横山百合子のレビュー一覧
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近世と近代の入り交じる維新期の江戸東京を、身分的な枠組みの解体から描く。武士、町の家守、遊女、屠殺・皮革業者など、様々な事例を取り上げ、近年の学術研究も噛み砕いてわかりやすく解説しているので、とても勉強になる。
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1868.9.8元号が明治に改められて、天皇の東幸が
予定され、江戸を改めて東京府責任者の大木喬任
は祝賀として市中に酒をふるまう( `ー´)ノ
天盃頂戴として三千樽の酒が用意され、翌年二度
目の時は吹上苑拝観を許可して新政府は江戸の統
治を模索している(迷走かも)Posted by ブクログ -
江戸から東京への変化期の身分制から資本主義への諸相を民衆レベルで見た文献などの紹介。変化する人、変化にあらがう人などそれぞれの可能性に言及している。初心者にはこれでいいと思っておられるのかもしれないが、これが独自の視点というのも切り取っていただけたらなと思う。Posted by ブクログ