新井英樹のレビュー一覧

  • 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 1巻(1)

    一巻だけで判断してはいけない

    正直、一巻を読み終わった時、「買って失敗だったかな…」と思いました。
    絵柄も苦手、あまりにも奔放な登場人物たちの喋りについていけなくなることもしばしば。
    けれど、まさかこの作品が自分の好きな漫画ベスト5に入るとは想像もしていませんでした。
    もしこの作品がAKIRA並みの予算と人材でアニメ化され...続きを読む
  • 愛しのアイリーン[新装版] 下

    親離れ、子離れできるかどうか

    中毒性と魅力があります。
    親離れ、子離れできないとトラブルの原因や生きにくさに繋がってしまうのかな、と思いました。
    登場人物が皆癖がありますが、引き込まれます。
    作者さんの後書きも載ってます。
    おまけの漫画もお勧めです。
    映画も観に行きました。
    映画と比べると、細部が違う所もありますが雰...続きを読む
  • SCATTER あなたがここにいてほしい 1巻
    新井英樹のSF。ブレードランナー2049を観た時にこの作品を思い出したんですが、クラウド側がある程度悪く描かれているけれども、生殖機能を持たないことの苦悩は相当にあると思うんです。
  • 愛しのアイリーン[新装版] 上
    学生の頃ビッグコミックスピリッツ誌で読んでいたものを新装版で再読。
    後半は全然覚えていなかった。

    寒村に住む、両親同居40代独身の男がフィリピン人の娘と国際結婚する話だが、
    登場人物に全員癖がありすぎて (特に後半) 前半キャラが濃い人物がかすむほど。
    全体的にエログロな感じなのでそういうのに耐性...続きを読む
  • 空也上人がいた
    「原作のある漫画」というのは、まず手に取りません。その原作を知っていてもいなくても「おもしろくない」ことが多かったから。この作品も同様にスルーしていたのですが、勧められて読んでみて、結果、私も誰かに勧めてみたくなりました。「おもしろい!」と声高に語るタイプの作品ではないけれど、読んでどう思ったか、話...続きを読む
  • 空也上人がいた
    原作付きだから当たり前なのだけど、ここまで短くパッケージングされている新井英樹作品なのに、これだけの感動が得られてしまうのは今までなかったなあ。
    対談に先生の写真が載ってますが、新井英樹さん痩せましたね。
  • 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 5巻(3)

    問題作の名に相応しく

    感受性のある人は精神的に堪えます。
    心が弱っている時は読まない事を勧めます。
    後半まで捨てコマなしと言えるほど、些細な1コマにも伝える何かがあります。
    登場人物全てが怖ろしい程に人格を持っています。
    読むだけでも疲れる作品。
    作者も精神的によく書き切ったと思います。
    嫌悪感に耐えながら読み進め、最後...続きを読む
  • 愛しのアイリーン[新装版] 上
    田舎者の一人として言わせてもらうと、・・・リアルだ。
    どこ行ったって田舎者なんてこんなもんだよ。
    薄っぺらくて、薄汚い。
    田舎の人たちは素直で優しいなんて幻想。
    田舎の大人は他人の悪口ばかり。
    やることないからセックスかパチンコか農作業ばかりしてる。
    フィリピン人なんてそこら中にいる。
    フィリピン人...続きを読む
  • SCATTER あなたがここにいてほしい 1巻
    まさにイルミナティを描いたと言える、かもしれない。
    本当にこのままで、世界はどうなるのでしょうか?
    日本はどうなるのでしょうか?
  • 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 2巻(1)
    マリアの圧倒的なまでの母性が、モンちゃんの圧倒的な暴力性と謎のハーモニーを奏でてます。
    時々トシの入る隙が無くなるのが笑える。
  • 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 5巻(1)
    すごくボリュームがある作品だけど、一度読み始めたら止まらない。
    当時連載を追ってたファンはどんな気持ちだったんだろう。
  • 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 4巻(1)
    誰かとこのマンガについて語りたいけど、めちゃくちゃすすめにくいのが難点笑
    原画展、ぜひ開いてほしいなぁ。
  • RIN 1

    傲慢

    人間の闘争本能を直接に刺激するためなのか、ボクシング系の漫画には傑作が多い。その中でも本作品は特に異色の作品である。溢れんばかりの才能に恵まれた主人公が、自分の周囲全てに傲慢をかまして、ある意味一切の退路を断って突き進んでゆく。その将来は と読者をハラハラさせる所が良いのかな。絵は少々粗すぎるような...続きを読む
  • モーニング 2022年34号 [2022年7月21日発売]

    表紙が可愛い

    ちいかわと東リベのコラボの表紙が凄く可愛いです。ちいかわのマンガは相変わらず食べ物が美味しそうで見ていて楽しいですね。
    猫奥も面白かったです。
  • モーニング 2022年18号 [2022年3月31日発売]

    ちいかわが可愛い

    ちいかわの描きおろしがあるときいて購入しました。大好きなキャラの栗まんじゅうの登場が嬉しかったです。栗まんじゅうはお酒飲みでよく酔っ払ってますが優しくて気遣いが出来て素敵です。今回努力家な面も見られて良かったです。
  • ひとのこ (上)
    禅問答が繰り返されているようなストーリーだけど、読み進まされる力が強い。途中、グサりと胸に刺さる言葉がいくつか出てきた。読み終わってから数日経つが、その言葉をいまだに反芻している。
    大槻ケンヂの「人として軸がぶれている」がテーマソング。
  • モーニング 2021年10号 [2021年2月4日発売]

    一条さんおもろー

    一条さんオモローオモローオモローオモローオモローオモローオモロー
    早く単行本でてええええ!!!
    豆苗ーーー!!ーーー!!
  • ビッグコミックスペリオール 2021年3号(2021年1月8日発売)

    電撃ジオング

    サンダーボルトが載っかってるだけで最高です。ジオングがめちゃ活躍します。
  • 空也上人がいた
    山田太一っつったら、しみったれた・説教臭い・貧乏臭い、とやや敬遠している。
    それを新井英樹が漫画家するとは。
    なかなかに骨太だ。なかなかにチャーミングだ。
    最後に女性がある嘘をつくのだが、その嘘を混ぜた意図が、巻末対談で語られており、なるほどなー、と。
    再読するときはそこの再度味わいたい。
  • 愛しのアイリーン[新装版] 下
    人のあっけなさと、強さをこれでもかと言うほど見せつけてくれる終盤のスピード感は流石。実は連載していた時見てて岩男がアレした時にすげーびっくりしてたのを覚えていたんだけど、改めて読んでみてもやっぱりあそこは急展開だなって思った。こっちの新装版の最後のシーンはちょっとジーンとくる。