のまりのレビュー一覧
-
見知らぬ人の家に訪問看護に行く。とても怖いし信念がなくてはできないと思う。自分の投げかけた言葉でひょっとしたら相手は傷つくかもしれない。見落とした感情が死への導火線かもしれない。どうしても悪い方向に考えてしまうのだ。ファンタジーではないこういう内容が漫画で読めることは有意義だと思う。
-
このお話のように、統合失調症患者を支える家族の苦労を少しでも軽減させるため、訪問看護サービスの利用が統合失調症患者を持つ家庭にもっと広まればよいのにと感じました。
-
発達障害の患者さんのお話でした。この患者の親が、彼女が幼い頃から発達障害の特性を理解して育てていたら違った人生になっていたのでは、と気の毒になりました。
-
精神科訪問看護という職業があることをこの漫画で初めて知りました。過去の苦い経験を生かしてより良い仕事をしていこうという筆者の頑張りを感じられます。
-
訪問看護のサービスを受けている者です。
精神的に苦しい状態の時などは特に話を聴いて頂いて助かっています。看護師さんの一つ一つの心遣いが漫画で分かりやすく描かれていました。 -
精神科患者さんへの訪問看護を行う看護師さんのお話。
こういった普段あまり馴染みのない職業を見せてくれるマンガがあるのはとても良いことだと思う。 -
精神的な病気を患っている方のリアルな姿なのかなと思いました。実際身近にいないのでわからないですが病気の人とひとくくりせず大変だけれどひとりの人間として向き合っている看護師さんはかっこよかったです。みんなができるかと言われたらわからないし患者さんも自分の気持ちに寄り添ってくれたら嬉しいと思うので素晴ら...続きを読む
-
今は生き方や価値観が多様化しており、幸せの価値観も人それぞれだと思います。
このお話を読んで、精神疾患を持つ方が精神科病院に入院せず、訪問看護などの支援を利用して家族と一緒に近すぎない距離感で暮らすことは一つの幸せの形だと思いました。
-
凄く夢中になって読めます。精神科で働いたことは無いんですが、精神科や精神科の訪問看護の魅力が伝わってきます。
訪問看護師との信頼関係が築けた後、この患者さんが社会との繋がりを作っていけたのか、個人的に凄く気になりました。 -
今のところ、希望が持てる内容で救いがある。
でも現実は辛いことも沢山あるのだと思う。
この先、それが描かれるのかどうか。 -
絵はふんわりと優しい印象。
時々、不思議な絵。
顔の、この線はなんだろう?
顔の、この点はなんだろう?
時々、この絵はどういう事?ってなる。
読んでいて腹立つ事が多々ある。
なに、この患者!バカじゃないの?って。
私には務まらないわ。 -
精神疾患、本当に解らない。
脳の機能異常とは解っているが、なぜ本人はそれを自覚しない?
さっきまで死にたいって騒いでいた記憶が残っているのなら、他人を振り回して、なぜ平然としていられる?
統合失調症だって、幻聴が日本語で聞こえるって事は、自分の思考だからじゃないの?
自分の考えている事が、聞...続きを読む -
生きづらさを抱えている方々を取り巻く話ではあるのですが、絵柄のタッチがシンプルで柔らかく、主人公のナースの気持ちや自信なく迷いながら進もんでいく課程もきちんと描かれているので、共感しながら読んでいます。
こういうマンガを通じて、あまり知られていない世界や現場のことをもっと多くの人に知って欲しいと思...続きを読む -
長めに読みたいです。お試しだし分冊なので贅沢は言えませんけど、引き込まれます。
精神を病んだ家族を抱えるのは、端で見ているよりも大変なこと。分かったような顔されるのは私なら嫌だし、苦しいです。それでも訪問看護が入っているだけ、SOSを出せる機会があるはずですが。 -
話が理解しにくいとかではなくて、精神を病むと言うのは、一言では言い表せないくらいその背景に事情があるから、それを描いていくのは凄いことだとすれば思います。正解の無い世界だからこそ、少しでも目の前の患者さんと真摯に向き合えるといいですよね。
-
線が柔らかく、穏やかな画なので、重い話も読みやすい。ゴミのお話で、ご本人にとっては大切な物、と言う可能性もあるのだと目からウロコでした。ごく稀ですが、たまにちょっと様子の変わった方がいらして対応に戸惑う事がありますので、勉強になりました。