フランク・マルテラのレビュー一覧

  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    とてもいい本だったが、タイトル通りの内容でないことは指摘しておきます。
    原題は「a wonderful life:insights on finding a meaningful existence」
    直訳すると「素晴らしい人生:意味のある存在を見つけるための洞察」
    フィンランドに関係する内容はほと...続きを読む
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    幸せについて本気出して考えてみる前に読むことをおすすめします。ありがちな「幸せになれます本」とは違って、たった一つの考え方に偏らず、哲学、歴史、宗教、科学、文学、映画、社会、心理、あらゆるリファレンスを総動員して、人そのものを見つめた上で、生き方の提案をしている。はじめてこういう本を読む人は、一度で...続きを読む
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    人生の意味には2つあり、普遍的なものと個人的なものに分けられる。普遍的なものの追求の先には答えはないという事。自分の人生の意義を深めることが大切であり、世で娑婆の中で生きる事なのだと理解した。

    人は隣人のために生きなくてはならない。それが自分のために生きることなのだ(セネカの手紙紀元前65年)
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  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    人生とは。そもそも人生には意味があるのか、意味がないとしたら、どのように意味を持たせて生きていくのか。読んだものよりも、自分はどのように思う?を考えさせられた本だった。人種関係なく、人生に意味があると思う人と、ないと思う人はいるけど、その根拠には国民性や人種の違いがあるのだろうと思った。キリスト教な...続きを読む
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    人間とは、生まれつき意味を求める生き物(ロイバウマイスター)
    人生の目的がある人ほど長生き=フランクル(ホロコーストを生き延びた)
    現代人は人生の意味を自分で決めていいが、それゆえ虚しさも感じている。
    自分の選択に従って生きるには核となる価値観が必要。

    人生の意味深いものにすることは意外に簡単。人...続きを読む
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    近代化によって全ての人に問われるようになった「生きる意味」。これについて様々な哲学、文学、心理学の知見を基に論じている本。読んでいる序盤は、本当にこんな難題に応えることができるのだろうかと半信半疑だったが、読み終えてこんなにもスッキリとするとは思わなかった。
    唯一不満があるとすればタイトルや帯が内容...続きを読む
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    まさに幸せについて本気出して考えてみた本。
    生き方、考え方を見直す。
    個人主義的な利他主義や、信仰と宗教の関わりについて考えさせれられる。
    自分の中の確固たる価値観や目標とは何か?
    自分のこと。
    家族のこと。
    ワークライフバランス。
    仕事のために生きたくはない。
    楽しいことのために生きたい。
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    他者貢献することが自分の幸せにつながる
    自分の能力を伸ばし、生かすことの幸せ

    つまり自己実現と他者貢献が幸福につながると言うこと。


    また、選択のパラドクスには満足化が有効
    ある程度以上、いいと思えるものがあれば即それを選ぶ。
    あまりに細かく選ぶとストレスになり、後悔も増えると言うことを知る
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    人生を意味のあるものにするには
    どうしたらいいのか、が沢山詰まっている

    その問いかけをされたとき
    漠然とした答えは用意できるかもしれないけれど、基礎となる知識があるだけで少し答え方が変わるような気がする 

    少しでも人生が楽しくなる知識をくれる本
  • 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
    哲学者や主義、宗教の考え方を過去から遡って現代の幸せの感じ方を説明する内容。
    昔の科学が発展する前の考え方からの移り変わり等、なるほどと思う部分はあったが、例えばの話が多くクドく感じてしまった。

    ざっくりの結論としては
    いつ死ぬかわからないから全力で生きること。
    善行を行い他者に貢献すること。
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