小崎哲哉のレビュー一覧
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2024.05.05 なかなか読み応えのある、ある意味深くて重くて辛辣な素晴らしい本であった。それでいて割とわかりやすい。勉強になった。著者には深く感謝を表明したい。Posted by ブクログ
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芸術は生産から選別へ
「アメリカ」マウリツィオ カテラン 18金の便器 2016年 原価数億円
グッケンハイム美術館 キュレイター ナンシースペクター
ゴッホ「雪のある風景」貸出し要求するトランプ大統領/ホワイトハウスへの代案
NEA全米芸術基金、NEH全米人文科学基金への圧力
ジュディ シ...続きを読むPosted by ブクログ -
アートと現代社会の連関を論評した刺激的な著書。トランプ大統領不再任と世界のポピュリズム化やあいちトリエンナーレからの県知事リコール問題など、書き下ろしをリアルタイムで読めたのもインパクト高かった。著者自身の強いメッセージがダイレクトに論評となっているのも小気味良い。Posted by ブクログ
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現代アートは意味をよませるもの。
読み手が中心な訳だから、レギュレーションもR指定もなくて、ただひたすらに、解釈して気に入らなければ拒絶すればよい、のだが。
津田監督はどこまで絵を描いてたのか。Posted by ブクログ -
分厚い本やけど、具体的でわかりやすかった。
ややこしく書いてなくて、興味深く読めた。
現代アートとそれを取り巻く社会についてよくわかった。
現代アート好きな人におすすめしたい。Posted by ブクログ -
現代アートのことはよくわからないけど,アートと世相,政治との関わりについては興味があったので読んでみた.
物事の美しい面だけを見せるのがアートではない,綺麗なものも醜いものも正しいものも悪いものも,全て包括して世界が出来上がっていることに気付かせ,思考を揺さぶるのがアートの役割,と読んだ.Posted by ブクログ -
業界について辞書的に出来事を知るには良かったけれど、もうちょっとアートのことについて掘り下げられていたらなあ、と持ったりしました。でもこうやって表面だけ見るのが現代アートなんだよというのであれば、そうなのか、と納得します。Posted by ブクログ
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どこか幕の内弁当的で一貫したテーマが見えてこなかったというかストーリーがよくわからなかったが、このメタ認知という輪郭がこの本の醍醐味なのかもしれない。Posted by ブクログ
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「現代アートとは何か」を標榜しながら、蓋を開ければwikipedia からコピペしたような人名の羅列に終始し、紹介される作品も大半が画像の掲載がないため、何がなんだかさっぱりです。
文章構成が滅茶苦茶(本題なのに、後述するが~が多い)で読みづらいことに加え、筆者の自己陶酔とエリーティズム溢れた文...続きを読む