庄野ナホコのレビュー一覧
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吉野万理子・作、松成真理子・絵、今泉忠明・監修「はらぺこペンギンのぼうけん」、2018.12発行。-60度にもなる南極大陸の氷の大地、皇帝ペンギンのお父さんは雪だけ食べながら2ヶ月ひたすら足の上で卵を温め続けます。体重は36kgから23kgに。子供が生まれるころ、お母さんが魚を取って帰ってきます。今...続きを読むPosted by ブクログ
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「それは、おおきなスイカでした」
重い物を猫が持てるとか、スイカにたこと魚がついているとか、大きなスイカって10キロくらいかなとか、スイカが海に落ちて一石二鳥だとか、そもそもスイカは浮くのかとか、猫はどうしてしゃべられるのかとか、猫ってスイカ食べるの?とか、一つの絵本から、いろんな感想が出てきてお...続きを読むPosted by ブクログ -
庄野ナホコさんの描くネコは、可愛らしくて、生き生きしてる。猫と謙虚に向き合っているからこそ、細かな機微までも描けるのだと思う。
二匹のクリスマスの夜に向けての、切なく、愛くるしい表情がいい。読み聞かせをしていると、「わーー」と歓声があがる。入り込める作品。Posted by ブクログ -
ルッキオとフリフリ第2弾。
相変わらず腹ペコの二人は大家さんの家でクリスマスツリーを初めて見て、自分たちもツリーを創ろうと思い立ちます。
その自分たちのツリーを自力で作るための涙ぐましくもしあがり残念な努力の様子についニヤニヤしてしまいます。
そしてやっと出来上がったツリーを男の子に「変なツリー…...続きを読むPosted by ブクログ -
ルッキオとフリフリのビジュアルがまず何とも言えない味わいです。そして一緒に暮らす貧しいネコ、食事は時々頼まれるネズミ捕りのねずみがメインというのがネコらしくてまたいい。
大きなスイカを見つけてこれを売ってご飯を得ようという二人(二匹?)の一生懸命さと報われなさに思わず笑みがこぼれてしまいます。
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これからの季節にぴったり。猫らしく冷めた2匹が、何とも言えずかわいい。大人にも、猫好きさんにもお勧めです。クリスマス編もありますが、シリーズ化してほしいな。Posted by ブクログ
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まず猫の絵がリアリティがあっていい。2匹の猫の関係が面白いし、ねずみ取りで稼いだり、松の木でツリーを作ったりが愉快で楽しい。そして何より欲しいものがネコ缶ていうのが最高!
15/01/11Posted by ブクログ -
3歳~。
夏に読みたい絵本。やや暗めの色調で描かれた「でかい猫」のコンビが、ユーモラスに夏をすごす。
他のシリーズも読みたい!
なめねこと聖おにいさんが好きな大人にもおすすめ。Posted by ブクログ -
イラストの可愛さに惹かれて、息子に読み聞かせようと思っていたら…私がハマって読んでしまいました。ペンギンには当たり前の子育てと自立なのだろうけれど、保育園に入ったばかりの息子と被って涙。
ファーストペンギンをわが子に任せるって重いなぁ。私に出来るだろうか。Posted by ブクログ -
自活している(笑)ルッキオとフリフリ
表情がいいです
しぐさがいいです
まぐろのネコカンどっさりたべてね
いいじゃんカツオもおいしいよ
《 ふたりして かざったツリー くつしたも 》Posted by ブクログ -
猫が就職するという発想が面白いなと思いました。服を着ているルッキオとフリフリ。着ているというより、着させられている感があるのが可笑しくて笑ってしまいました。ふたりは息の合った良いコンビだなと思いました。Posted by ブクログ
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このシリーズの中で一番好きかも。
あのルッキオとフリフリが初めてのお風呂も窮屈な服も我慢して、夢のお屋敷暮らしの面接に挑む。その結果は…。
猫はみんなかわいいが、ちょいふくよかなフォルムはまた何とも言えない愛らしさ。キツめの外見と高飛車な物言いだけれど猫爪の洗礼にもめげないし、フリフリに目をつけた奥...続きを読むPosted by ブクログ -
物語とはいえ、二匹の貧乏暮らしの設定はついしょんぼりした気持ちになってしまう。
もう誰かスイカ買ってあげて~と心の中で祈りながら読んでいたら、“エビでタイを釣る”ならぬルッキオとフリフリのまさかの実践“スイカでタコを釣る”にニヤニヤ。魚も釣れてマグロじゃないけどよかったねぇ~とホッとする。
二匹の必...続きを読むPosted by ブクログ -
一度見たら忘れられない庄野ナホコさん独特の画風。ルッキオとフリフリシリーズ第3弾。
二匹の猫がかわいくてたまらない。抜け目のないルッキオと要領の悪いフリフリのお互い足りないところを補い合っていく関係とか、普通に二足歩行の猫たちとか、世界観が好き。みんな真面目なのに、自然と笑いを誘います。小さい子(...続きを読むPosted by ブクログ