作品一覧 2021/10/15更新 モビリティ・エコノミクス ブロックチェーンが拓く新たな経済圏 試し読み フォロー モビリティ・ゼロ 脱炭素時代の自動車ビジネス 試し読み フォロー モビリティ2.0 「スマホ化する自動車」の未来を読み解く 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 深尾三四郎の作品をすべて見る
ユーザーレビュー モビリティ・ゼロ 脱炭素時代の自動車ビジネス 深尾三四郎 脱炭素化の流れにあって、自動車業界がどのような状況に置かれていて、またその流れにどのように挑んでいくべきか書かれた本。 そもそも脱炭素とはどういうことなのか、ポリシーメイキングの観点からも含めて状況の把握に本著の重点が置かれおり、これからの脱炭素社会を勝ち抜いていくために何を知り、どう動きべきか考...続きを読むえさせられた。 自動車業界を主眼に置いているものの、すそ野の広い業界ではあるので、広く脱炭素社会へどうチャレンジしていくかも書かれており勉強になった。 Posted by ブクログ モビリティ2.0 「スマホ化する自動車」の未来を読み解く 深尾三四郎 現伊藤忠総研の深尾三四郎氏の著。プロフィール画像を見るとちょっと照れてしまうのだが、その経歴も情報分析もさすがという印象。2018年リリースの本作では、自動車業界の未来がミレニアル世代の台頭とそのUXを重視した嗜好性によって変化して行く様子が背景とともに語られている。Automotive業界に身を置...続きを読むく人間としては、いささか理想に偏りすぎているようにも感じるが、DXを「煽る」立場としては素晴らしいの一言である。情報量が非常に多く論点も多岐にわたっているので初見で理解するのはなかなか重たいと感じたが、今でも参考となる一冊。2021年の現実と照らし合わせてみるのも面白いと思う。 Posted by ブクログ モビリティ2.0 「スマホ化する自動車」の未来を読み解く 深尾三四郎 新しい概念をたくさん学べた。まだ咀嚼しきれてない部分もあるので繰り返して読むか、同じジャンルの本を続けて読みたい。 危機感を覚える Posted by ブクログ モビリティ2.0 「スマホ化する自動車」の未来を読み解く 深尾三四郎 ①自動車メーカーが次世代モビリティで生き残るには高いデジタル技術を持つ企業などの外部リソースを取り込み、MaaSのアプリケーション提携企業になるしかない。 ②テスラはエネルギーマネジメントの観点で、EVをベースに発電(太陽光電池)、蓄電、充電・利用という一連のエコシステムをスマートグリッドという形...続きを読むで作ろうとしている。 ③デジタル社会の到来とデジタル技術がもたらす価値を理解し、世界の生産・消費主体となったミレニアル世代の存在を意識しながら、都市・エコシステムの発展を追求する。ことが次世代モビリティ社会を作る上では重要。 Posted by ブクログ モビリティ2.0 「スマホ化する自動車」の未来を読み解く 深尾三四郎 ガラケーからスマートフォンに移行した時、移動式電話という従来の機能を超えて、EC・SNSといった新たな情報基盤やプラットフォームが生み出された。 この環境における勝者は携帯メーカーではなく、FacebookやTwitterといったアプリ開発者、GoogleやAppleといったOS提供者となった。 ...続きを読む 同様の構図が自動車にも起きる。現在、脱炭素をキーとしたEV化が語られるが、それは単純なガソリン車からの燃料機構の置き換えではない。デジタル化の進展に伴って・モノを運ぶ従来の車両の機能(Mobility1.0)から、都市のデータを集め・運ぶ用途として変遷するだろう(Mobility2.0)。車両は都市のデータを収集し、自動運転車・ライドシェアリングの進化を促すことで、サービスとしてのモビリティが発達する。都市内の移動が活発化することで、さらにデータが収集され…といったデータを資源としたエコシステムが構築される。ここでの勝者は車両メーカーではなく、こういったデータを収集・プラットフォーム化できる企業になっていくだろう。 車両用途が変質していく点が非常に斬新でした。また、上記の事象はUXを重視するミレニアム世代の台頭、EVを国家戦略とする動きなど、世代論・国家戦略の観点から論じられているのが面白かったです。 Posted by ブクログ 深尾三四郎のレビューをもっと見る