今日マチ子のレビュー一覧

  • みかこさん(1)
    東横線・大井町線・目黒線で区画された三角形とその周辺を舞台にする物語。これだけ短い区切りでお話を構成しているのに各話ごとにたいがい隠喩や換喩を詰め込んでるふうですごい。水彩の色遣いが重要な役割を演じている。
  • アノネ、 上巻
    パラレル・センソー・ワールドね。なんかしっくりこないなぁ。
    アンネの日記とヒトラーの伝記を下敷きにして、今日マチコが描く。
    戦争ものはなんとなく距離を取りづらくて苦手意識がある。それでも読むんだけど。
    戦争と日常、あるいは非常と普通の境の曖昧さ。アナログな繋がりやそれを痛々しく思えることは忘れずにい...続きを読む
  • COCOON
    トゲだらけの甘いお菓子、という感じだった。いま、自分の身を守るために、もっと、ここではないどこかに思いを馳せることを大事にしたいと思いました。
  • みかこさん(2)
    内容もいいのだけれど、個人的にはこの巻の「表紙」が、ベスト・コミック表紙・オブ・ザ・イヤー。素晴らしすぎでしょう!!
  • センネン画報
    サラッとも読めるし、じっくりとも読める。
    読むというより見る漫画かと思います。

    絵の青さが好き。
    勝手に、マチ子ブルーと呼ぼうかな。

    夜が明けきっていないブルーに染まったヒンヤリとした空気のような。
    それでいて、男の子と女の子のやりとりにドキドキする。
  • COCOON
    すごくコンディションが良くないと読めないマンガ。

    「センネン画報」のような読後感を期待して読んだら
    どえらく重い内容で半日ふさぎこんでしまった。

    カテゴリーとしては戦争モノに入るんだろうけど
    それだけじゃないものがたくさん詰まってる。

    「生きてるってなんだろ」とかテリーとドリー的なことを
    つい...続きを読む
  • かことみらい
    今日マチ子の新境地となるタイムトラベル・ストーリー。さりげなく未来への問題提議なんかも含んでますが、気の利いたギャグタッチでさらっと爽快な読後感を味わえます。豆ラクダの豆子が超絶かわいい…。
  • センネン画報 その2
    やっと買いました。オールカラー化は嬉しい限り。相変わらずこの不思議な絵の謎がわかった瞬間がいつも楽しい。この無重力の表現が生身の人間には出来ない。凄くカッコイイ。
  • みかこさん(4)
    1巻目ではストーリーがあまり明確ではありませんでしたが、話が進む度にテーマや登場人物の性格がハッキリしてきた感じがします。
    4巻目では、お互い付き合っている相手がいるのにわりきれないみかこと緑川のすれ違いがこれでもかとばかりに続くのですが、基本的に1話完結なのに全体として大きなストーリーにまとまって...続きを読む
  • COCOON
    あ、コクーンて、そっか。
    これは、実際に、あった話なのだ と思うと涙も出ない。
    日本の傷跡 沖縄の傷跡。。深い深いもの。忘れてはいけない事。
    あんな温かくて夢のような島(一回しか行ってないけど)でなぜ
    こんなことが起こるのか。ほんとに、憎しみからは何も生まれないのに
    ひめゆりは、女の人が描くからこそ...続きを読む
  • かことみらい
    一言で言えば、少女漫画のフォーマットで描いたドラえもんのタイムトラベルもの。

    SF・コメディ色が強めで、叙情性は控えめ。という意味では「ミドリさん」あたりに雰囲気は近いかもしれません。
    iPhoneやiPodがアンティーク扱いだったり、タイムトラベルに使う小道具が意外なものだったりと、楽しめる要素...続きを読む
  • みかこさん(3)
    ゆるやかに、でも大切な時間が描かれる。優しい色使いがすごく好き。
    ネットでも見ることができるのだけど、本として手元に置きたい。そんな作品。
    ネットの方で見られるアオリも好きなので、それがないのは残念だけど、おまけマンガの面白いのでやっぱり買って正解だったなぁ
  • センネン画報 その2
    ≪内容覚書≫
    ブログ連載から書籍化?
    本と画集と分類に悩む。
    文字よりも絵を楽しむものなので、画集に分類。
    絵だけでストーリーが進むものが多い。
    つぶやきのような会話やさりげない一言が添えられる程度。

    ≪感想≫
    同僚からの誕生日プレゼント。
    いろんな青色、集めました、という感じの一冊。
    初夏のイメ...続きを読む
  • センネン画報 その2
    水彩画?っていうんですかね?
    絵がとても好きです。
    あぁ、わかるって絵もたくさんあるし、
    タイトルを見るとなるほどってわかる絵もあれば、
    全然わかんないのもあるんですが…(笑)
    小説ネタのお題になりそうなのがいっぱいです(*^_^*)←
    女の子の大胆な行動が好きだったりして。
  • センネン画報
    「速度よりも 距離」
    「ふたりできても 夢の中は いつも ひとり」
    「気の毒な定規」

    躊躇が好き
    ハンガーも好き
    季節は冬が好きです
  • センネン画報 その2
    あいかわらず綺麗でした。
    オールカラーという点は大きいです。
    マチ子さんが好きになり、fのマチ子さん特集まで買ってしまいました。
  • センネン画報
    いちにち1ページな日々。
    そうそう、って思ったり。
    ???、って思ったり。
    ページをめくるのを止められない不思議な引力。
    なんどでも、くりかえし。
    ふと、手にとりたくなる。
    じんわり優しくなれる日々です。
  • センネン画報
    1ページで簡潔するマンガ。というか絵。
    言葉はほとんどなく、動作・仕草のみ。
    感じ取るのかな。日本人向きだと思います。わびさび。
    内容は、当たり外れのある感じでしたが良いと思います。

    「海まで38Km」は多摩川らしいです。行ってみたいなぁ。
    多摩川ならすぐいけるか。
  • センネン画報 その2
    何かホッコリする感じの内容と画がいい!
    けど私にはまだまだ想像力が足りないのか
    これはどういう意味?ってものもいくつかある・・・
    気持ちが落ち着いた頃また開いてみよう
  • センネン画報 その2
    透き通るような色彩と、やわらかな線が描き出す静かな世界。痛みも喜びも、瑞々しく感じる。描き下ろし「O原の夢」も収録。