深尾三四郎のレビュー一覧
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脱炭素化の流れにあって、自動車業界がどのような状況に置かれていて、またその流れにどのように挑んでいくべきか書かれた本。
そもそも脱炭素とはどういうことなのか、ポリシーメイキングの観点からも含めて状況の把握に本著の重点が置かれおり、これからの脱炭素社会を勝ち抜いていくために何を知り、どう動きべきか考...続きを読むPosted by ブクログ -
現伊藤忠総研の深尾三四郎氏の著。プロフィール画像を見るとちょっと照れてしまうのだが、その経歴も情報分析もさすがという印象。2018年リリースの本作では、自動車業界の未来がミレニアル世代の台頭とそのUXを重視した嗜好性によって変化して行く様子が背景とともに語られている。Automotive業界に身を置...続きを読むPosted by ブクログ
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新しい概念をたくさん学べた。まだ咀嚼しきれてない部分もあるので繰り返して読むか、同じジャンルの本を続けて読みたい。
危機感を覚えるPosted by ブクログ -
①自動車メーカーが次世代モビリティで生き残るには高いデジタル技術を持つ企業などの外部リソースを取り込み、MaaSのアプリケーション提携企業になるしかない。
②テスラはエネルギーマネジメントの観点で、EVをベースに発電(太陽光電池)、蓄電、充電・利用という一連のエコシステムをスマートグリッドという形...続きを読むPosted by ブクログ -
ガラケーからスマートフォンに移行した時、移動式電話という従来の機能を超えて、EC・SNSといった新たな情報基盤やプラットフォームが生み出された。 この環境における勝者は携帯メーカーではなく、FacebookやTwitterといったアプリ開発者、GoogleやAppleといったOS提供者となった。
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モビリティの未来について思索するヒントにと思い読書。
モビリティのみならず、WEB3.0.スマートシティに関しても触れられており、認識の整理、思考を広げる参考になる良著。
ブロックチェーンのユースケースマップなども整理に非常に役立った。
よくある海外版ほど事例によっておらず、事例と概念のバランスが個...続きを読むPosted by ブクログ -
今、構造的な変化に苦しむ自動車業界が復活するカギは、ブロックチェーンにある。今後、様々な業界に拡がっていく、このブロックチェーンの技術と活用事例を紹介する書籍。
2019年以降、大手自動車メーカーによる生産能力の削減計画が相次いでいる。
それは、自動車産業が、生産規模を増やすことにより収益性が悪化...続きを読むPosted by ブクログ -
■結論
将来の世の中を見据えて、世界中でどのようなプレーヤーが自動車業界において、何を行なっているのかがかなり詳細に記載されており、大変勉強になった。
世界の自動車業界の発展度合いや、注目の中国企業の動き、そして日本の自動車業界の課題等にも言及してあり、自動車業界の現在と未来を把握するにはもってこい...続きを読むPosted by ブクログ -
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・モビリティは所有からサービスへ。
・その革命の牽引役は、ミレニアル世代。彼らの価値観が革命を推し進めている。
・シームレスな移動体験と、その先に待ち受けるそこでしかできない体験。地方の可能性。Posted by ブクログ -
車を取り巻く環境がこれほど変わっているとは思わなかった。自動車産業の今これからの変革を示す内容。
日本は自動車生産が頭打ち、世界的にも人口が減少傾向にある今、車は所有するものから、車を楽しむ環境をサービスとして受ける時代に。日本はトヨタが出遅れ感がありで、欧州や中国より、いわゆるMaaSの取り組みが...続きを読むPosted by ブクログ -
CASE; 独ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOによる造語
Connectivity, Autonomous driving, Sharing, Electric drive system
MaaS; Mobility as a Service
創造的破壊を提唱したヨーゼフ・シュンペータ...続きを読むPosted by ブクログ -
いま、クルマは単なる移動手段だけではない別の何かになりつつある。まさに電話がスマホななったように。この本は、その大転換のインパクトをさまざまな企業の試みを活写する。Posted by ブクログ
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MaaS/CASEについて解説した書籍の中ではいまのところベスト。
なぜモビリティに地殻変動が起きているのか時代、社会、そして世代の三視点から読み解き、
中国・インド・スイスといったモビリティの世界で急成長を遂げる国家の動きを見つめ、
デザイン思考の重要性を解きながら脱オールジャパンを提唱する。
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昨日まで浙江省杭州市で中国の発展の目覚ましさを目の当たりにした。杭州市は、阿里巴巴(アリババ)グループの本拠地だ。浙江省の人口6,000万人、その首都である杭州市は1,000万人だ。杭州市はほんの数年前まで人口700万人だったというからその人口流入のスピードは半端ない。銭塘江(川)の両岸には高層マ...続きを読むPosted by ブクログ
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・「モビリティ」という言葉は従来、人・モノを運ぶものという意味だったが、デジタル化の進展でデータを運ぶものという新しい意味が生まれた。
└モビリティ1.0 :エンジンで走る自動車が人やモノを運ぶ
└モビリティ2.0 :都市のデータを資源とするエコシス
テム(生態系)の重要な媒体
・自動車産業で最も...続きを読むPosted by ブクログ -
2019.01.24 情報が豊富で、世界のモビリティ事情がよくわかる。ほんと勉強になった。ただ、提言がもう少し有るとさらに良いと思った。ちょっと欲張りかもしれませんが。Posted by ブクログ
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将来的には自動車はEVへと進化し、モビリティとはデータの移動という位置づけになる。
本書を一言でまとめると、そのようになる。
自分の意見としては、自動車メーカーはその方向で生き残るのか、読んでいて疑問だと思う。
それは、本書が都市圏でのモビリティのみを主眼に置いていることに違和感を持っているか...続きを読むPosted by ブクログ