中村光博のレビュー一覧
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読みやすい
こういうことがあったこと、日本人みんな知るべきとおもう
こんな女をもらったと思われるのが辛い と夫にも言えなかった のが印象的Posted by ブクログ -
「軍港の子〜よこすかクリーニング1946〜」というNHKのドラマを見て、
戦争孤児の史実を知りたくなり、手に取ってみました。
新書ですが濃厚な一冊。良書です。
沢山の方に読まれるべき、価値ある本です。Posted by ブクログ -
戦争がおわってから闘わざるを得なかった戦争孤児の事を知ってほしい。1945年の本土空襲が激化した敗戦前夜から敗戦後にかけて、親類に頼ることが難しい空襲被害者たちは、駅舎や地下坑道を占拠し、雨風をしのがざるを得なかった。特に、両親を亡くした子供たちの辛苦は、筆舌に尽くしがたい。生きるためには、スリや...続きを読むPosted by ブクログ
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絶対に絶対に絶対に戦争を起こしてはいけない。当たり前のことを深く再認識できた。
沢山の戦争孤児たちの壮絶な体験をもっと知るべきだし、絶対に忘れてはいけない。
戦争につながるものはいちいち全力で拒否していかないといけないのだと心に刻む。Posted by ブクログ -
マジョリティの視点ではなく、最も困難な周縁に置かれた人たちの視点から見た歴史は、日本ではあまり語られてこなかった。本当は周縁にいるマイノリティの視点こそが未来のために重要だ。Posted by ブクログ
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「だけど本当にほしかったのはぬくもりなんですよ」
■日本人として目を背けてはいけない事実■
知られざる戦争被害の一つの側面を見た。僕たちの祖先が被害者であると同時に加害者でもあったこと、日本人として知っておくべき内容だと思う。
何の罪もない子供がある日突然、戦争孤児になり、親が死んだことを悲しむ...続きを読むPosted by ブクログ -
NHKが戦争孤児となった人たちを丁寧に取材したルポ。
取材に答えてくれた方の切実な思いに涙があふれた。
現代の子供に対するいじめ問題に対して「駅の子」だった方からの言葉は、著者の言う通り賛否が分かれるだろうが、私の心にはとても響いた。当時いじめられていた自分はそうはできなかったけれど。
6歳から孤児...続きを読むPosted by ブクログ -
「駅の子」の闘い
戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史
著者:中村光博
発行:2020年1月30日
幻冬舎
アニメ映画「火垂の墓」が公開された1988年当時は、戦争孤児の兄妹が路上生活して死んでしまうことに同情する人がほとんどだったのだろう、しかし、最近テレビで放映すると、親戚宅や施設から飛び出した...続きを読むPosted by ブクログ -
終戦直後の上野駅構内には浮浪者、浮浪児が溢れ、毎日のように死者が出ていた。
板橋の孤児院では、冬に何十人もの子供たちが飢えと病気で死んでいった。
この本を読んだ直後、「終戦の翌年、2晩かけて兵庫の疎開先から母親と3人の兄弟と一緒に東京に着いた時、親父は迎えに来てくれなかった」という叔父の恨み言を聞い...続きを読むPosted by ブクログ