タールラズのレビュー一覧
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実務向きな本であり、行動経済学を参考にしている。一般的な交渉本はロジック一点であるが、それ以外の要素、人の心理行動にフォーカスしている。
是非とも読みたい一冊。Posted by ブクログ -
この本に三年前に出会っていたなら…。「人生とは交渉である」と著者は語る。
著者はFBIの主席交渉人としてテロリストや立て籠り事件、誘拐事件の現場で相手側と対峙してきた人物。現場での交渉経験とスクールでの交渉理論とを融合させた独自の交渉術を展開する。
職場や家庭でのやりとりは全てが交渉。様々なシーンで...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に勉強になった。原書が英語ということで、日本語に言葉を翻訳した際に英語でのこの言い回しが日本語にそのままあてはまるかな?と疑問に思うこともあったが、9割以上は使えるテクニック集だと思う。Posted by ブクログ
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<どんな本?一言で紹介>
職場や家庭でのやりとりは全てが交渉。
あえて「ノー」と言わせて本音を聞きだす、元FBIネゴシエーターの極秘テクニック。
<どんな人におすすめ?>
営業職、セールスが必要な人。
組織を動かすときのコミュニケーションに悩んでいる人。
リーダーになりたい人。
<読んだら、ど...続きを読むPosted by ブクログ -
読み物として、FBIの立場で携わった交渉ごとのストーリーは面白いものでした。
また交渉時に表出する事象に対して数々の洞察があります。
① 相手が本当に要求したいものを理解する必要がある。誘拐犯が金銭を要求しても、テロ組織の活動資金にしたいのか週末のパーティで豪遊したいのかで、交渉の進め方(優位性)...続きを読むPosted by ブクログ -
前半はなるほどタフな交渉に関わってきた著者の体験談で成り、読み物としてもおもしろい上に含蓄のある、交渉での相手との向き合い方などがびっしりでしたが、後半になるにつれて同じような内容が繰り返されるようになります。
「交渉は戦いではない。発見だ」
「人は『イエス』と言わされそうだと感じると守りに入る...続きを読むPosted by ブクログ -
20年ほど前にハーバード大学の交渉術として相手の「Yes」を引き出す事、win-winなどの言葉がはやった。
ハーバード流交渉術
1.人(感情)と問題とを切り離す
2,相手の立場(何を要求しているか)に囚われず、相手の利益(なぜそれを求めているのか)に焦点を合わせ相手の本当に望んでいるものを突き止め...続きを読むPosted by ブクログ