NHK「世界サブカルチャー史」制作班のレビュー一覧
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NHKの番組を書籍化したもの。60年台から現代まで、政治や社会の状況を、サブカルチャーの変遷から比較分析したもの。サブカルチャーはカウンターカルチャーであるから、カウンターの向こう側の「正当なもの」の写し鏡であると考えると、このアプローチはとても面白い。むしろ、身近な出来事であり、共感しやすい。その...続きを読むPosted by ブクログ
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アメリカは良くも悪くも、民主主義、資本主義、人種差別、LGBTQ、戦争、そして文化を引っ張ってきた。それぞれ映画ではどう描かれてきたのか。
映画というサブカルチャーで戦後史を学ぶ。
むちゃくちゃ面白かった!Posted by ブクログ -
アメリカの歴史をサブカルチャー(映画)から紐解いた面白い作品。
70年代のニクソン、ヒッピーの時代とスタウォーズやゴッドファーザー
80年代のレーガン(小さな政府)とトップガンやスピルバーグ
90年代のITとバットマンやタランティーノ作品
何気なく観てきた映画に新たな視点を追加してさらに面白くしてく...続きを読むPosted by ブクログ -
サブカルチャー史というより、映画で辿る各年代におけるアメリカの社会観についてといった感じ。
一方で、映画が文化的素地の表象に足りうるのも事実であって、その時代を生きた筆者陣の境遇からは当事者としての意識や、外部から見逃されがちな出来事についてのアクセスを促すし、そもそも時代を代表する映画作品について...続きを読むPosted by ブクログ -
その時代のアメリカの象徴と映画を結びつけて時代背景を回顧する本になります。
切り口は悪くないのでしょうが、なんかこじつけ感が伝わる部分もありました。Posted by ブクログ -
切り口は面白く悪くはないが、映像作品を言葉で表現することの難しさを感じた。タイトルもちょっとミスリードっぽい気がする。Posted by ブクログ
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その時代のアメリカの象徴としての映画が紹介され、出来事を回想する。60年代ならば、ベトナム戦争や反戦運動、ヒッピー映画である『イージー・ライダー』のような。果たしてサブカルチャーと言っても、アメリカにメインカルチャーなんてあるのか。美術や絵画、演劇などのクラシックな文化は欧州にはあり、フランスのジャ...続きを読むPosted by ブクログ