麻生九美のレビュー一覧

  • 若草物語
    ファンタジーかよ!っていうね
    日本語で言うところの幻想小説かよ!っていうね

    四姉妹が良い子すぎてもうファンタジーですわ
    それに比べてうちの三姉妹ときたら!

    いや、待て待て

    うーん、でもそうかー
    父親わいやもんなー
    そりゃあマーチ家の四姉妹のようにはならんわなー

    よし!今からでも遅くない、わい...続きを読む
  • 若草物語
    4人の姉妹と母という女だらけのほのぼのした日常がなんとも微笑ましい。女だらけの家の母親なら普通、「娘たちをいい生まれの男に嫁がせて貧乏生活から脱却」するために動くはずだが、マーチ夫人は素晴らしい人間で、娘たちの幸せを願う人徳者である。よって社交界と関わるようなドロドロした展開には全くならず、安心して...続きを読む
  • 若草物語
    映画に魅了され、読破。ワクワクしっぱなしだったし、お母さんの名言多しで、150年?たっても色褪せない宝物の一冊になった。もっと早く出会えてたらなあ。マーチ姉妹大好きだ。続編も読みたい様な、読みたくない様な…
  • 若草物語
    まだ序盤だけど、面白いな〜
    隣人との掛け合いが今から楽しみです

    あぁ‼‼‼‼~終わってしまった。
    残りページが少なくなるにつれて、もう少ししかないって気持ちになりました。いつまででも読んでいたい物語。名作の所以がわかりました。
    マーチ婦人の子供の将来に対する考え方も参考になった。素敵だなと思った。
  • 若草物語
    感性、個性豊かな4姉妹の一年の物語にして作者の自伝的小説。
    中盤はやや中だるみ感があるが、第15章、電報あたりから一挙に緊迫し、その後のハッピーエンドまで一挙に読ませてくれる。
    まず、四姉妹の性格や闊達さに惹かれる。そして家族は愛情に包まれ、読み手まで優しい気分にさせられる。父親が不在の設定も、帰宅...続きを読む
  • オズの魔法使い
    東の魔女と西の魔女は悪い魔女です
    北の魔女と南の魔女は良い魔女です

    今日はこれだけでも覚えて帰って下さい

    というわけで、先日読んだ『若草物語』の新訳がすんばらしかったので、麻生九美さんおかわりです
    それにしても光文社古典新訳文庫には麻生九美さん、土屋京子さん、小尾芙佐さんと素晴らしい女性翻訳家さ...続きを読む
  • オズの魔法使い
    カンザスに住む少女ドロシーが、ある日家ごと竜巻に飲み込まれオズの国に降り立つ。
    家は偶然にも、オズの国東部のマンチキンを支配する東の悪い魔女を直撃。魔女を退治してくれたとドロシーは熱烈な歓迎を受ける。
    カンザスへ帰りたいと願うドロシーにマンチキンを訪れていた北の善い魔女は、国の中心部にあるエメラルド...続きを読む
  • オズの魔法使い
    それぞれの国の風景や街の描写がきれいだった
    冒険のシーンが生き生きと描かれてて面白かったけど、魔女を倒すシーンは驚くほどあっさりしてた

  • 若草物語
    中高年男性はお呼びでないと思うので、私の評価は参考にならないと思います。
    序盤の200ページくらいまでは「人生の残り少ない読書時間をこれに費やすべきなのか」と思って読むのやめようか迷った。
    同居人に激励(?)されたり、『細雪』の10年前と思えばよいのではないかと自己暗示したりして読み進めたら、途中か...続きを読む
  • オズの魔法使い
    児童書として読んだきりのはず(映画は大人になってから観た)

    悪い魔女を退治する経緯が、こんなにだっけ…?というほどにあっさりとしていたことにくすり。
    あとは冒頭のカンザスの描写もあって「そこまでしてでも帰るべき場所か?」と思ってしまった。ドライな大人になってしまった。

    巻末の解説には著者の生涯が...続きを読む
  • オズの魔法使い
     子供時代に児童文学はほとんど読んだことがなくて、本書『オズの魔法使い』もタイトルしか知らなかったが、今回初めて読んだ。

     カンザスに住んでいたドロシーと飼い犬トトが、竜巻で見知らぬ土地に飛ばされてしまう。戻るためにはエメラルドの都にいるという偉大な魔法使いオズの助けを借りれば良いと教えられる。
    ...続きを読む
  • 若草物語
    米南北戦争の時代のホームドラマ。従軍し不在の家庭、四姉妹の成長とそれを支える母の敬虔な物語。個性溢れる姉妹と隣人たちのやがて思いやりの気持ちが固い絆となっていく。古い著作だが色褪せないところがあり読み継がれていくのだろう。2022.2.5