安武わたるのレビュー一覧
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美人の姉と
そうじゃない妹の
運命の別れ道
いつか姉に会えると希望を持つ妹
初めて客を取らされた夜、
絶望したところを
大地主の青年に助けられ何か起きそう -
なんか姉妹の格差を感じた
父が死んでしまって姉妹は人買いの競りにかけられる。
サヨリは高値で女衒に売られたのに対して
チヌは下層遊郭へ売られて悲惨 -
これって殆どの女性が経験してますよね…
職場の人とか、仕事の流れで接触があり、その上で親切に応対していただけの男に…とか
遊び仲間の一人で、他の男性と変わらず接してた程度の男とか
相手が距離を縮めてきたときの違和感ったら!!
自分の思い過ごし?自意識過剰?
特に会社関係は「失礼なこと考...続きを読む -
いろんな作家さん達の吉原エピソードが集められた一冊です
吉原と言うか、遊郭の
閉じ込められた世界の悲しい遊女達の話や、コミカルな話など
いろんな先生の作品を読んで見たい方にオススメです -
基本的に海外の猟奇的な殺人のエピソードばかりなので、映画を見ている様な感じで読めます
日本が舞台だったら、リアルに想像できて怖いんだろうな… -
かなり刺激的なロミオとジュリエットだけど、
やっぱりラストが切ない。
葉月つやこ先生の遊女の話は
とにかくエロの連続で興奮した。 -
哀れさを全面に押し出した話ではなかった。
主人公は優しく素直で強い。
だから美人ではないが強力なバックがつくんだろう。
姉と一緒に島に帰るという約束のために、ここまで一途に強くなれることが羨ましい。
が、姉!!
しばらく登場していないが落ちるところまで落ちてしまい、主人公とは対称的だ。 -
女郎物語です。
売られて、泣いて、恋して…
今の時代からは考えられないような出来事だけど
今の時代も似たような形
続きが気になって一気に読みました。
早く続きが読みたい! -
どの娼妓の過去も、全員普通の女の子で…突然遊郭に売られる事になって
想像を絶する様な体験をして、踏ん張って踏ん張って今の地位を獲得している。
巴太夫も普通の女の子だった…当たり前なのに、何となくトップの女性は最初から娼妓としての覚悟があったかの様な錯覚を持ってしまいます。
やはり、自分の中に「...続きを読む -
女性が初めて就いた職業が身売りと言われています。
人権もなく、商品として売買されていく女性たち。
辛い遊郭の話を決して暗くなく、でも軽んじてもない。
素敵な作品だと思います。 -
チヌは最初から散々な目に遭わされて、辛い身売りの開始でしたが、サヨリはちゃんと教わって苦痛と感じない様にしてもらってからの商売開始。
見事な対比が描かれていますね。 -
家族のために、当時の日本領の外地で身売りとしていたと言われるからゆきさん達。
日本に戻ってもきっと「外国人を相手にしていた女」と差別されたのでしょうね…。