アミの会(仮)のレビュー一覧

  • おいしい旅 しあわせ編
    どのお話もほっとする内容で心が温まった。特に好きだったのは三上延さんの「美味しいということは」。
    卓郎とお祖母様の絶妙な距離感、2人の会話が素敵。読んだ後、おばあちゃんに会いに行こう、そして今年こそは念願のお花見を一緒にしようと思った。
  • おいしい旅 しあわせ編
    旅の醍醐味は、おいしい食べ物だと改めて思わせてくれるようないいお話ばかりでした。
    一番食べてみたいと思ったのは、「もしも神様に会えたなら」の“伊勢うどん”。関西住みだけど、食べたことなかった。主人公の少年2人が“優しい気配り”で表現した味を食べてみたいと思いました。
    話が好きだったのは、「旅の理由」...続きを読む
  • ここだけのお金の使いかた
    特に心に残ったのは、大崎梢さんの『12万円ワンコ』 長嶋恵美さんの『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 福田和代さんの『わらしべ長者のつくりかた』松村比呂美さんの『二千万円の差額』。
    タレント犬の実態や、推し活、買い物依存、には驚くばかり。わらしべ長者の話は、爺さんの説得力が絶妙で、展開にも笑っ...続きを読む
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ
    人気作家によるメッセージを主軸とした11つのショートストーリー集!
    あたたかいお話しもあれば少しゾッとするようなお話しもあり、一つ一つが長すぎず短すぎず読みやすい長さでした。
    私のお気に入りの作品は
    ☆孤独の谷
    ☆そのハッカーの名は
    ☆青い封筒
  • おいしい旅 しあわせ編
    おいしいもの食べるってしあわせな気持ちになる。
    このアンソロジーでも、色んな事情で旅をする人が、おいしいものと出会っている。
    1作目の大崎梢さん。小学生の男の子の1人旅という冒険が素敵。2人は、その後もいい関係を築いていけるね。
    時空を超えていく篠田真由美さんの旅も素晴らしかった。
    柴田よしきさん、...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    どの旅もおいしそうで、たのしそう。

    でも最期のアイスランドの旅は自分の介護の経験も重なって少しつらかったかなぁ。

    介護をしていない人間は口だけは出すものですからねぇ。

    いろいろ思うことありの最後の一遍でした。
  • ここだけのお金の使いかた
    『百万円分の無駄』 新津きよみ
    『一生遊んで暮らせる方法』 原田ひ香
    『12万円わんこ』 大崎 梢
    『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』 永嶋恵美
    『わらしべ長者のつくりかた』 福田和代
    『塾に行かない子どものための五つのクリンプス』 図子 慧
    『二千万円の差額』 松村比呂美

    「アミの会」のア...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    旅先で美味しい体験を一緒に味わっている感覚が楽しい。人との出会いが大切だと解る本。いつの日か、同じような旅に出たい。
  • おいしい旅 しあわせ編
    間違いなくしあわせなお話だよね。

    友達を得たり、実は想い人はもうすぐそばにいたり
    離婚危機の夫婦の糸をつないだり…

    切ないお話としては切れない運命に
    翻弄された女性たちが出てくる
    『夢よりも甘く』かな。
    結構不幸が続くんだけれども
    それはあることのせいで…

    これは私も受けている宿命だから
    痛い...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    前作ほどではありませんがこれも最後まで読むことができました。最後の話とミュンヘンの空港から街歩きまでの部分が特に良かったです。
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ
    贅沢なミステリー集でした。
    おどろおどろしいものではなく、茶目っ気がやリアリティーがあって1つひとつにはっとしたり、クスッとしたり、温かくなったり。
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ
    このご時世のお話が合って切なくなりましたね。
    途中の文章に暗雲が立ち込めてきますが
    最後に残った言葉に温まるものがあるのです。
    でも、やっぱりこのご時世のあれは憎いよ。

    それとある落とし物を拾った人の日記のお話も
    心の温まるものでした。
    秘密部分は文章通りに解釈しないこと。
    (文章上はそうは絶対に...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
     温かな記憶を巡る「想い出」アンソロジー。

     お気に入りは福田さんの「幸福のレシピ」と新津さんの「ゲストハウス」。

    「幸福の〜」は、パティシエだった亡き夫の想い出のクリームブリュレの味が忘れられない琴子。旅行先として昔住んでいた神戸で思いを馳せていると、ひょんな事から知り合った一樹と一緒ににスイ...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編
    想い出編は、昔の想い出のある土地、食べ物を巡る旅です。


    「あの日の味は」柴田よしき
    20代の時、京都の花園会館という集合住宅で一緒だった美奈、ムーちゃん、テラが三十年ぶりに京都で再会し、懐かしいラーメン店やウクライナ・ロシア料理店など巡ります。ムーちゃんは離婚。テラは病気を抱えており、美奈は独身...続きを読む
  • おいしい旅 想い出編

    ごちそうさまでした!

    ご贔屓の先生から始めましての先生まで、ほぼ全て楽しく美味しく読めました
    たぶん、ご近所のあのお店?とか今度旅行に行ったら探してみよう!とか実在するお店がモデルになっていたりでワクワクしました
    想い出編だったからか、ちょっと寂しかったり秘密があったりもしますが最終的には納得できるので安心して読めま...続きを読む
  • 惑 まどう
    まんぞく!
    ミステリってこのくらいのボリュームの短編集が読みやすいかもしれない。気分でない時は他の本に行って戻ってきても、弊害ないし。

    そしてどのお話も、どこか考えさせられる軸が入っている、気がした。

    個人的には、砂糖壺は空っぽ、喫茶マヨイガ、太陽と月が星になる、あたりが好きかな。
    ミステリと女...続きを読む
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ
    優しい作品が多くてほっとする。
    近藤史恵さんの「孤独の谷」は、この中ではぞくっとするというか、切ないお話。
    「扉を開けて」の不思議な雰囲気も、篠田真由美さんだーっとなって嬉しくなる。母娘のあまりに親密な関係が呼んだ「何か」。
    永嶋恵美さんのあれにはしてやられた。うまいなぁ。ああいうのは大好物。
    「青...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    旅と食をテーマにしたアンソロジー。
    行先は伊勢、松本、石垣島、ヴェネツィア、三沢、東京、レイキャビク。

    「初めて編」「想い出編」は既に読み終えていて、今回は「しあわせ編」です。
    やっぱり旅行と食べ物の話は読んでいてウキウキします。
    非日常の中で自分を見つめ直したり出会いがあったり、特別な時間を過ご...続きを読む
  • おいしい旅 しあわせ編
    ちょうど今年は伊勢に行こうと決めていたので、初めのお話はとても参考になった。行き方や伊勢うどんの由来、参拝の仕方など物語にちりばめられていたし、少年達の冒険を見守っている感じの話で、一番この中で楽しかった。どの作品も終わりに少しほっと出来てしあわせ編とはその通りたど思った。

    他5作
    ・失われた甘い...続きを読む
  • おいしい旅 初めて編
    旅と、食の思い出にまつわるエトセトラ。”初めて”と副題にあるだけあって、非日常。旅に出るきっかけもひとそれぞれ。
    下田に行ってみたくなった。
    台湾へは派遣で働いている彼女が一人旅、のはずが会社のお使いもする羽目に。
    函館はカフェめぐり。函館の話の内容は重たかったけれど、カフェには行ってみたいな。NH...続きを読む