信吉のレビュー一覧

  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    世の中にはいろんなしがらみや思惑、物欲などが混在しているが、どれも結局『自分自身がどう思うか』これに尽きるのではないか。

    どんなに立派な家や財宝を持っていても、心や身体が健康でなければ、何の意味もない。

    すべてにおいて自分という資本がもっとも大切だなと改めて思う。

  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    三代随筆の一つである「方丈記」は、日本最古の「災害文学」とのこと。そうだったっけかー、学校で習ったんだろうけどすっかり忘れてました。
    62年の人生の中で5つの災害を経験している長明。「遷都」も災害扱いなのね。
    でもま、日本は自然災害がとりわけ多いから、被害の大小関わらず5つくらいは被災するのかもな。...続きを読む
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    夫が持っていたコミック
    以前、方丈記はNHKの「100分de名著」である程度知っているつもりであったが、振り返られるのはいい機会でした。

    方丈記の内容を素直にコミックにしてくれています。

    内容としてはそれでいいと思いますが、
    鴨長明の出生や歩んだ人生をもう少し踏まえていただいた方が、自分好みでし...続きを読む
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    養老孟司さんの解説に共感するところが多かった。

    鴨長明の自足する生活を見習うべきだと思った。
    少ない食料しかないからこそどんなものでも美味しく感じられる。このような気分を感じることは全くない。物が溢れている現代は本当に幸せなのだろうかと考えさせられた。
    (メモ 自足:自分の置かれた状況に満足するこ...続きを読む
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    方丈記が分かりやすくよめた。長明はよく生き残ったものだ。都に行くと自分の姿に恥じることもあるとある、そんな感覚を持っているから色々考えたんだろうな〜と思った。もとの水にあらず。
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    漫画なら読めるかな。と思い読みましたが、読んでよかったです。小学生位の子どもの本棚にそっと入れておきたい一冊としてメモしておきます。
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    原文も読めば読めないこともないけれど、漫画読んでからでもよいでしょう。やっぱり漫画から入ると全体がわかりますよね。
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    『方丈記』の概要は、水木しげる版のマンガで掴んだ。養老孟司の解説を読みたかった。その一点で本書を購入した。
    結論から言えば、その解説から新たに学ぶことはなかった。養老孟司が『方丈記』を高く評価していることは知っていた。諸行無常を描いていることが、その理由であることも知っていた。
    ただし、養老孟司の解...続きを読む
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    さらーっと読んだ。確かに物に執着するのはダメかも知れない。でも今の私はこんな家に住みたいとか、あれが欲しいとか、欲がある。でも反論できないのが、もどかしい。
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    鴨長明『方丈記』を漫画化した作品。原文では分かりにくいところも、漫画で描かれているととても理解しやすい。長明が都にいた期間に、地震や大火災、飢饉などの災害にあっていたことがよく分かった。ようやく『方丈記』が読み解けた気分になれた。
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    なかなか一回読み終わっただけでは分からない。
    でも日本という国が昔から災害に悩まされてきた国なんだな、方丈記から学ぶ事はその度にあるんじゃないかと思いました。
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    原文を読むには自身の学力では及ばない私にとって、こうして読めるようにしてくれている本はとてもありがたい。

    「方丈記」 一度は聞いたことがあっても、一体全体何について書かれたものなのか分からない、けど興味があるという人にとっては、触れやすいので是非、一読してみても良いのではないだろうか。

    個人的に...続きを読む
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    方丈記の内容をザックリ知ることができて良かった。
    変化の早い時代だからこそ、より沁みる内容です。自分とは何かを考えさせられます。
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
    漫画方丈記 鴨長明 

    当たらず障らずで
    わかりやすいけれど
    普通すぎて
    漫画で表現する意味がない
    もう少し突っ込んだ
    独断の解説がほしかった
    文を構成したのは誰なのか?
    漫画を書いたのは誰なのか?

    養老孟司の後書も
    押して知るべしで
    当たり前のことが書いてあるだけ
  • 漫画方丈記 日本最古の災害文学
     お見事!
     方丈記をして、”日本最古の災害文学”とした時点で、本書は手に取って読んで(見て)みる価値がある。

     たぶん、ちゃんと(?)読んだのも中学生の国語の授業以来か。しかも、後段になればなるほど、覚えていない。

     けれども、あれから40余年が経ち、著者の最晩年に近い年代になってくると、鴨長...続きを読む