新井英樹のレビュー一覧
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90年代当時も衝撃だったマンガだけど、今読むとまた違った感慨がある。止まらない地方の過疎化は、バブルで浮かれてた時にすでに始まっていたのがよくわかる。Posted by ブクログ
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特別養護老人ホーム キレた 岡崎市 証券会社 家族の事なんて ケータリング 寿司 飛騨牛コロッケ キャベツ 重光さん46おばさん 人形劇団 バリアフリー 京都 偏屈 心の交流は殆どない お前こんなんでいいのかという目 風呂に入りたい 公共の花Posted by ブクログ
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【馬鹿は死んだら治るから】
愛愛愛。愛しかない。愛は優しくなんかない。強い愛は、鎌鼬のようだ。
包み込めば握りつぶし、触れようとすれば殴り倒す。
さよならよりも辛い愛。命よりも、重い愛。
愛、苦しみます。
よい本を読んだ。
アイリーン、幸せになれ。Posted by ブクログ -
日本の農村の嫁不足・外国人妻の問題をテーマにしたドラマかと思って読んだが、予想を大きく覆された。農村の問題は背景でしかなく、テーマは生・性・死・母・子が渾然一体となり、物語がすすむほど、その純度が高くなっていく。マンガという形でしか表現できない純文学だと思う。Posted by ブクログ
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『ミクロの精子圏』よろしく、
男女の交わりと精子のドアップから幕を開ける本作。
大まかな世界観は『ワールドイズマイン』とほぼ一緒だけど、
より実世界にいそうな変態を軸に展開する物語は、
得体のしれない吸引力を持っている。
絵にエロさがないのが残念であり、
そうでないと凄みがでないなあという必然も...続きを読むPosted by ブクログ -
人類に何かが起こっているという物凄くマクロな所から始まりつつ、今は変態ニートの主人公が暴走するミクロな物語。
あらすじだけ聞くとギャグのような印象ですが、新井英樹先生特有のエネルギーが迸った極めてシリアスな作品です。他誌では許されないであろう描写を、BEAMだからフリーダムにやり切っている感じです...続きを読むPosted by ブクログ -
志村貴子と新井英樹を一緒にレジに持っていくような、よくわからない漫画趣味の人間てのはどのくらいいるのかな、と思わなくもないなぁ、と思いながら買ったのを覚えている。新井英樹を最初に知った時の衝撃はもう何だか開けてはいけないパンドラの匣を開けてしまった、という一種の焦りと、けれどももう戻れないな、これは...続きを読むPosted by ブクログ
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意外と人の情熱とかまぐわりは気持ち悪いものだったりして、勿論綺麗なそれもあるけれど、こういうリアリティがある描写が好き。
展開どうなるのか不思議。Posted by ブクログ -
久々の本道か「新井英樹の描くロマンス」という煽りだったが、正直ぱっと見はそんな甘いものではない。でも確かに新井英樹が描くロマンスってこういうもんなのかもしれない。童貞ニートの久保は、深夜の代々木公園で露出マスターベーションをしていたところで、カップルたちの痴態を盗撮する沢田を見つけ、ぶっかける。沢田...続きを読むPosted by ブクログ
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全1巻
高かったけれど!!遅くからの新井英樹ファンには嬉しい一冊。普通の書店ではもちろんのこと、古本屋にもネットにも出回っていない作品がまさか読めることになるなんて!!『あまなつ』を買う前で良かった・・!まぁ、正直言って全部が全部面白い作品じゃなかったけれど。デビュー作の「8月の光」は読みにくいし、...続きを読むPosted by ブクログ