セーアン・スヴァイストロプのレビュー一覧
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文庫本でこの厚さの本を久しぶりに手にしましたよ。
上下巻が多い中、1冊に収めているのもいい!
最後まで一気に読んでしまいました。Posted by ブクログ -
衝撃的な面白さ。
ページをめくる手が止まらないし、止めたくない。
でも終わって欲しくない。
永遠に読んでいたいと思える、そんな作品だった。
何回でも読めそう。
2回目の方が面白い説さえある!(興奮しすぎw
1日も早く2冊、3冊と出して欲しい。
トゥリーンシリーズじゃなくてもいいから。Posted by ブクログ -
最後まで犯人がわからなかったし人物が多くて。。
でも面白かった。犯行動機の設定さえもう少し考えてあるとよりおもしろろかったのかな。Posted by ブクログ -
正統的な北欧ミステリーの系譜に連なる作品ながら、章だてが短いせいかとても読みやすかった。醜惨な事件であるが後味は良い。Posted by ブクログ
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コペンハーゲンで若い母親を狙った凄惨な連続殺人事件が発生。
被害者は身体の一部を生きたまま切断され、現場には栗で作った小さな人形“チェスナットマン"が残されていた。
人形に付着していた指紋が1年前に誘拐、殺害された少女のものと知った重大犯罪課の刑事トゥリーンとヘスは、服役中の犯人と少女の母親であ...続きを読むPosted by ブクログ -
冒頭から引き込む力が強くてそれがラストまで緩むことなく進む。連続殺人とそのなかに隠されたもの。現場に置かれる栗人形(チェスナットマン)の意味。不気味さと恐怖、先の見えない不安。見えてこない犯人と警察との戦いの面白さ。緊迫感のあるシーンの連続の終盤。700ページ近くあるけれど長さを感じさせないくらい一...続きを読むPosted by ブクログ
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フランスで一番売れている作家と言われるベルナール・ミニエを想起させるサイコなサイコなエンタメ作家が、デンマークに新たに登場した。今回はおそらく北欧小説界においてもエポック的大作。デンマークと言えば、ぼくも大ファンである『特捜部Q』のシリーズを第一に思い浮かべるが、本作は当然ながら別の個性による味わ...続きを読むPosted by ブクログ
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ゲラ本当選いただいて読むことができました。
読みやすく、スリリングでスピーディー!あっという間に読んでしまいました。「冒頭から驚愕」という紹介で、そんなまさか・・・と思っていたらビックリします。もちろんラストは超衝撃です!普通のミステリーに飽きた方にオススメ。Posted by ブクログ -
最後に畳みかけるような盛り上がりがあり、スピード感もあって読み応えのある作品。元々の作者のスタイルなのか翻訳の関係なのか分からないけど、文体が短文&現在進行形で進んでいくのが特徴。(最初の頃はこの文体に少し疲れてしまったのだが、後半は展開が面白くなったのもあってそこまで気にならなかった。)
この手...続きを読むPosted by ブクログ -
読ませる。最小限の人間関係で書きつくしている。が、連続殺人の動機は明確に示されない。海外ものはプロット展開は上手いけれど、動機の一点で穴があるものがあるよね。Posted by ブクログ
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デンマークコペンハーゲンを舞台に起こった連続殺人。猟奇的な方法と残されたチェスナットマン。二転三転する捜査と警察内部のパワーバランス。主人公二人の反目からお互いを認め合うところなど非常に面白く一気に最後まで読んだ。Posted by ブクログ
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凄惨な死体の側に栗の人形という、いかにも猟奇的な殺人の意味するものとは。肝心の栗の人形が表紙にあるにもかかわらずピンとこなくて、前半は気分が乗りませんでしたが、冒頭のシーンと繋がってからの加速が凄かったです。そこからはもう眠れなかった~。デビュー作ですが、ドラマの脚本をやってる方なだけあって、飽きさ...続きを読む
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面白かったが、場面が目まぐるしく変わり世界観に引き込まれそうになったのに、急にブレーキを掛けられてしまうので、その都度ページを捲る手が止まる。
海外ドラマに良くある、手法だが1時間番組だから途中で話が切り替わっても内容を覚えていられるけど、文章しかない小説では、話が途切れて別の話が始まると、前の内容...続きを読むPosted by ブクログ -
約700ページ。とにかく分厚い。
ただし章が細かく、どんどん展開していくため、サクサク読み進められる。
特に、中盤以降はページを捲る手が止まらない。
正直、犯人については全く予想できなかった。
次回作もありそう。Posted by ブクログ -
始めは登場人物が多く、事件との関わりが難しくてなかなか読み進めなかった。が半分350ページ超えた辺りから断然話のスピードが増した。
兎に角、映像化が冴える作品と思った。Posted by ブクログ -
テンポが良く飽きさせない展開で、分厚い割にあっという間に読めた。
作者がキリングの脚本家と知って納得。
事件そのものやストーリー展開は申し分ない面白さだが、個人的にはトゥリーンやヘスの抱えている背景や人物描写がもうちょっと欲しかった。Posted by ブクログ -
前半は登場人物の名前を把握するのに一苦労。結局、半分から一気読み。序盤から人がバタバタ死んでいき次々と怪しい人が現れ引き込まれた。いい意味で今まで読んだ北欧ミステリとは違うかも。楽しかったので星4。ボリュームあるので英訳だと3週間くらいかかったかもな。Posted by ブクログ
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面白い
短い章で繋がれる、リアルタイムで疾走感のある文体だと思ったら、KILLINGの脚本家だそう。 Netflixでドラマ化もされている。
ラストが素敵Posted by ブクログ -
犯人は意外な人物でしたが、その素地がうーーん、って感じ。国内作品もこうしたものはありますが、海外作品においては結構、背景や生い立ちが似通ってて、それで頭おかしくなりました的な。ホワイダニットの部分が浅いと感じます。単に合わないんでしょう。謎を解き明かす気持ちより残虐な部分の印象が強く残りました。Posted by ブクログ
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2、3ページずつ場面転換するので、短文に集中するのが苦手なわたしは読み進めるのにやや苦労した。せめて10ページくらいずつにしてほしい。
そしてもうちょっと人物描写がほしい。
事件は面白いけれど結末も「そうなんだ」と思うだけで、こみあげてくるどきどきはなかった。刑事さんに何か惹かれる個性があったらな〜...続きを読むPosted by ブクログ