鈴木鎮一のレビュー一覧

  • 愛に生きる
    これまで、スズキメソードについてほとんど知りませんでしたが、この本を読んで行間から溢れ出る鈴木鎮一先生の素晴らしいお人柄にとても惹かれました。

    すぐやること、休まずゆっくり続けていくことの大切さを思い出させてくれる本。
    はっとさせられる言葉がたくさん詰まった素敵な本です。

    「私の心に響いた文章ベ...続きを読む
  • 愛に生きる
    自分の子どもに才能教育を受けさせるかどうかは別として、
    読んでいて、その考え方には背筋がピンと伸びる。

    才能というものは、生まれつきあるものではなく、
    その育った環境によって育まれるものである、という考え方。

    それは、希望が持てるという意味で優しいようでもあるし、
    自分の努力次第という意味では厳...続きを読む
  • 愛に生きる
    幼稚園以来の幼馴染みが、アメリカの日本人幼稚園で先生をしている。
    ひょんなことから幼児教育に興味を持ち、一時帰国した友人に話を聞くと、いろんな本を貸してくれた。
    その中の一冊がこれだ。

    私の友人たちは、「ヨコミネ式」という幼児教育法を取り入れた幼稚園に子どもたちを通わせているが、
    確かに、子どもた...続きを読む
  • 愛に生きる
    この英才教育は人に競り勝つためのものとは違います
    「もし、世界の国々が自分の国々の幼い子供たちをほんとうによい人間に育て上げることに全力を注ぐならば、たぶん、地上から戦争はなくなるでしょう」
    という鈴木氏の言葉にあるように、もっと深い宗教的な念いを感じさせられる内容です。
    読みながら念いを実践に変え...続きを読む
  • 愛に生きる
    この本を初めて読んだのはもう10年位前になるだろうか。
     きっかけはエレファント・ラブというラップグループだった。渋谷のクアトロに忌野清志郎のライブを観に行ったのだが、そのときにジョイントで出演していたのがこのエレファント・ラブであった。ほとんどラップは聴いたことがないのだが、なかなか面白いもんだな...続きを読む
  • 愛に生きる
    1966年初版のこの本が読み継がれる理由。

    自己啓発はどうあるべきか。
    原点が垣間見えます。

    おすすめです!
  • 愛に生きる
    才能は生まれつきではない。たゆまぬ努力の積み重ね。
    幼児が500回で出来たことは、大人でも5,000回繰り返すと出来るようになる。
    著者の鈴木さんはバイオリン指導を通じて「才能は生まれつきではない」を教えているけど、全てのことに対して当てはまると思う。
    私は30歳にしてこれこそ一生をかけてやっていき...続きを読む
  • 愛に生きる
    スズキメソードの創始者である鈴木鎮一先生の著書です。この本自体1966年に第一刷発行とある程歴史のある物。内容を読んでまた驚き。私の親が子供だった頃既にこんなすばらしい幼児教育、ヴァイオリンを使った英才教育をしていたなんて!!鈴木鎮一先生のお人柄がこの本で伝わってきますし、私が音楽音痴なだけ余計に「...続きを読む
  • 愛に生きる
    本物の人間教育としての音楽教育について、深い情熱に基づき書かれており大変感銘を受けた。

    最上の環境において育てることが大事、天才という生まれつきの才能はない、どの子も育つ、育て方ひとつ

    という言葉に、才能のなさを嘆くおのれの小ささを恥じいった。最上の環境をどこまで作れるかは自信がないけれど自分の...続きを読む
  • 愛に生きる
    1966年初版だからか、今は都市伝説とされており事実かどうか定かでない「オオカミ少女」のカマラとアマラの話を実在のものとして信じて書いている部分もあり、作者の専門外の部分は慎重に読む必要がある。書になっているからと言って鵜呑みにはできない。

    「やるべきだと思いながら、ただちにスタートしない」ことが...続きを読む
  • 愛に生きる
    鈴木鎮一 「 愛に生きる 」音楽教育家の能力開発論

    「一に人物、二に技量」その道にすぐれるためには 人間として、すぐれた人でなければならない

    能力開発(新しい能力をつくる)プロセス
    *繰り返しを繰り返す→知識が身につく→能力になる
    *質の向上を目指す=もっと立派に

    能力について
    *生まれつきの...続きを読む
  • 愛に生きる
    ヴァイオリニストであり、スズキ・メソードの創始者でもある鈴木鎮一が、その教育法を確立していく過程を自ら振り返った1966年、37歳時の著作。
    鈴木氏は、世界的には音楽教育家および教育学の理論家として著名で、音楽を通じて心豊かな人間を育てることを目的とする教育理論は、日本よりも欧米、特に米国で高く評価...続きを読む
  • 愛に生きる
    教育関係者必読の一冊。能力は作るもの。完全なブランクスレート説に立つわけではないが,実際の生活や教育においては後天的な経験によって結果が変わるという説は親和性が高い。また,教えるを強調せず育つ部分に注目するアプローチも価値がある。構成主義的観点から考えても教育という営みに「育つ」要素は不可欠だ。
    ...続きを読む
  • 愛に生きる
    『生まれつきではなく、環境によって子供たちがその能力を身につけて育っている。』
    才能ではなくて、育つ環境がどれだけ大事かを痛感します。
  • 愛に生きる
    これを読んで俄然やる気がでてきた。いつまで続くか分からないがその都度読むべき本であろう。よっしゃー!!!
  • 愛に生きる
    [ 内容 ]
    音楽は高い感覚・美しい心をはぐくむ。
    そして、だれでもが、音楽を通して、生の喜びを感じ、あたたかい人間性を養うことができるようになる……。
    どの子も育つ育て方ひとつ――をモットーとした著者独特のヴァイオリンによる才能教育は、江藤俊哉・豊田耕児・志田とみ子・小林健次など多くの名ヴァイオリ...続きを読む
  • 愛に生きる
    人間に能力がある、才能は生まれつきではなく、作り出すもの、という著者の教育理念には共感できるものがある。芸術家の文章は今まで馴染みがなかったので、新鮮。美しさに対する感性というものも大事にしていきたい。
  • 愛に生きる
    才能は、生まれつきではない・・・。読んで、育てるって責任重いなあ・・って感じた。きっといろんな人が、考えは理解したけど、むずかしいなあって感じただろうなあ。だからこそ、メソッドが生まれる。それぞれのエピソードは、ちょい自慢ちっくだけど、感心した。やっぱり好きなことをする、一生懸命する、目の前の人に一...続きを読む
  • 愛に生きる
    教育のみならず、自分自身への戒めの面で共感する内容が多い本だった。「今すぐするか、しないか」などとても印象に残っている。
    「どの子も適切な環境を用意してやれば必ず伸びる」という考え。教師は忘れてはいけないと思う。
  • 愛に生きる
    才能は生まれつきではない。努力の賜物である。
    と、夢を見させてくれた大切な本である。
    残念ながら、実体験から「才能」は生まれつき(遺伝の割合が大きい)と感じる。これは、近年の研究からも明らかになっている。天才は、もともと下駄を履いており、さらに努力を重ねて高みに昇っていくのだ。その努力にしても、コツ...続きを読む