寺田真理子のレビュー一覧
-
自分の好きな物語や実用書に出合った時、心が弾んだり、落ち着いたりすることがある。それが読書セラピーという視点で捉えることもできるのか。という感想。これまで、読書とは何かを得るため、知るため、娯楽のため、という認識しかなかった。人を癒やす効果があるという視点は面白い。本のセラピスト、ソムリエ等、今後の...続きを読むPosted by ブクログ
-
1485
寺田真理子(てらだ・まりこ)
日本読書療法学会会長
長崎県出身。幼少時より南米諸国に滞在。東京大学法学部卒業。多数の外資系企業での通訳を経て、現在は講演・執筆・翻訳活動。読書によってうつから回復した経験を体系化して日本読書療法学会を設立し、国際的に活動中。また、うつの体験を通して共感した認...続きを読むPosted by ブクログ -
物心ついた頃から、ずーっと大好きな読書ですが、今までセラピー効果について考えたことは全くありませんでした。
でも、登場人物から元気を貰うのは昔から日常茶飯事だし、イライラしているときに本を開いたら面白くて、気付いたら集中して読んでて気分が切り替わっていたり、という経験はしょっちゅう。
自然にうまいこ...続きを読むPosted by ブクログ -
イギリスでは薬のように、本を処方するという取り組みまで行われており、イスラエルでは読書セラピストが国家資格としてあるらしい。
読書によって心や体の不調だけでなく、根本的な問題に対する解決の糸口が見つかる可能性があるという。
「読書療法」についての入門書としてオススメ。Posted by ブクログ -
認知症とうつ症状の意外な関係性がわかる。パーソンセンタードケア、これを実践するにはまず、自分自身の心と身体が健全な状態じゃなければ大変だなと実感しました。Posted by ブクログ
-
読書セラピーという言葉を聞いて、この本にとても興味が湧きました
読書を習慣にするようになり、この本に書いてある事に共感しました
私にとってのセラピー本は、益田ミリさん、北大路公子さんです
朝は自己啓発、仕事に関係する本
仕事帰りは自分の好きな旅、食などのエッセイや小説
などと、無意識に分けて読...続きを読むPosted by ブクログ -
社内の司書さんから
おすすめしてもらって読んだ本。
読書セラピーは、英語では
ビブリオセラピー(bibliotherapy)と言い、
書物による病気の治療法と言う意味。
日本読書療養学会では、
「読書によって問題が解決されたり、
なんらかの癒しが得られたりすること」と
幅広く捉えている。
この本...続きを読むPosted by ブクログ -
○読書セラピーという言葉を初めて知り、興味を持ったので読んでみた。
○本は表紙に惹かれてだったり、帯の言葉に惹かれて購入することが多かったので、今度芋づる式選書術もしてみたい。
○読者の権利10カ条に読まないや、最後まで読まないとあり、読書って自由でいいんだと思った。ますます本が好きになった。Posted by ブクログ -
読書によって救われる、ということは自分の体験的には普通にあるので、人にも勧めたりしていたのだが、読書セラピーと呼ばれ(「読書療法」「ビブリオセラピー」などいろいろな呼び方はあるようだが)、イギリスなどでは制度化されていたりするんですね。
自分のための本選びには困らないが、人に薦める本というのは難し...続きを読むPosted by ブクログ -
興味深く為になる本でした。
『 心を整え、力をくれる 新しい読書法のすすめ
イギリス政府公認 /
マンガ、絵本、写真集、実用書、自己啓発書、小説・・・・何でもOK! 』
と、帯の言葉。
何故か、『 イギリス政府公認とマンガOK! 』の言葉に惹かれて購入しました。
『プロローグーー本が私を助けてく...続きを読むPosted by ブクログ -
優しい読み物。著者が最初に自己開示し、彼女の実体験を通して説明してくれたので、自分とは違う選書傾向でも共感しやすい。なによりマンガ、絵本、写真集、実用書、自己啓発書、小説等々のあらゆるジャンルを肯定してくれている。これは心強い。読み終わると、積読本が薬局の棚にある種々の薬に思えてきた。市販薬を自分の...続きを読むPosted by ブクログ
-
積読が多い私は、「ワインボトルのように熟成させて」の言葉に救われました。
読書に苦手意識をもっていたのは、自分で勝手に縛っていたからなんだなと。もっと自由であっていいことに気づきました。
読みたい本がたくさん見つかったので、また積読が増えそうです。Posted by ブクログ -
読書セラピーとは何か、という本なのだけど、私にとってはこの本自体が読書セラピーだと感じた。
読書好きとしては、本の役割について共感できる部分が多々ある。
そのときの気分によっておすすめされている本は、まだ読んだことのないものばかりで興味深かった。
読書という行為について、本というモノについて深く思い...続きを読むPosted by ブクログ