笹生那実のレビュー一覧
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別マや別フレ…なんて懐かしい!今も大活躍されている先生方のパワフルさと面白さとシュラバがあってこそ、ワタシの人格形成のひとつになったんだろうなぁ。昔も今も漫画まみれということはなんて幸せなことだろう‼︎
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面白いという評判に違わず面白い。70年代少女マンガに耽溺した世代なら必読の書。諸先生の画風やキャラクターを忠実に模した趣向。企画から刊行まで2年9ヶ月も、納得の熟成期間だ。
以前から好きな樹村みのりが、ますます大好きになった。
24年組との交友が少ないのは残念だが、萩尾望都 作詞作曲「アシスト...続きを読むPosted by ブクログ -
今読んでいる本が、ちょっと年明け最初にしては物騒な内容なので、買ってからずっと読みたくて我慢していたこの本を。
もう、読んでいてわくわくがとまりません。
美内すずえ、くらもちふさこ、三原順、樹村みのり、山岸涼子等のアシスタント経験のある作者。
アシスタント仲間として、槇村さとる、倉持知子、浅川まゆ...続きを読むPosted by ブクログ -
いやぁ〜スゴい!何がスゴイって、アシをしたのがそうそうたる漫画家の皆さんな上に、それぞれの漫画家さんの絵柄そっくりに作中の絵を描かれていて、好きな人には堪りません!
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まず、カバーデザインからして当時の少女コミック風でテンション上がりました。
また、登場される先生方の画風を作者が見事に描き分けられて、当時リアルタイムで読んだ一読者として、「ああ、この作者はプロでもあり、大のマンガファンなのだな」とうれしくなりました。他の方も書かれているように、未読の作品も手にと...続きを読む匿名 -
白泉社で描いてた大先生が次々に。
それぞれの絵柄で再現されてるのがすごい!!
40年くらい前の少女漫画の地位の低さ、それでも生まれたたくさんの名作は色褪せず、今でも何度も読み返してる。
天人唐草の後の山岸凉子先生が人間の深淵を描いた作品の凄さよ。
コタツと蚊帳の怪談、表鬼門の家のエピソードは山岸凉子...続きを読むPosted by ブクログ -
70〜80年代の少女漫画黄金期の今やレジェンド級の先生たちの現場にアシスタントとして参加した作者がみた名作誕生の裏側と若き先生たちの姿が蘇る。
リアルタイムで読んでいた作品のあのシーンの裏側が垣間見られてとても面白かった。
本作内で取り上げられている作品を読み返したくなった。
美内すずえ先生は「...続きを読むPosted by ブクログ -
世代なので購入は義務!
三原順先生やくらもち先生など登場が当然の中、一コマ佐々木淳子先生がいらして嬉しかった(予想外でした)。
今本にならないと残らない内容と思うので、若い描き手の方にも読んで欲しいな。Posted by ブクログ -
今ではなかなか読む機会のない漫画や漫画家が多く登場するが、美内すずえの『ガラスの仮面』が好きな人にはぜひ読んでもらいたい。この本を読むと、『ガラスの仮面』が現在も続いているのは改めてすごいことだとだし、時空が歪んでいる!?と不思議な気持ちになる。有名作品の創作の裏話も多々あり、リアルタイムで70年代...続きを読むPosted by ブクログ
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くらもちふさこさんってそんな昔の
作家さんなんだなーってびっくり。
今も絵柄を変えて描き続けてるのすごい!Posted by ブクログ -
とにかく面白くて一気に読んでしまった。少女漫画の成長期のアシスタントから見た現場。当時の絵柄っぽい絵も内容に合っていて良い。
軽いタッチではあるが、相当過酷にな状況で描いていたのが窺える。その割に悲壮な感じではなく、むしろ連帯して乗り切ることを楽しんでいるかのようだ。Posted by ブクログ -
70年代のそうそうたる少女漫画家のアシスタントとしてシュラバを経験した筆者が、当時を振り返った漫画。
美内すずえのアシスタントから、くらもとふさこなどとアシスタントをしていたなんて、とんでもなく貴重な体験。
カンズメのアシ仕事は過酷だけど、とても充実して楽しそうな様子など、まさに青春という感じ。...続きを読むPosted by ブクログ -
少女漫画の革新期といわれる1970年代をアシスタントの目線から回顧した楽しい作品。作者が多くのアシスタントを経験されただけあって、美内すずえ、樹村みのり、山岸凉子など著名な作家の仕事風景や情熱を横断的に窺うことができる。この時代も、歴史として描かれるようになってきたということかもしれない。Posted by ブクログ
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くらもちふさこ先生や美内すずえ先生など、大御所漫画家さんのお人柄や若き日の修羅場エピソードを当時のアシスタントさんの目線から描いた作品。
レビューを見て気になり、読んでみました。
私はこの作品に出てくる漫画家さんの作品をあまり読んだことがないのですが(『ガラスの仮面』を数話読んだくらい)、少女漫画...続きを読むPosted by ブクログ -
作者は1970年代に美内すずえ先生ほかのアシスタントを務められ、後に三原順先生の著作復刊にも貢献された方です。本作にはお二方のアシスト時のエピソードにもページが割かれています。
かの時代の少女漫画アシスタントの現場の雰囲気は、当時の漫画家さん自身による近況報告や単行本のおまけページ、あるいは同人誌な...続きを読むPosted by ブクログ -
このマンガがすごい2021オンナ編第3位。
マンガ家デビュー後から少女マンガ黄金の70年代
をアシスタントとして木原としえ、くらもちふさこ
三原順、樹村みのり、山岸涼子などを支えた。
特に「ガラスの仮面」美内すずえはネームが押しいつも締め切りは完徹のシュラバだったそう。
残念ながら少女マンガほとんど...続きを読むPosted by ブクログ -
美内すずえさんや山岸凉子さんら、たくさんのマンガ家さんたちのアシスタントを務めた笹生那実さんによるエッセイマンガ。数々の名作が生まれる瞬間を共有してきたアシさんの視点は、作家さんご本人の作とはまた違った味わいと感慨に溢れています。現場を離れて久しいとおっしゃってるのに、絵のクオリティの高いこと! 時...続きを読むPosted by ブクログ
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これはもう、70年代に少女漫画を読みふけっていた人にはたまらない一冊。少女漫画が大きく花開いていった時期に、今では大御所となった先生方の若い頃、掛け持ちのアシスタントをされていた著者による回想で、おおーっというエピソードがてんこ盛りだ。
著者自身も漫画家としてデビューしたが、自作は描かなくなり、ア...続きを読むPosted by ブクログ -
まさに私の世代、面白いかった!
美内先生、山内先生、くらもち先生、
みんなあの頃夢中で読みました。
当時は作品の世界に入り込み制作裏のことなど想像することも無く、また教えてもらっても、悪く言えば余計なお世話だと思ったでしょう。(ごめんなさい)
でも、今回何十年かぶりに懐かしい作品を思い出しな...続きを読む -
ご本人のアシスタント体験を描いており、当時は歴史的な傑作として今に至る作品に携わっていたとは意識していなさそう。つらくても漫画に携わる喜びが溢れていて、読んでいて楽しくて元気が出る。
僕はアシスタントはほぼやったことがないので、若い時にやっていればもうちょっと出世できていたのではないだろうか。...続きを読むPosted by ブクログ