小塩真司のレビュー一覧

  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    読みやすい良書

    自尊感情の高まりは死への恐怖を和らげる(存在脅威管理理論)

    浮気の傾向
    夫は妻が神経症傾向とナルシズムが高く、開放性が低い場合に浮気の可能性が高まり、
    妻は本人の外交性が高く、夫の神経症傾向が高い場合に浮気の可能性が高まる
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    これまでビジネス誌などで時折、目にしてきたグラフや心理学的言葉の意味を深く理解できたように思う。
    心理学的研究の限界や解釈の難しさについても言及されていて納得する。
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    性格は何歳で完成するのか?子供の頃の性格は大人になっても受け継がれるのか?性格は変わっていくのか?性格は遺伝するのか?
    などの疑問にできるだけ研究に基づきながら答えていくことをしているもの。
  • 性格がいい人、悪い人の科学
    ビッグファイブを中心にしたパーソナリティ心理学の入門書。とてもよく書けてるので学生様にすすめたい。人格障害みたいなのとビッグファイブの相関とかも紹介してあって、ネトル先生のライン。





    ビッグファイブとの相関の程度が示されているの以下。



    自尊感情、主観的幸福感、楽観性、レジリエンス、心的...続きを読む
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    性格とは何か?いつ安定するのか?地域差、年代差はあるのか?加えて、性格が人生に及ぼす影響に迫る。

    主にビッグファイブに基づいて性格が論じられる。性格は変化し続け、地域差、年代差があるとする。
    一方で、差があると言っても統計上その差は大きくないことも述べている。国内外のメタ分析を用いた研究を多数引用...続きを読む
  • レジリエンスの心理学
    レジリエンスを風に吹かれた木に例えていることが多い、と言われている意味が分かってきた。
     単に回復して元気になるというだけではない、様々な様態があることが理解される。
     卒論でも教育実習で失敗してどのようなレジリエンスがあったかということでもテーマになる。
    ☆カテゴリーのタブが反応しなくなったのはな...続きを読む
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    4章と5章が面白い

    こういう心理系の本の中で真面目?で読みやすい本は珍しいのでありがたいです。

    指導教官エピが個人的に好きです。
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    性格あたりの分野は、アカデミックな議論がないがしろになりがちだが、こちらは専門家のレビュー付きなので、有用。
    また話のねたにつかわせていただきます。
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    性格は歳とともに変わる。勤勉な人の方がコミニュケーション能力が高い人より社会で成功する。内向的な性格から外向的な性格へ、訓練すれば変えられる。
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    ビックファイブによる性格の分類
    ・外向性
    ・神経症傾向
    ・開放性
    ・協調性
    ・勤勉性

    勤勉性が高い人は長生きしやすい。欲情を我慢することが快感となり、ストレスを感じることなく健康に生きてくるからかもしれないという。
    協調性においては男性よりも女性の方が高いのは、老後のコミュニティやご近所さんの繋が...続きを読む
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    性格について論じた本。性格の年齢差、地域差、男女差に関するさまざまな言説や、結婚相手や職業選択といった人生の決断と性格との関連など多くの観点から性格を論じている。ふと「性格が〜」と言ってしまう場面に対して、研究を提示して実証していくのがとても興味深かった。1冊を通して何か結論に向かっていくというスタ...続きを読む
  • 性格がいい人、悪い人の科学
    ざっくりとパーソナリティ研究を把握するのに適している。文章は読みやすい。込み入った研究方法や研究成果の記述は少なく,読者が自分自身の日常に関連付けやすい。

    日本文化(東アジア)で承認されている性格特性が研究において埋没している可能性の指摘あり。
  • 性格がいい人、悪い人の科学
    パーソナリティ心理学専攻の教授による本。数々の性格のタイプ、心理テストの事例などから人の性格を分析している。

    タイトルから導きだされる各種分析から、最終章では「社会に望まれるのはどんな人」というサブタイトルで、「多様性」について問題提起をしている。ここの内容がやや目から鱗だった。

    試験の点数だけ...続きを読む
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    性格の5つの次元(ビッグファイブ)
    ・外向性
    ・神経症傾向
    ・開放性
    ・協調性
    ・勤勉性

    上記をもとに自己分析してみると、自分の性格がよく理解できそう。
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    性格の変化について知りたくて読んだ。
    研究の内容多めで、よく分からないとこもあった。

    私的には、5章が面白かった。
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    性格とは何か?性格の分類方法と、分類項目別の特徴とその傾向について、年齢・地域・性差・一生の変化などについての相関の有無の研究成果と性格の生かし方について紹介した心理学者の新書
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学
    何となく感じている性格に関する知識が、改めてデータを用いて実証されている。性格の完成については意外な結果で、人はある程度の年齢になると性格は変えられないんだろうな、と思っていたが、意識や習慣によってゆるやかに成長し続けると聞き希望が持てた。ただ、結局のところ「人による」というのが結論で、絶対は存在し...続きを読む