帝国データバンクのレビュー一覧
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成功した会社でも
まず取り上げられている会社は、いずれも創業10年以上をほこる優良企業であり、経営している中での浮き沈みを疑似体験できる書籍でした。
先行者だから、安泰ということではない、競合を見て、戦略を選んでいくことが、事業継続に寄与する。
勉強になった箇所
・大手 取り返せる程度の 粉飾...続きを読むPosted by ブクログ -
やり過ぎも、なにもしないのもダメ、売上を一社に依存してもダメと、中小企業に勤めている多くの人に役立つと思う。一社の文量が少なく、サクサク読めるのもいい。Posted by ブクログ
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勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。それは企業でも同じでした。成功には運や環境のウェイトがわりと大きいので、それをやり方をトレスしてもうまくいかないことがある。しかし、失敗には必ずはっきりした原因があるもの。
バブル崩壊はやはり大きいと思いました。ここをなんとなのりこえても、次のリーマ...続きを読むPosted by ブクログ -
今が当たり前ではないと思うことは難しいのでしょう。経営に限らず「諸行無常」を理解し生きていくことが大事なのだと思います。色んな倒産事例を読むにつけ経営者の人間性が垣間見れることも面白いと思いました。生き方そのものですね。Posted by ブクログ
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どの企業も古くからの優良企業で、でもコロナ・震災・円安・天候不順の影響を受けて倒産してしまったそう。
もちろんそれだけで倒産するわけではなく、その前から少しずつ歪みはあったらしいです。粉飾となると話はまた違いますが、それを一時的なものと捉えるか悪化すると捉えるか、その辺りは運要素も多分にあるんだろう...続きを読むPosted by ブクログ -
成功はアート、失敗はサイエンスと言われるので、とにかく失敗に共通する点を把握しておこうと思い、読んでみました。
中々面白いです。失敗した原因は事業拡大のタイミングや資金繰りの知見不足、人材をないがしろにした結果など色々な事例が書かれていました。
気になる方は一読オススメします。Posted by ブクログ -
こういう逆転の発想的知識も必要ですね。どういう状態が会社が潰れることなのか、意外と知らない。
それから読んでいて、人にもよるけど経営者によっては粉骨砕身ソフトランディングを試みた人もいる。一概に失敗と言うのは寂寥な気がする。Posted by ブクログ -
中小企業が倒産するまでの話が23個も紹介されていて、生々しい内容だった。自社の売上を超える無理な設備投資や時代の流れについていけないこと、内部分裂などが倒産に至る主な原因だと感じた。今まで就活で大手企業ばかり見ておりJR北海道が年に500億円の赤字、経営安定基金を利用して年に50億の赤字に対して、こ...続きを読むPosted by ブクログ
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粉食決算は論外にしても、早期事業拡大による資金繰り難、自転車操業などが主な要因。
そんな中、「破綻の先に夢は描ける」
この言葉の重さは江戸時代操業の企業からの発言だからの重みかもしれません。Posted by ブクログ -
タイトルから勝手に「この地元ならこのビジネスをやるべき」というものかと思いましたがさすがはデータバンク。
蓄積した各県民事業データをプロットして、県民性と共に客観的に分析してランク付けしていました。
自分のビジネス範囲や関わりがある都道府県については早見表がわりに使用したいですね。Posted by ブクログ -
以前、おなじ趣旨の本を読んでいる。今回はそれと別の案件を扱っている。20の企業が倒産に至った経緯を簡潔に解説している。「他山の石」としてこれらの事例を参考にできる、興味深い内容だった。
故・野村克也氏に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とかいう名言がある。本書もタイトルは「なぜ倒産...続きを読むPosted by ブクログ -
実際の倒産事例を取材や記事を通じてまとめる。
倒産という事実があって記事をまとめているのでひとつひとつには驚きはなく、「こんなことをやっていたらつぶれるわな」という印象。
現場ではもっと生々しい激しいやり取りがされたはずだがそこまでは読み手には伝わらない。Posted by ブクログ -
▼平成における倒産史
■24社に学ぶ平成における倒産事例とそこからの学び
「ドンブリ勘定は×
「早め早めの事業承継
「変化を拒まない
「倒産シミュレーションを事前に
(関連法制の理解等)
「経産省の経営者保証のガイドラインを読んでおくPosted by ブクログ -
倒産の引き金は銀行借入からの大きな投資が王道のようです。この場合、レバレッジなので大きく利益を得るか大きな損失となるか分かれるのは当然の帰結です。本業とは関係のない金融派生商品などは論外としても、大きな投資をする場合はそれに見合うだけの会社の体制(会計管理、営業力、技術力、従業員エンゲージメント等)...続きを読むPosted by ブクログ
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倒産に至る時系列がよく描かれており、状況の変化を肌で感じながら読めた面白い本。
会計的な話かなと思ったら、そこまで会計感は無かった。倒産に至るまでの状況の変化が克明に読み取れ、この本から疑似体験できたような気分になった。
頑なに方針を変えない古参経営者、倒産回避に向けて金策に走る経営者、そこにいる...続きを読むPosted by ブクログ -
多くの中小企業の倒産の経緯について書かれています。
特に著者の主観や分析等は入っておらず事実のみを書いています。
ですので特に対策などは書かれているわけではありません。
事例も特に特殊な例ではなく読んでいればあーあるあると言う感じの事例です。
だからこそ、自分の勤務先と対比したりして何かしら感じると...続きを読むPosted by ブクログ -
中小企業23社の倒産事例集。
話題性でいえば、大規模植物工場を経営する株式会社みらい。TV番組でも取り上げられ、技術力、将来性は注目されたが、生産物を販売する能力がなかった。工場で野菜を作ったはいいが、腐らせるだけで終わっていたらしい。
それから、ベストセラー「こびとづかん」を出版した長崎出版。...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなか生々しくて良い本でした。
「成功はアートだが、失敗はサイエンス」
という表現があったが、「成功は時の運だが、失敗は自分のせい」とも言えるかもしれない。
あと、倒産を経験した社長の、
「資金繰りで追い込まれる前に、抜本的な経営改革に着手すべきということです。金策に時間が取られると、それ以外の...続きを読むPosted by ブクログ -
倒産する理由には大きく4つの理由があると感じました。
1.今のままでいけると過信した時
勢いに乗ってきて急成長した会社は人の成長が伴ってないことが多く、出店しすぎや取引先を拡大させすぎて資金がショートする可能性が高くなります。
2.派閥争いが激化した時
経営陣で兄弟、親子でよく衝突します。その時に決...続きを読むPosted by ブクログ