村崎なぎこのレビュー一覧

  • 百年厨房
    いやはや…面白かった…
    まさかのタイムスリップから始まって。
    こんなに面白いなんて。
    色々言いたいことは山程あるけど…唯一言えるのは面白かった!ってこと。
    百年厨房行きたいなぁ。
    あのコーヒー飲みたいなぁ。
    甘露梅食べてみたいなぁ。
    大谷に行ったら食べられるかなぁ。
  • 百年厨房
    第3回おいしい小説大賞受賞作品です。

    大正ロマン溢れるメニューが物語を彩ります。

    少しミステリー仕立てにもなっていて、前半
    の伏線を回収する下りが楽しいです。

    大谷石で有名な宇都宮市大谷が舞台です。

    現代の設定ですが、まるで時代小説を読んで
    いるような気分にもなり、多くの楽しみを与
    えてくれ...続きを読む
  • ナカスイ!海なし県の水産高校
    水産高校のお話だが、料理の話と言っていいぐらい食べ物が関わってくるので、とても読みやすい。普通から脱却したい主人公と、クラスメイトとの対比も楽しい。高校生に勧めたい。
  • 百年厨房
    大正の時代からタイムスリップした女中さんの手の込んだ料理を楽しめる話でした。今ではなかなか食べる事が難しい料理ばかりなので、食べてみたくなりました。百年厨房でつくるからこそ大正時代そのものなんでしょうね。
  • 百年厨房
    ワイワイと賑やかな食事の風景がありありと浮かんできて、おいしそうなお料理の匂いと温度が感じられる温かい文章がスッと入ってくる。
    大正時代のレシピで作る、アヤさんの冷やしコーヒーが飲みたくなりました。
  • 百年厨房
    章ごとに出てくる食べ物のおいしそうなこと。
    タイムスリップしてきた大正時代の人が料理をするという設定もワクワク感があり楽しかったです。
    登場人物の癖も読み進めるうちにあたたかさに変わっていきました。読んで良かった本のひとつになりました。今後も執筆されるんでしょうか?楽しみです!
  • 百年厨房
    大正ロマンのおいしそうな料理デザートの数々こんなにも出てくる小説は初めてですタイムスリップも出てくるとても楽しんで読めました。想像もつかない料理デザート特にベーキャップルが食べてみたいです謎解きもありワクワクしながら読みました。感涙間違いなしの物語あなたもぜひご賞味を!
  • ナカスイ!海なし県の海洋実習
     恋に恋するお年頃の鈴木さくら。隣県・那珂湊海洋高校の朴念仁騎士・関くんに恋をするが、周りに恋愛話をする相手などおらず、「恋」を「鯉」に変換される始末。
     那珂湊海洋高校との実習やテレビ番組での対決を通して関くんとの接触を楽しむ中、山神百貨店の催事場に加工食品を出品することになる。転校生の麻里乃ちゃ...続きを読む
  • ナカスイ!海なし県の海洋実習
    怒涛の勢いに飲み込まれて一気読みしちゃいました。卒業までいくのかな?

    ザリが気になって仕方ない。
    それにつけてもロッテンマイヤーさんよ。
  • ナカスイ!海なし県の水産高校
    百年厨房の村崎なぎこさんの作品ということで手に取りました。著者が食べ歩きブロガーということもあり、美味しい食べ物ばかりが登場し、とても魅力的です。食べ物が中心に物語が進んでいきます。実在する高校がモデルとなっており、この本の中に出てくる料理も高校生が実際に考えたメニューが使われています。栃木県の魅力...続きを読む
  • ナカスイ!海なし県の水産高校
    エンタメ小説。

    普通すぎる(と、自分では信じている)さくらは、下宿をしてまでも普通ではない水産高校に入学した。(魚に興味が無いのに)
    タイプの違う女子三人、高校が舞台なのに恋愛話が全くない。魚と料理と友情と授業と自然と、etc。読み終えての爽快感がイイ。

    実在する栃木県の高校をモデルにしているこ...続きを読む
  • ナカスイ!海なし県の水産高校
    海なし県では唯一の水産科のある那珂川高校通称ナカスイ。3人の新入学女子が「ご当地おいしい甲子園」を目指し奮闘する。

    栃木県立馬頭高校という実在のモデル校があるようだ。本作に登場するレシピ、食材も実在。青春と黄昏も実際のネーミングであることに驚き。

    黒羽で鮎の梁で塩焼きを食べたことがあるので、本作...続きを読む
  • 百年厨房
    美味しいものを食べると、心が温かく柔らかくなる
    誰かと一緒に、美味しいものを食べると仲良くなる
     
    おいしいって、素晴らしい!
  • ナカスイ!海なし県の水産高校
    こういう青春もあるんだなあ。
    下宿をして、水産について学んで、
    メニュー開発して、ご当地おいしい甲子園に挑む。

    普通科に進む高校生とは一味違った青春。
    こういう多様性って大事だよね。
  • ナカスイ!海なし県の水産高校
    栃木県は私の地元なので、楽しく読んだ。
    ずっと平均だった鈴木さくらは、
    普通じゃない高校に入りたくて、
    海なし県の水産高校に入学した。
    男子が圧倒的に多い高校で、
    3クラス中、女子は3人。
    同じクラス。
    とても個性的な女子。
    担任の先生も素敵。
    「若鮎さんたち!」という呼び方が好き。
    高校で青春した...続きを読む
  • 百年厨房
    思いがけずファンタジー物でした。(帯に書いてありましたが全然読んでなかった!)
    頑なに閉ざされた人の心を少しずつ美味しいものが解かしていく。温かい物語でした。
  • 百年厨房
    大正から女中さんがタイムスリップする話。
    ノスタルジックで大正ロマンな雰囲気は魅力的だけど、
    中盤で失速する。
    恋愛的要素もあればもっといいと思う
  • 百年厨房
    初読み作家さん。
    後半ちょっとバタバタ感があるけど面白かったです。
    中に出てくるメニューがどれも美味しそうで、再現してみたくなりました。いつになるかわからないけど…
  • 百年厨房
    宇都宮の旧家に独りで住む石場大輔は、ひとりが好きな公務員。
    友人の学芸員である篠原紫は、高身長だが音痴で元気な女性で、石場家の蔵に興味があり入り浸っている。

    ある日、タイムスリップしたかのように突然現れたのは明治生まれでお手伝いをしていたアヤ。
    彼女は、祖父が生前飲みたいと言っていた「冷やしコーヒ...続きを読む
  • 百年厨房
    最初の展開の速さについていけなくて処理するのが大変だったけど、ただの大正グルメの本ではなく、宇都宮・大谷だからこその舞台設定があり、後半のタイムスリップの辺りの展開はなかなかエグかった。

    最初、令和の本なのに時代設定や生活環境、通信技術に違和感を感じていたら、途中で東日本大震災とのリンクだと分かっ...続きを読む