ダイスケリチャードのレビュー一覧

  • あの夜を覚えてる
    脳内で何度も再生されるあのジングル!
    夢中で深夜ラジオを聴いていたあの頃が蘇る
    作り手と話し手とそして聞き手の物語が
    自分の思い出とリンクしながら心を揺さぶってくる
  • 青くて、溺れる
    居心地が悪かった洋子が不思議な店へ行って、本音を出していて、本音を話すってことは大事だと思った。SNSで自分の悪口を見ると溺れそうだし、洋子の気持ちも、わかる気がする。溺れそうなところもあった。必ずは、本音を話すって言う事が大事だと思った。素敵な本だなぁ
  • しねるくすり
    面白かった。薬学の知識が皆無でも読みやすかった。めっちゃ良いところで終わった。
    私はずっと薫がセリーヌだと思っていたが由乃でびっくりした。一人称を使い分けてるのはずるいな〜
    どうして生きることが肯定されていて死ぬ事はダメなのか考えてみたが、あまりまとまらなかったが私が死ぬのを駄目っていう理由は分かっ...続きを読む
  • Bullets
    オシャレすぎて思わず飾りたくなるような表紙に
    目を惹かれ購入。

    中高生の方などが生活していく上での悩みなど
    主人公に共感する所が多いと思います。

    人間関係に理不尽な先生、学生ならではの悩みなど
    主人公達が悩んでいるところへある日、銃を手にする。

    試し撃ちをした所どうやら本物のようだ
    さぁ、どう...続きを読む
  • 青くて、溺れる
    すごく現実的なんだけど、喫茶店のみんなは‥。ちょっと読むかの気持ちで読み始めたら1時間半ほどで読めました。喫茶店のような、気が置けない仲間や場所。大事ですね。
  • しねるくすり
    生き方の中に死に方は含まれるのだろうか?
    もし、楽に死ねる薬があったら自分はどうするのだろうか?とか考えさせる本でした。
    薬学が全然わからない人でも読める作品です。
  • しねるくすり
    生きることに疲れた
    しねるくすりがあれば違った生き方ができる
    色んな事情を抱えながら皆生きている
    他人には見せない一面を誰もが持っている
  • 青くて、溺れる
    読んでるわたしまで、この青さに溺れそうになった。今、まさに、彼女のように溺れそうになっている人たちに届いてほしいな。
    彼女にこのお店があってよかった。優しくて悲しい彼らは、もしかしてたくさんの人のために、そこで明るく出迎えてくれるのかもしれない。
  • 青くて、溺れる

    人は簡単で楽なほうに流されるし、安易で簡単な方の言葉を信じる。
    だからこそSNSでの悪意は瞬く間に浸透して人の心を壊死させる。攻撃する相手も攻撃するその人の心をも。

    どうせ同じ『言葉』なら、人を貶めるより自分を腐らせるより、誰かを喜ばせたり自分が楽しくなる言葉を使いたいものです。
    そして、それを...続きを読む
  • いきるりすく
    表紙を見る限りでは、ポップなエンタメ系な物語を想像していたのですが、それとは違い、ハードボイルドを匂わすような警察小説でしたので、良い意味で裏切られました。

    主人公は、女刑事の安西京香。妹の死をきっかけに休職を余儀なくされた。復帰後最初に命じられたのは、ある自殺事件。そこから、アイドルの自殺事件や...続きを読む
  • しねるくすり
    「いつでも死ねると思ったら、生きていくのがラクになった」
    帯に書いてある言葉が、本当に分かる。
    もし、この本に出てくるような薬があったのなら、欲してしまうと思う。

    簡単に死ねる薬があったとして、それを誰かが配っていたとしたら、それは悪だと言えるのだろうか。
    その薬を持っているだけで、安心のようなも...続きを読む
  • あの夜を覚えてる
    オールナイトニッポンリスナーなので読んで見ました。
    オールナイトニッポンリスナーや深夜ラジオを聞いていた人にはそこそオススメ出来ますが、それ以外の人には…
    舞台脚本を小説化したためか心情描写が薄く、淡々と物語が進んで行くため没入出来ませんでした。

  • しねるくすり
    「いつでも死ねると思ったら、生きていくのがラクになった」と笑った親友は、薬を飲んで自殺した。 薬科大学での青春ミステリー。 重い話ではあったけど、わかるようなわからないような。私もお守りみたいな1錠はほしい。でも市販薬では、しなないよ。
  • いきるりすく
    この本は「しねるくすり」の続編で、自分は「しねるくすり」を読んでいなかったが充分楽しむことができた。総評として、確かに自殺者も多く安楽死が叫ばれているこの時代、飲んだだけで死ねる薬があったとしたら、社会に大きな影響を及ぼすだろうなとは感じた。その薬の持つ魔力や、警察の仕事などが事細かに描写されていた...続きを読む
  • しねるくすり
    映像作品を主として活動されておられた著者、平沼正樹さんが手掛けた小説。

    ミステリー小説なのですが、どちらかというとエンタメに近く、語り口も柔らかくて現代的なので読みやすかったです。

    「もし、一錠で苦しまずに死ぬことのできる薬がこの世にあったら」というお話。
    今作『しねるくすり』の続編として、『い...続きを読む
  • いきるりすく
    前著『しねるくすり』を読んでいた方がより楽しめるかな。
    「私たちは不完全な自分を受け入れながら前に進んで行くことしかできないのですね」...。一センチにも満たない大きさの白い球体に替わる何かを自分は持っているだろうかと考えさせられた。
  • 青くて、溺れる
    学校ではいじめられ、家では再婚した親に遠慮し居心地が悪い祥子は、ある日、入った喫茶店で、少しずつ勇気をもらい変わっていく。大塚さんが一番偉い(笑) 担任の先生が本当にそういう奴居そうな、保身主義。よくありそうな物語だけど、自分の気持ちを言わなきゃ伝わらないことや、自分を分かってくれる人の大切さを伝え...続きを読む
  • いきるりすく
    ストーリー自体は面白かったけど、双子の妹が姉のふりをして実際に自殺したのは姉の方だったところは無理があるんじゃないかと思ったり、夢の描写は分かりづらいところがあった。ラストは結局薬を持ってたの??っていう想像させる終わり方。
  • 青くて、溺れる
    特に現代のSNSでのいじめに対して改めて考えさせられる作品。
    展開は簡単に予想できてしまうが安定に面白い。
  • しねるくすり
    いつでも死ねる薬を手にした人と100日後に死ぬことが確定してるけど本人だけはそのことを知らないワニ、どっちの方が幸せなんでしょう