蓼内明子のレビュー一覧
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ジャズの調べ「明るい表通り」が流れる甘味処「さるも木からおちる」。そこで、小学5年生のふたごと、二人組のおばあさんは出会った。2年前に両親を失った少女たちと、50年前に双子を亡くしたおばあさんが抱えた喪失の悲しみは、温かい交流の中で癒されていく。
互いに支え合いながらも思い出を半分ずつにしていた槇...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生の双子(マキとカツラ)と、おばあさんの双子(まりあとえりあ)。
どこか陰のあるマキとカツラの抱える過去と、双子ということ以外は謎なまりあとえりあ。
少しミステリ要素も入りつつ、二組の交流の中でだんだん打ち解けあっていく様子が微笑ましい。
マキとカツラの過去は到底乗り越えられるものではない、厳し...続きを読むPosted by ブクログ -
甘味処で出会った、二組のふたご。
一組はマキとカツラ。もう一組は不思議なおばあさん、と紹介にあったので、不思議なおばあさんってどんな設定だろう。異界の人達?と思って読んだのですが、不思議というよりは、事情のあるおばあさんたちでした。
正統派の児童書。Posted by ブクログ