キム・ホンビのレビュー一覧
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2021サッカー本大賞受賞作。
舞台は韓国。
サッカーをしたことがない普通の女性が草サッカーにハマっていく様子がツボ。
妻が所属するママさんサッカーチームでも人気になった本。(女子)サッカーに国境は無い!Posted by ブクログ -
“社会の規範”から外れて何かをすると、「○○が××をすることに意味あるの?」等の否定的な言葉を投げつけられることが大なり小なりある。そんな経験をしている人は、この本から勇気をもらえると思う。Posted by ブクログ
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何かを偏愛する人が偏愛するものについて語ることはだいたいおもしろい。それがたまたま「男性のスポーツ」とされているサッカーだったために、フェミニズム、シスターフッドの話になっているという感じ。女性にありがちな苦労話があるから、わかるわかると共感することばかり。マンスプレイニング野郎をやっつけるところは...続きを読むPosted by ブクログ
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わたしはサッカーはやらないが長く好きで見てきたので、共感できることがたくさんあった。サッカーを知らない人でも、自分の物語として読める部分があると思う。ユーモアがあって読んでいて楽しいし、注釈のアシストも絶妙で親切だった。好きなことを楽しむパワーをもらえた。
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面白かった!30代社会人女性がチームに入ってサッカーを始める、ってだけで、体力的にも社会的にも生活的にもそりゃもういろいろ壁があるだろうなというもの。訳文も軽妙で楽しい。
でも私が特にそうそう!と思い、また最も爽快感があったのは『ロビングシュート』の章だった。土砂降りのコクリツでベッケンバイアーを見...続きを読むPosted by ブクログ -
フェミ本として訳者や出版社は出したいのだろうし、作者もそういった意識はあるのだと思うが、そういった括りにしたくない本だと思う。ジェンダーは間違いなくあるし、不自由な思いをしている女性も多いことは理解してるが、新しいものに出会い、のめり込み、喜びを見出し、誰かに伝えたくなる。そういった喜びに満ちた本だ...続きを読むPosted by ブクログ
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筆者は韓国のアマチュア女子サッカー選手。別に学生時代にサッカーをやっていたわけではなく、30代になってから突然サッカーをやりたくなり、ある女子サッカーチームに全くの素人として入団する。本書は、筆者が入団してから約1年間の彼女にサッカーライフを自ら語ったエッセイ。
本書には2つの側面があるように感じた...続きを読むPosted by ブクログ -
人生はなかなか大変で、急に良くなったりとても素敵なことはなかったりするけれど、ちょっとしたいいことはときどきある。読んでいてじーんとする。
男尊女卑の日本と同様に韓国でも女性が置かれた立場や受ける待遇は大変なことが結構ある。本書でもマンスプレイニングや出産前後のサッカーとの関わり具合とか、あらため...続きを読むPosted by ブクログ -
韓国で、「脱コルセット」運動をはじめ、「女性はかくあるべき」としているものを自ら問い直す、フェミニズムエッセイが話題だということを、私は知らなかった。
サッカーにしても、韓国の男性は、それを自分たちだけのものだと思っているなんて文章を読むと、確かに、上記のような運動が盛んになるのも肯けるような、決...続きを読むPosted by ブクログ