三代随筆の一つである「方丈記」は、日本最古の「災害文学」とのこと。そうだったっけかー、学校で習ったんだろうけどすっかり忘れてました。
62年の人生の中で5つの災害を経験している長明。「遷都」も災害扱いなのね。
でもま、日本は自然災害がとりわけ多いから、被害の大小関わらず5つくらいは被災するのかもな。
...続きを読む戦争も災害とするならそれはまだ経験がないけど、下手したらこの先あるかもしれないし。
いくら立派な家を建てても、いくら財産を蓄えても、災害に遭ったら全てなくなってしまうのに。身軽が一番。わかっているけど喉元を過ぎたら暑さを忘れる。これもまた人間。
ものがあっても無くても自分が満足してればいいのである。そんな【自足】の思想があれば他人のSNSなんて気にならない。
養老先生の解説も面白かったです。これからもし災害で被災することがあったら「方丈記」を思い出せるといいな