空の物語と見るもよし、だとは思う。
    ただ一つ難点を挙げるとするならば、時間軸が捉えづらかった。先の年に行ったり、戻ったりする...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    世界一とも言える大企業GEの内情が詳らかにされ、こんなことが起こっていたのかと感嘆も嘆息もさせられる。GEだからこそ変えられない社風や文化が悪い方向に進み誰にも止められなくなってしまった。
    最高の製品を持つ企業が勝つわけでもなく、最もシンプルなストーリーを、わかりやすく語った者が勝つと言う言葉に深く...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    日本法人の過去の一末端の従業員として、ここで書かれたGEの凋落を中で体験した。海の向こうのおひざ元で、こんな問題が起こっていようとは。詳細はこの本で知った。詳細を知るには、距離と、職務階層が低すぎた。とは言え、当時GEの問題はよくマスコミで取り上げられていた、ともあった。私もアンテナを高くしていたら...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    ビジネスマンとして教科書的存在であったGEの栄光と凋落を描いた作品。特に製造業に携わる人には共感できるところも多いと思うので是非読んでほしい。

    実態を伴っていなかったことは後々わかるのだが、GEの経営手腕は日系大手企業と比較して凄まじく先進的に感じた。それでも凋落するのがこの世の常。
    この本を読ん...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    トップが絶対の権力を持ちすぎることで
    組織が崩壊していく。
    でも、その裏にあるのは、利益を最大化したい
    投資家からの過度なプレッシャーなのではないか。

    トップになることで、高額な報酬が待っている。
    激しい競走に耐え抜き、トップに立ち、
    自分の権力を絶対化する。
    取締役会会長になることで、取締役会を...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    GEは日本の総合電機メーカーが目標にしていた会社。
    しかし、GEの凋落と日本の総合電機メーカーの凋落が同時期に一致しているのは怖いくらいだ。
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    世界の経営者必読の書 MBAのテキストとしてBest 
    GEの経営情報が満載で質がExcellent しかも理論的バックボーンのレベルが高い
    GE個別企業の物語ではなく、「世界企業の経営」をテーマとした総合書 類書にない
    経営は結局「人の問題」「CEO選抜は絶対」
    1.GE版失敗の本質 ウェルチ経営...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    ジャックウェルチ公認のジェフイメルト期にフォーカスして世界的なコングロマリットがどう衰退したかを詳述する本。詳述なだけに読むのに体力がいる
    日本ではここまでマーケットのプレッシャーで経営が動くことはないかもしれないが、腐敗していく経営陣の反面教師的なケースとして参考になる。
    一時期やたら名経営者とし...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    アメリカを代表するコングロマリットGEの盛衰史。M&Aを通した多角化戦略は日本企業の大手メーカーでも見られる。メディア大手や映画コンテンツなど、工業とは離れた業態に手を出していたのだと本書で知った。金融と工業という2大柱は共存し得たのか、金融機能を活用した資本コストの低減は本当に有利に働いたのか考え...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    伝説の経営者ウェルチ時代からグレーな会計で成長してきたという点注目。それがイメルトの時代には持たなくなった。
    取締役会をはじめとするガバナンスは大事。CEOはYESマンではなく自分に反対し、声を上げてくれる取締役をそろえるべき。
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    理想の経営者・組織とされたGEの崩壊の経緯は日本と変わらないような気がする
    Jウエルチ時代に仕込まれた歪が、日本的とも思える[白人]男性優位主義・会計操作で限界に達するまでが、結果から振り返って描かれる
    こんな会社を称賛していた社会が日本より好調な日本には更に闇が?
    この時GE買っとけば今なら......続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    読み物として面白い。
    あのGEがここまで衰退するとは誰が思ったか。
    時代と共にマネジメントの正解は変わっていくのに、人は変わらない
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    周囲が「まずい」と認識してからの衰退は早かった。
    しかし、その問題が発生し始めてからダウ工業株平均からGEの株が除かれるまでの間は約40年。

    40年に渡ってゆっくりと衰退していった。
    「経営者が無能」と一言で表される問題ではないでしょう。

    外からは復活するかに見えたGEが、どうして衰退しまったの...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    2023年18冊目。満足度★★★★☆

    かつて、時価総額世界No.1、トリプルAの格付、NYダウ採用銘柄で最も長い歴史を誇ったエクセレント・カンパニー・GE

    日本でも特にジャック・ウエルチ時代の経営について、賞賛するメディアが多かった

    しかし、実はそのジャックの時代から水面化では内部崩壊を始めて...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    GEの凋落が生々しく描かれていて興味深い。リーダーのあるべき姿やステークホルダーからの扱われ方等勉強になる部分もあった。
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    2023年2月20日時点で、GEの株価は83ドル。

    すでにGEヘルスケアは分社化され、
    2024年にエネルギー事業はGEベルノバに、
    航空機事業はGEエアロスペースに分社化される。

    コロナ禍では34ドルまで下落していたわけだから、
    株価だけ見れば、いまのところスピン・オフ戦略は
    うまくいっている...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    盤石だと思われていたGEの内実が興味深い。収益を極端に追求する様子は良くも悪くも米国企業を感じる。デジタルに舵を切った時は外から見た際には素晴らしい戦略かと思っていたが、実態とのギャップが激しかったことを理解した。
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    エジソンはお飾り、J.P.モルガンによる資金力で生まれた
    どんなビジネスでも成功させる方法を知っている会社

    ウェルチ 
     マネジメント効率 金融 ランキングによる人員削減
     1980から2000年で売上5倍、株価40倍 企業買収
     実質 全米7位の銀行 AAAのGEキャピタルと エジソンコンデュイ...続きを読む
  • GE帝国盛衰史―――「最強企業」だった組織はどこで間違えたのか
    ウェルチCEO時代、GEという巨大コングロマリットがどのように構築されたか。従業員が受けていた苛烈な業績へのプレッシャー。その裏にあった会計トリック。
    イメルト時代の経営方針の迷走。コーポレートガバナンスの欠如。
    などなど、名声の裏で機能不全に陥っていたGEの実態を描く衝撃作。
    日本のコングロマリッ...続きを読む