青谷真未のレビュー一覧
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ずばりこの本こそが「読書嫌いのための図書室案内」であると思う。読書嫌いな人はどうにか頑張ってこの本を読んでほしい。読書がだという人はなぜ本を読むのか。そういう人たちは意識していないかもしれないがこの本では本を読むべき理由、読みたくなる理由が書かれている。それいがいにもただの設定かと思われた何気ない一...続きを読むPosted by ブクログ
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儚く切ない。真白が自分のためから響のために、響は真白のために行動するところが心を動かされました。一気に読むことをお勧めします。Posted by ブクログ
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切なくて,透明で,胸がきゅっとなる話。
青谷真未さんの小説の言葉の透明感が好きで,特にこの話の言葉の使い方が大好きです!ピアニストの指使いのようにすらすらと導かれているみたいに言葉が頭に入ってくるのが,魅力的です。
自分を持つこと,わがままを許してあげることが,一生に一度しかない自分の人生を楽にして...続きを読むPosted by ブクログ -
とっても面白かったです!面白い設定でもキュンキュン出来るし最後の結末はもう予想も出来ない...二度読み必須です!Posted by ブクログ
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最後らへんの「自分が勤めていた病院にいたすべての人間が、アンドロイドだったことに」の1行で鳥肌めっちゃ立ってめっちゃよかった!!Posted by ブクログ
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たまたま見つけて読んでみました。生まれて初めて小説で涙を流しました。「究極の恋愛小説」と謳っている通り内容は感動・恋愛。くどさを全く感じなくてすごく透明感のある作品だなと思いました。読み終わった時きっとあなたは温かい涙を流すことでしょう。
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衝動的に設立された放送同好会に所属することになった4人は、それぞれ悩みを抱えていた。その悩みを活動を通して明らかにし、解決していく物語である。一番好きな話は、競馬実況女子の梓の話である。
彼らがこれから歩む道には困難もあるだろうが、無事に部として活動できるようになれば良いなと思う。そして、部員も増...続きを読むPosted by ブクログ -
読書嫌いに読書案内ができるの!?
え!?どういうこと〜〜???!
と思って手に取った図書室案内の本。
エッセイのようなものかと思いきや、
ばりばりの小説、しかも少し重め。笑
どのキャラも立っていてすごくすき。
主人公の、共感覚。すごいな〜〜絵をみてみたかった。
そして、読書は普通に好きだけど、
藤...続きを読むPosted by ブクログ -
とてもおもしろかった!
学園・青春・ミステリー等の要素、読みやすい文章、起伏のある展開。とても良いバランスでミックスされていて、自然とページが進みました。
これでまとまってると思いつつ、"そこ"が分かった上での続きなりサイドストーリーなりが読んでみたいなという気持ちにもなってたり。
初読みだと思...続きを読むPosted by ブクログ -
YouTuberのベルさんの紹介から購入してみた。
とっても読み進めやすく、面白い。
読書嫌いの主人公が図書委員になり図書新聞を作る話。感想文を書くことで過去の贖罪をする先輩やら、先生の話…そして教科書にも載ってる物語とかもあってそれも分かりやすかった。Posted by ブクログ -
気の弱い主人公は小さいころのトラウマもあり、頼まれたことは断れない。
文化祭でも、手品部生物部文学部と自身の教室の企画に参加する一方、文化祭の事前企画で出会った彼女の落語の出し物につき合う羽目に。
優柔不断な主人公と思い立ったらまっすぐな彼女のやり取りがよかったです。
最後にわかる「やさしい死神...続きを読むPosted by ブクログ -
あなたは何のために本を読むの?
ある理由で本を読むのが嫌いな荒坂は、楽そうと入った図書委員会で図書新聞の再刊を任されてしまう。一緒に仕事をするのは無類の読書好きである藤生。読書感想文を紙面に載せることにし、自分以外の人に感想文を書かせようとした荒坂だが、そう簡単にはいかなくて——。
森鷗外「舞姫...続きを読むPosted by ブクログ -
「世界の中心で愛を叫ぶ」や「君の膵臓をたべたい」と似たかんじの物語。
展開はある程度予想できるのだけど、それでも「予想通りにいかないで」と祈るように読んでしまいました。
主人公2人の不器用でひたむきな真っ直ぐさとか、物語全体の透明感とか、全体的に切なかったです。Posted by ブクログ -
タイトルと表紙に惹かれて買ったけど、読んで良かったと思える作品。展開は予想できてはいたけど進み方が綺麗で終わった後はしばらく余韻に浸っちゃった。Posted by ブクログ
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高校生の軽い青春ものが読みたーいって気分になって読み始めたものの、現実にある作品も出てきて(それを読んでいたらもっと楽しめたかもしれない)ストーリーも誰も傷つかないし、、読後がスーッとします。そして、主人公2人!!!強くて勇ましい!!Posted by ブクログ
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読書が嫌いな荒坂と本の虫とされる藤生の2人が図書新聞の刊行のために、ある3人に読書感想文を依頼するところから始まる青春ミステリ。
たしかに同じ本を読んでいても好みだったり、またその中でも捉え方が違ったりする。その人の経験とか価値観、環境などが垣間見えるから面白いのだと思う。
主人公がなぜ読書嫌いな...続きを読むPosted by ブクログ -
読んでるうちにオチはそうなんだろうなあーって気づけたけど、アンドロイドが恋心に苦悶してるログとかはすごい印象的。Posted by ブクログ
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私自身、学生時代に図書委員だった経験もあれば、図書新聞の様なものを制作した経験や、本来飲食禁止の図書室にあって唯一例外の司書室でお茶やお菓子を食べたり、あるいは、閉架書庫に入って珍しい書物を見たこともあるので、内容に親近感を持った。
まぁ、高校生の男女が、暫くの間共同作業を行っているという話なので...続きを読むPosted by ブクログ -
旬の食材が有るように、旬の読書も存在する。 優柔不断だが優しい主人公。そんな主人公の欠点を補うような即断即決の美人の異性。この時点で布陣は完璧。 エンタメを接種してきた人間なら読んで数ページで展開、結末は読めてしまう。それでも良い。そういう読書があっても良い。 うだるような暑さ、思春期特有の先の知れ...続きを読むPosted by ブクログ