東海友和のレビュー一覧
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PMIを成功し続けてきたことが記載されている貴重な本だと思う。職人ではなくプロフェッショナルとして教育することの重要性、簡単そうで大変なことの片鱗を感じられる。
女性の社会進出が珍しい時代にこれらを達成し、仕組みとして作り上げた小嶋千鶴子は凄いとしか言い様がない。Posted by ブクログ -
1.今、自分は働いてますが、イマイチ合ってないのではないか?と思ったり、経営者は仕事に対してどんなことを思っているのか疑問に思ったので読んでみることにしました。
2.仕事の悩みを抱えている読者に対して一問一答式で答えていくスタイルで書かれています。基本的には、経営者として仕事のやり方であったり、マ...続きを読むPosted by ブクログ -
1.
小嶋千鶴子にとって仕事とは?
将来成長するためには何が必要か?
2.小嶋千鶴子とは何者なのかということが記されています。今では全国でも名だたるスーパーの1つであるイオンの基盤となった岡田屋さらにその先のジャスコを裏で仕切っていた小嶋千鶴子という1人の女性の話です。
彼女は、両親から岡田屋を引...続きを読むPosted by ブクログ -
自己の能力拡張が未来を切り開く原動力なのだと再認識させられる一冊。仕事に関する能力拡張はもちろんだが、芸術、禅の話が綴られているあたりと人間的能力拡張の2面で成長することが、厚みのある人間になる基本方針なのだろう。Posted by ブクログ
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先祖代々受け継いだベースがあるとは言え、親をはやくに亡くし学業の道を諦めて継いだ岡田屋。
その学業の道を、小売業の先進化、社員の教育、組織のベースアップに変え日本一の流通グループイオンに結実させた。
イオンというと岡田卓也氏が真っ先に思い浮かぶが、姉の千鶴子氏という強力なバックアップがあったから...続きを読むPosted by ブクログ -
仕事に対しても、仕事相手に対しても「母」のように真摯に向き合い、愛情を注いだ生き方に感銘を受ける。
同時に、100歳を超えた小嶋さんが語る”善く生きるということ”にはとても考えさせられた。60歳で役員を引退し、70歳超まで相談役を務め、その後は陶芸にいそしみ美術館をひらくほど、芯の通った生き方だ。
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経営をはじめ新しく何かをやろうとした場合、台本やシナリオがないことが多く、未知の世界への挑戦でああり、何もかもが予測不可能な
状況であることは承知しているが、この本をとおして、何事にもにも定石 はあり、定石を身につけるには、過去の出来事を知識化し、
過去と現在の情報や資料を収集・分析し、直面する...続きを読む -
ユニクロの柳井さんも本書を推薦していた。恥ずかしながら、本書を読むまでこの名経営者の名前すら知らなかった。面白かった。
小嶋は1977年、60歳にしてジャスコの役員を退任した。以前から役員の定年を60歳と決めていた小嶋はあっさりと未練なく実行した。このことは、役員がいつまでも役員として会社に残...続きを読むPosted by ブクログ -
筆者は元イオンの従業員ということもあり、少したたえすぎのように感じる部分はあるが、日本の小売業の地位を向上させるという志のもと、岡田氏の人生と人間性を知ることができて面白かった。
文中にある、会社を運営するための考え方は経営者だけでなく、組織の中で働く者にも参考になると思った。
小さな断片的な変化...続きを読むPosted by ブクログ -
イオン創業者岡田卓也について語られた本です。
イオンの歴史や考え方がよくわかります。
「上げに儲けるな、下げに儲けよ」は投資にも通じるよなぁと思いました。Posted by ブクログ -
本の前半は彼女の実績について。
これは彼女の凄さを裏付けるものなので、
そこを十分理解している人は2章から読むことをおすすめします。
「良いも悪いも関係なくたくさんのものを観る」
→記事たくさん読んで審美眼を磨く
「成功する人は必ず自分のビジョンを持っている」
→自分のビジョンを改め、デイペース...続きを読むPosted by ブクログ -
イオンの基礎を築いた、きょうだい、小嶋千鶴子氏と岡田卓也氏。この本では姉、千鶴子の経営観について書かれています。
著者はイオン草創期にこのきょうだいに仕えた東海氏。
イオンの商売のDNAが語られます。
イオンの基礎は主に人事を担当した小嶋千鶴子氏と主に営業や経営戦略を担当した岡田卓也氏のコン...続きを読むPosted by ブクログ -
イオンを育て上げた小嶋千鶴子さんの成功哲学が詰まった一冊。
組織における人材教育の重要性が繰り返し説かれている。
会社は発展し続けなければならないという前提の価値観が少し引っかかった。Posted by ブクログ -
●自分の教育にいくら時間と金をつかっているか、貯蓄はあるか、将来に向けてどんな準備をしているのか
●よき師をもて。師弟の縁は教わる側が選べば良い。師から選んでもらう「上から」の関係ではない。師と決めたら、徹底して自分の解釈をする
●「問題あらへんか」1現場の意識・関心を探る2従業員の現状を把握する3...続きを読むPosted by ブクログ -
イオンの実質的な創業者小嶋千鶴子。何と両親を20歳の時に無くしてしまう。弟卓也10歳。弟が成人するまで会社のかじ取りをする。
人が組織を作るとの考えの元、一貫して人材教育に力を注ぐ。
・問題が有ると、その人間の入社からの教育履歴をレビュー。必要な手を打っていくとはすごい。
・問題あらへんか?の質問...続きを読むPosted by ブクログ -
イオングループ名誉会長 岡田卓也の姉である小嶋千鶴子さんの伝記です。
著者は人事教育部で小嶋の下で働いていて、その時の体験と小嶋さんの著者を参考に作成したそうです。
内容は、小嶋さんの経営や人事に関する哲学と業績を紹介しています。
企業が存続するためには常に革新を起こし、変化し続けることが必要で...続きを読むPosted by ブクログ -
読み応えのある良書。本書は、小島氏をおそらく師として仰ぎ、一挙一動を見守った弟子の東海氏によって解釈した内容がまとめられている。10年先、20年先をイメージし、それを具現化するために日々鍛錬を積み重ねていった彼女の力強い生きざまは、圧巻である。
以下、本書より抜粋。
「小島は従業員をつかまえては、...続きを読むPosted by ブクログ -
早くに親を亡くし弟妹達を育てながら自身はジャスコの社長として腕を奮う。小嶋さんの信念を感じる一冊でした。仕事に慣れてくると忘れがちな大事な信条となる教えがたくさん詰まった本。これを実践されてた小嶋さんは無敵だったんだろうな。
何回も読み直したい一冊です。Posted by ブクログ -
日本最大の流通グループになったイオン。イオンの創始者岡田卓也氏の姉千鶴子氏は、両親・姉の死去で、23歳でイオンの前身・岡田屋呉服店(創業1758年)の社長となった(1939年)。婚約者もいたが結婚を延期しての就任、一人身で、戦中・戦後の混乱期を乗り切った。その後、1954年、10歳年下の弟、まだ早稲...続きを読むPosted by ブクログ